今日のシネマ
2019年イギリス、アメリカ合作
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映画ネタが続きます。
戦争映画は辛いのでなるべく観ないようにしているのですが
この作品は、サム・メンデス監督 が戦争体験者であるおじいさんから聞いた話を元に作り上げた
オリジナルのストーリーということで興味があったし
今年度のアカデミー賞でも話題になっていたのでどうしても観たかった。
上映中、ずっと身体に力が入り、観終わった後、ぐったりでした。(いい意味で)
「全編ワンカット」で撮影、というのが売りになっていますが、
実際には「ワンカット風」ということですね。
しかしまたそれを重箱の隅を突くように、いろいろ細かく言ってる人もいるんですよね。
宣伝て難しいな、と思います。
ノーテンキな私には十分「ワンカット」として味わえましたよ。
あの臨場感はすごかったし、四六時中 戦場に一緒にいるようでした。(だから疲れた。いい意味で)
これは絶対に劇場で観るべき映画です。できたらIMAXで!
肝心のストーリーですが、
第1次世界大戦を舞台に、若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクの2人が、
兄を含めた最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、
重要な命令を一刻も早く伝達するため、
さまざまな危険が待ち受ける敵陣に身を投じて駆け抜けていく姿を描いた。
と、映画comから引用させてもらいました。
ブレイクはお兄さんがその隊にいるから任務を受けた時、
ものすごい闘志を持ってグイグイ突き進むんだけど、
スコフィールの方は「なんで俺なんだよ」ぐらいの、やりたく無いオーラがバンバン出てる。
それがある事をきっかけにスコフィールが別人になる!
そのギャップにまずグイっと引き込まれたし
そこからは、彼と一心同体になって戦場を駆け回りました。
その投げ出された感はもう言葉で説明できるものじゃないので
味わってみたい方は実際に大スクリーンで体感していただきたい。
ブレイクは ディーン=チャールズ・チャップマン。
スコフィールは トイストーリーのウッディにそっくりな ジョージ・マッケイ。
ほかに マーク・ストロング 、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ
などの大御所も出ていますが この作品では完全に脇役です。
私はウッディ・・じゃなくてスコフィールにオスカーあげたいくらいでした。
よく頑張ったよ・・・
最後に映画の内容そのものには関係ないところでいくつか。
最初の方のカメラワークで、私は乗り物酔いしそうになりました。
それから急に出る大音で2度ほど身体がビクッとなりました。
でも両隣の方は大丈夫だったので、それは私がビビリだからだと思います。
三半規管が弱い方もお気をつけて。