お彼岸過ぎあたりから ずっと具合が悪かったお義母さんが
とうとう一昨日に入院しました。
「87まで生きたんだから、もう病院なんて行きたくない。
思い残すことはない、ずっと家に居たい。今のままで幸せ。だからこのままがいい」
と涙ながらに訴えるお義母さんに 毎日パパと説得を繰り返しました。
痛みや苦しみがなければ、私もお義母さんの気持ちを最優先したかったけど、
余りに苦しそうで見ていられなく、かと言って無理やり連れていくこともできず、
どうしたら納得してくれるのか、毎日毎日ご飯を運びながらお願いしました。
そして一昨日・・・
重症の胸膜炎と診断され、即入院。
血中酸素濃度は79%ですぐに酸素ボンベが付けられました。
「よくこんな状態で我慢してましたね、かなり苦しかったはずですよ」
と ドクターの言葉。
高齢なので、どれくらいの治療期間になるかわかりませんが
とにかく、苦しみを取ってあげたい。
それだけです。
悪いところが治れば、また絶対に家に戻れるから。
なんとしても戻してあげたい。
こんな私でも やっぱり顔を見ると安心してくれるので
毎日、お義母さんに会いに行くのが今の私の仕事です。
今年の満開の桜は、病院の敷地内で。
どこで咲く桜もきれいだなぁ。