やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

19歳になりました!

2024年12月08日 | 日記(息子・高校生)

息子、19歳になりました!

 

息子が18歳になってからの一年は、義母の病気もあり、特にあっという間だった気がします。

 

無事にこの日を迎えられて、本当に良かった!

 

昨日の誕生日、息子にリクエストを聞くと、

「お寿司を食べたい。」

ということでした。

 

ケーキは、サッカー部の最後の試合が15日にあるので、それまでに体重を落としたいと、試合が終わってから食べることになりました。

誕生日のプレゼントは、特に欲しいものがないそうです。

 

この日は主人が仕事だったので、義母は呼ばずに、夜に親子3人だけでお祝いをしました。

 

目先の目標としている高校卒業まで、あともうひと踏ん張りです。

息子なりに歩み続け、一人で宝塚市のグラウンドに行って利用申請をするなど、その成長ぶりに驚かされました。

 

思い描いていた子育てとは違っているものの、息子の誕生日が来るたびに大きな幸せをかみしめています。

 

息子への誕生日プレゼントは、「サッカー観戦旅行券」

 

来年、セレッソ大阪を応援しに、どこかのスタジアムへ行ってきます。

 

 

 

 

息子らしく一歩一歩・・・

 

元気に二十歳を迎えられますように!!

 

 


必要とされたから

2024年12月03日 | 日記(息子・高校生)

息子、昨日は、兵庫県の宝塚市立花屋敷グラウンドに一人で行ってきました。

 

グラウンド使用の予約を取るために8時に到着するよう、家を出たのは5時40分。

最寄りの駅まで車で送っていきましたが、そこから息子の一人旅です。

 

そもそも、この日は出席しなくてはならない授業があり、後期レポートを提出する予定日でもあり、さらに卒業アルバム用の写真を撮影する日でもありました。

 

なので、サッカー部の自主練習の声がかかったときに、息子は参加しないことにしていました。

 

それが、前日に、18歳以上でないとグラウンドの予約が取れないのに、3年生が誰も出席しないので来てほしいと、後輩に頼まれたようです。

 

いやいや無理でしょう。

と、私の心の声。

 

通学するのでさえ調子が悪くなるのに、2倍以上の時間がかかる、しかも初めての場所です。

大阪の南の端っこを出発するときは電車もすいているでしょうが、梅田に着く頃、さらに阪急電車に乗り換える頃は、通勤通学のラッシュ時。

川西能勢口駅に着いたらバスに乗って、降車してからも10分ぐらいは歩くようです。

 

「学校があるのに、無理せんと断ったらいいんやで。」

と、私は言いましたが、

「行きたいねん!

レポートは簡易書留で送るし、授業は別の日に出る!」

と、息子。

 

別の日とは、サッカーの試合の翌日で、疲れているだろうからと授業の予定を入れなかった日です。

 

「だいじょうぶ!

俺が行かんと、グラウンド使われへんねん!」

 

「だいじょうぶ!」と息子が言っているのに、無理だと決め付けるわけにはいきません。

もう後は、ただただ祈るしかありません。

 

息子が寝てから持ち物をチェックすると、リュックに入っていたのは、半袖、半パンの体操服。

鶴見緑地での練習でも、この季節は長袖のジャージなのになぜ???

ちなみにレガースやソックス、スパイクはきちんと準備していました。

 

翌朝、長袖のアンダーシャツを何枚か持って行って、汗をかいたら着替えるように息子に言いました。

 

息子は、言わば大人の代表者として、グラウンドの申請に行くのです。

グラウンドを使用するのは9時から11時なのに、8時に行くのは順番待ちのため?

みんなはその時間に来るの?

 

高校生ともなれば一人でどこにでも行って、あれこれ好きなことが出来るのでしょうが、息子は、サッカー部以外の他の行事には全く参加できず、遊びに行ったこともありません。

そもそも、人が怖くて、電車や教室にいるということが苦痛だという息子。

 

私は心配で夜も眠れなかったし、息子を駅まで送っていくときも胸が押し潰されそうでした。

 

けれど、

「〇〇ならだいじょうぶ!

何かあったら連絡しいや。」

と、送り出しました。

 

バスを降りてから道に迷ったらしく、息子がグラウンドに着いたのは8時半頃だったようです。

でも、予約の手続きは8時45分からで、その頃には3年生が他にも2人来たそうです。

 

8人のメンバーが集まって、4対4のゲームをしたようですが、

「グラウンド着くまでに歩き回って疲れたから、全然サッカー出来んかった。」

と、息子。

 

帰ってくるなり見せてくれた「利用登録決定通知書」や「グラウンド利用許可証」の代表者名には息子の名前が書いてありました。

 

必要とされ、誰かのために頑張った息子!

 

とても誇らしいです。

 

 


悲しかった読み聞かせ

2024年11月28日 | 読書・読み聞かせ

2学期の読み聞かせを行いました。

 

私は、11月の第3週と第4週の木曜日の朝の読書タイムに、2年生と3年生に読み聞かせをすることになりました。

 

選んだ本は、どちらの学年も「こえだのとうさん」ジュリア・ドナルドソン作、アクセル・シェフラー絵、いとうさゆり訳。

 

 

 

NHKのEテレで何度かアニメ放映されているので、知っているお子さんも多いと思いましたが、私の好きな絵本の一つなので読むことにさせていただきました。

 

主人公は、なんと小枝。

しかもお父さん。

ある朝、こえだのとうさんがジョギングをしていたら、犬のおもちゃにされたり、白鳥の巣を作る材料にされたり、ぷかぷか流れ着いた浜辺で、砂のお城に掲げる旗の支柱にされたり、ついには、遠く離れた町の家で暖炉のまきにされたりしてしまいます。

こえだのとうさんは、愛する家族のもとへ帰れるのでしょうか!?

 

・・・というお話なのですが、もちろんハッピーエンド!

「とうさん、とうさん、こえだのとうさん! 〇〇〇には ようじん ごようじん!」

というリフレインも楽しいです。

 

たった10分の持ち時間。

朝起きて、しんどいな~と思いながら、なんとか頑張って登校してきた子もいるかもしれません。

ちょっとほっこりしたり、少しでも明るい気持ちになってくれたらなぁと思います。

 

今回の読み聞かせは、2年生も3年生もし~んと静かに聞いてくれました。

それはそれは、静かすぎてこちらが緊張してしまうくらいです。

 

本当は、もっとリラックスして聞いてもらえると嬉しいのですが・・・。

 

2年生の読み聞かせのあと、子ども達が声をそろえてお礼を言ってくれたのですが、そのとき、先生が姿勢を正すよう注意し、上靴をきちんと履いていないお子さんを見つけて叱り、彼がなかなか履き直そうとしないので、先生は何度も叱って、終いには「失礼やろ!」とその子を怒鳴りつけてしまいました。

 

私の胸はきゅ~っと苦しくなり、きっとその子や周りの子ども達は、小さな胸を私以上にぎゅ~っと痛めているのだろうなと思いました。

 

すぐ教室から離れる私に、先生のご指導をどうこう言えません。

 

でも、私からは、机の下の足元なんて全く見えないのです。

それよりも、物語で楽しい気持ちになって、今日も一日頑張ってほしいと思っている読み聞かせの時間を、最後にこんな悲しい気持ちで終わらせることになったことが、残念で残念で仕方がありません。

 

どうか、この読み聞かせの時間が子ども達のトラウマなんかになりませんように・・・。

 

 


「元気が出てきた」

2024年11月18日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

「レクサプロ」を「トリンテリックス」に変更してから2週間、16日はメンタルクリニックの受診日でした。

 

この日は、カウンセリングはありません。

 

診察で、

「調子はどうでしょうか?」

と聞かれ、息子は、

「元気が出てきて、学校にも行けるようになったけど、その代わりというか、なかなか寝れなくなりました。」

と、答えていました。

 

「眠れませんか?」

と、先生。

 

「眠れないというか、11時ぐらいには寝れてるんですけど・・・。」

と、息子が言うので、

「今まで疲れて8時、9時には寝てしまってたのが、普通になっただけやと思うよ。」

と、私が言うと、先生も、

「そうですね、11時頃に寝られるようなら問題ないと思います。

元気になってきて良かったです。」

と、言われました。

 

このままトリンテリックスを続けることになりましたが、次のカウンセリングの予約が取れたのが5週間後で、診察もそれに合わせることになりました。

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、トリンテリックス錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠を5週間分、頓服としてのエチゾラム錠のみ0.5mgを一日6錠までを4週間分」を処方されることになりました。

 

実は、この2週間の間に、息子は2度、一人で登校しました。

授業が昼から1時間のみのときだけ、最寄りの駅までは車で送り迎えをしてですが、それでも勇気を出して頑張ったと思います。

 

一度目の帰りに電車の人身事故があったようで、予定より1時間ぐらい遅くなって、疲れ果てての帰宅。

 

それから、「何か起こりそうで怖い!」と不安がっていた息子でしたが、1週間後に再度一人で登校しました。

 

その次は、一人では登校できませんでしたが、息子が頑張ろうとしていることは分かります。

息子が「一人で行く」と言うときには、駅で見送り、不安でパニックになりそうなときは一緒に付いて行くという感じです。

 

元気が出てくると、チャレンジしようと思えるようになるのだな~と思いました。

 

このまま良い方へと向かっていきますように!!

 


「レクサプロ」を「トリンテリックス」に変更する

2024年11月06日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

義母が入院し、バタバタした日が続いています。

 

義母は、「深部静脈瘤塞栓症」から「肺血栓塞栓症」となり、さらに検査で首に「リンパ腫」が見つかり、「サイトメガロウイルス感染症」でもあることが分かりました。

2週間の入院予定が1ヶ月程となり、退院しましたが、すぐにまた再入院となりました。

 

そういう落ち着かない環境と、通信制高校の後期の授業が始まったこともあり、息子も調子の悪い日が続いています。

 

2日は、息子のメンタルクリニックの日でしたが、この日は、夫に連れて行ってもらうことになりました。

 

先生に渡してもらうメモには、

・後期の授業が始まってから調子が悪い。

・サッカー部の練習や授業もあまり出席していない。

・「何かが起こりそうで怖い」と言っている。

・1枚45分ぐらいで出来るレポートが、少しすると疲れてしまい、なかなか手に付かない。

・「頭の中でずっと自分が喋っている」と言っている。

と、書きました。

 

息子自身も、先生に調子が悪いことを伝えたらしく、以前から話があったように「レクサプロ」を「トリンテリックス」に変更することになりました。

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、トリンテリックス錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日6錠まで」を処方されました。

 

薬を変更するとしばらくは調子が悪くなる可能性が高く、2週間後にカウンセリングなしで診察のみ受けることになりました。

 

「トリンテリックス」は、副作用の少ない抗うつ剤で、比較的新しい薬だそうです。

 

この薬が息子に合って、気持ちが楽になるといいのですが・・・。