◆アンダードッグ 前編＆後編◆

　今日のシネマ　

2020年　日本

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3人の崖っぷちボクサーの苦闘の人生模様を描いたボクシング・ドラマ。

劇場版は同日公開の前編・後編による2部構成で主演は森山未來、北村匠海、勝地涼。

一度は日本タイトルにあと一歩まで迫りながらも、

今は“かませ犬”ボクサーとしてリングに上がり続ける元日本ライト級1位の末永晃。

きっぱり諦めることもできず、デリヘルの送迎で日銭を稼ぎながらボクシングにしがみついていた。

そんな末永に対し、養護施設出身の若き天才ボクサー・大村龍太は、辛らつな言葉を投げかけてくる。

そんな中、大物俳優を父に持つ鳴かず飛ばずの芸人・宮木瞬がボクシングに挑むことになり、

テレビのイベントで末永とのエキシビジョンマッチの企画が持ち上がるのだったが…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（TSUTAYAより）

 

映画レビューがたまっているのに いつも後回しにしてしまう・・

忘れんぼの私は時間と共にどんどん内容が思い出せなくなる・・

 

 

・・・はい、スイッチ入れます

 

 

『百円の恋』と同じ、メインスタッフ（監督：武正晴、原作＆脚本：足立紳）ということで観てみました

前編、後編共に出ている人はほぼ同じですが

通して観ないと流れが掴みにくくなるかもしれませんので

観るなら是非前編から続けて・・

 

三人のボクサーが登場します

ライト級で脚光を浴びながらも今は廃れて かませ犬としてリングに立つ主人公、晃（森山未來）

若手ボクサーとして期待されているが何故か晃に挑発的で暗い過去を持つ龍太（北村拓海）

七光り芸人でありながら番組の企画でボクシングに挑戦することになった瞬（勝地涼）

 

三人が 置かれている状況の中もがきながら

リング上で見せるファイトシーンは 想像をはるかに超えていました

私は普段ボクシングとか全く興味がありませんが

手に汗握る、とはこういういこと

画面越しではありますが、間違いなく観客の一人になってました

ロッキー超えた、と勝手に思ってます

 

三人共すごいのですが、特に驚いたのは勝地涼・・・

もう ”前髪クネ男” なんて誰にも言わせませんよ（笑）

 

人生ドラマとしても十分見応えがありますが

とにかく試合のシーンが凄すぎてぐったり疲れちゃったにも関わらず

前編観たあと、すぐに後編観ちゃいました（４時間半！）

 

脇を固める役者さんたちも達者です

水川あさみ、　柄本明、　風間杜夫、　瀧内公美、熊谷真実　などなど

 

未来くんは大好きな俳優さんの一人です

これは全くの私見ですが、同年代の俳優さんとはちょっと立ち位置が違うような気がして

私の中では線引きして特別な場所にいる人です