やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

レクサプロを1.25錠に増やす

2023年10月07日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

6日金曜日は、息子のメンタルクリニックに行って来ました。

7日、8日がだんじり祭で道が混雑するため、診察を一日早めました。

 

「調子はどうでしょうか?」

と、先生に聞かれ、

「学校が始まることもあって、調子が悪いです。

強迫性障害の症状が出て、何回も確認してしまいます。」

と息子は答えました。

 

「不安が強くなると、強迫行為をして、不安をなくそうとしてしているんです。

不安が強いときは、デパス(エチゾラム)を飲んで不安を抑えましょう。

2錠飲んで、まだ不安だったら、2時間後にもう一回飲んでもだいじょうぶですよ。」

 

「慢性的に薬を飲んでたら、いざというとき効かない気がするんですけど・・・。」

と、息子が言うと、

「僕も不安がどれだけしんどいか知っています。

薬で不安は一時的に抑えることしかできないけど、薬を飲んで不安がましなときに、楽しいこと、夢中になれることを見つけて、こう言っちゃなんですけど、その間に不安を忘れられるようになってほしいんです。

と、先生。

 

「先生、この子はサッカーが好きで、元気なときはテレビでも試合を夢中で観ているのですが、この頃はすぐ疲れて眠たくなって、寝てしまうことが多いです。

薬のせいで眠たいのかな?、と思うときもあります。

起きてるときは、ぐるぐる歩き回っていて、常に『誰かが見ている』みたいなことを言ってます。

強迫行為は、『虫を踏んでしまうかもしれない』と言って、見えない虫も気になるのか、普通に歩いたりできなくて、物を置いたりするときも、虫の上に置いていないかを何度も確認しています。」

と、私は言いました。

 

「虫を踏むことがあってもいいと思いますよ~。

優しいんですね。」

 

「はい、優しすぎるぐらい優しいと思います。」

 

「デパスは、不安を抑える代わりに眠たくなりますが、体質によってものすごく眠たくなる人もいるようです。

レクサプロを1.25錠に増やしてみましょうか?」

 

息子に確認すると頷きました。

 

「学校が始まるので、頓服のリスパダールの飲み薬も出していただきたいのですが、デパスを飲むのとどちらがいいのでしょう?」

 

「不安を抑えるのはデパスですね。

誰かが見ている、何かを言ってくるというような焦燥感やイライラを抑えるのはリスパダールです。

頓服として56回分出しときますので、様子を見て飲んでください。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで、リスパダール(リスペリドン)内用液1mgを56回分」を処方され、次の診察は29日後となりました。

 

11日から後期スクーリングが始まることが、息子にとって相当なストレスになっているようです。

 

それでも、

「サッカー部で結果を出せるようになりたい!」

というのが息子の目標なので、最低限の登校が出来るよう、これまで通り、励まし、付き添っていくしかありません。

 

サッカーという、大好きで夢中になれるものをすでに息子は持っています。

 

ただ、今の息子は気力も体力も十分でなくて・・・。

 

どうすれば、息子の不安をなくすことが出来るのでしょうか?

 

 


変わりはないけれど・・・

2023年09月12日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

9日、土曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうですか?」

と、先生に聞かれ、

「今はそんなに調子が悪いわけではないけど、もうすぐ学校が始まるので、またぐっと落ち込むような気がします。」

と、息子は答えていました。

 

「あんまり気負わないようにね。

毎日の生活の中で、小さな楽しみを見つけてください。

何でもない小さなことを楽しめることが大事ですよ。」

 

「お母さんから見てどうでしょう?」

と、聞かれたので、

「全国大会の疲れが大きかったのか、まだ寝てばかりいます。

起きているときは、ぐるぐるぐるぐる部屋の中を歩き回っています。

毎日何時間も歩いているので、辛くないのかな?と心配して聞いたら、辛くないそうです。

むしろ歩きたいと言うので、辛くないんやったらいいか~と思って、歩かせてます。」

 

「そうですか。

辛くなったら、言ってくださいね。」

 

次の診察は4週間後で、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで、」を処方されました。

 

息子の様子は前回からほとんど変わりなく、診察も書き記しておくほどのこともないけれど、息子が小学4年生のときからずっと記録し続けているので、やっぱり残しておくことにしました。

 

ずっとずっと先に読み返すことで何かが見えてくることがあるかもしれません。

 


細く長~く、他人と比べることなく・・・

2023年08月13日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

車検のため、代車を運転して病院に行かなくてはならないため、私は人の車を運転するのが怖くて、主人に運転してもらうことになりました。

息子が私に付き添ってほしいと言うため、家族3人での通院です。

 

「調子はどうでしょう?」

と、先生に聞かれ、息子は、

「全国大会が終わって、被害妄想みたいなのはなくなりました。」

と、答えていました。

 

「それは、良かったです。」

 

「でも、何をしたらいいか分からなくて、寝てるか、家の中をぐるぐる歩き回っているかだけです。」

 

「細く長~く取り組めることがあるといいですね。

太く短いのはインパクトがあるけれど、結構ダメージもありますから・・・。

細く長~く、他人と比べることなく、自分自身が楽しんで積み重ねていけるようなことを、『見つけよう』と思わなくていいから、待っていれば見つかりますよ。」

 

それから、私に、

「お母さんから見てどうでしょう。」

と・・・。

 

全国大会が終わってまだ疲れが取れていないのでしょう、ずっと寝てるか、ぐるぐる歩いているかです。」

 

「素晴らしい経験をされましたね!」

 

「はい、本当に良く頑張ったと思います。

まだ疲れているのが分かるのに、家の中を5時間、6時間と歩き回っているので、『疲れてるのになぁ。』『他のことにこのエネルギーを回せたらなぁ。』と思ったりします。

リスパダールを飲んで被害妄想的なものがましになったみたいですが、常用しているものを2錠から3錠に増やした方がいいですか?」

 

「今は被害妄想がなくなってるなら、その必要はないと思います。

調子が悪いときは、頓服で調整できますしね。」

 

「そうですね。

それと、エチゾラムが余ってきているので、一日2錠に減らしてください。」

 

次の診察は4週間後で、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで、」を処方されました。

 

カウンセリングがないので、10分も待ち時間がありませんでした。

12時の診察予約で、15分には会計終了です。

 

帰り道、久々に「びっくりドンキー」でランチを食べました。

 

息子は、「かつや」か「くら寿司」「ラーメン」かと・・・、色々考えて「びっくりドンキー」を選んだようです。

 

家族3人、たまにはこういうのもいいですね

 

 


頓服用のリスパダール内用液を1mgにする

2023年07月17日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

15日、土曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

日曜日に息子のサッカー部の練習試合があったため、息子は通院で疲れてしまって試合に参加出来なくなることを危惧して、私だけが病院に行くことになりました。

 

「調子はどんな感じでしょうか?」

と、聞かれ、

「先月の診察から2週間ほどはぐっと調子が落ち込んで、リフティングすることもやめ、部活にさえ行けなくなりました。

でも、また、リフティングを始めて、少し走るようになって、部活にも行くようになったので、全国大会に行こうと覚悟を決めたんやなって思いました。」

と、答えました。

 

「それでも、電車に乗ったり、教室に入ることは不安みたいです。

7月の初めに私が調子を崩してしまったので、『一人で学校に行くから!』と言ってくれていたんですけど、出発直前にやはり調子が悪くなって一人で行くことは出来ませんでした。

〇〇が学校で授業を受けている間、私は買い物とかに行っててもいいんじゃないかと思うのですけど、学校で、すぐ近くの教室で待っていないとダメみたいです。」

 

何かあったときにすぐ駆けつけてもらえるように、ってことですね。」

 

「はい。静岡での全国大会も、一応そのつもりで、すぐ駆けつけられる状態にはしておこうと思っています。

心配なのは、電車とかでよく『誰かが威圧してくる。』と言ってることです。

『どんなふうに威圧されるの?』って聞いたら、『お前なんか死んだ方がいい。』みたいなことを言われるらしいです。」

 

「威圧というよりは、被害妄想ですね。

頓服で飲んでるリスパダールを増やしてみませんか?

体も大きいし、2つ飲んでみて、もし、それでましになるようでしたら、常用しているリスパダールを増やしてみようと思います。」

 

「2つ飲むことにして、一日に何回まで飲めますか?」

 

「2つずつ2回飲んでもだいじょうぶですよ。

0.5mgを56回分出しておきますね。」

 

次の診察は4週間後で、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、リスパダール内服液0.5mgを56回分」処方されました。

 

昨日の練習試合は、主人が付き添うことになりました。

私は、よしずを買いに行ったり、息子がいるといつも短時間で帰らないといけないので、久々にゆっくり買い物をすることが出来ました。

 

息子は、試合で1点ゴールを決めたものの、早い時間に転んで膝をすりむいてしまい、ベンチに下がることになったそうです。

 

部員、13人。

去年の全国大会は、人数が揃わず9人だけで戦って、一回戦で負けてしまったそうです。

 

今年はどこまでいけるか!?

 

息子の気力体力がどれだけ持つか分かりませんが、やれるところまでやればいい!!

 

夏の挑戦はもうすぐです。

 

 

 


全国大会へ

2023年06月17日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子のサッカー部は定時制通信制高校の大阪府春季大会で優勝し、全国大会に出場することが決まりました。

 

定時制通信制高校でサッカー部があって頻繁に部活が行われている高校は少なく、なおかつ息子達の高校はシード校だったので、準決勝から出場して2回試合に勝っただけで優勝です。

 

それでも、準決勝ではPK戦までもつれ、観ている私もハラハラしました。

息子は、準決勝と決勝の前半でプレイし、バテバテながらも精一杯頑張りました。

 

これで、息子がこの高校を選んだ目的の一つを達成!

次は、実際に全国大会に行けるか!?です。

 

4日に春季大会があり、その疲れのせいか、がくっと息子の調子が悪くなってしまいました。

 

「外に出たくない。」

「何人もの目が僕を威圧してくる。」

「頭の後ろ側が溶けてるみたいで、気持ちが悪い。」

またお風呂に入ったときに、呼び出し音を鳴らして、「扉の傍におって!」と言うようになりました。

 

そんな中で、今日はメンタルクリニックに行ってきました。

 

診察室に呼ばれたとき、息子はトイレに行っていたので、私だけ先に・・・。

 

「調子はどうでしょう?」

と、聞かれ、

「あまり良くないです。

常に誰かに見られて、威圧してくるみたいなことを言っています。

それに、『頭の後ろ側が溶けてるみたいで気持ちが悪い』と言うんですけど・・・。」

と、答えたところで、息子が診察室に入ってきました。

 

改めて調子を聞かれた息子が、

「部活と授業と2日連続で出ないといけないときがあって、そういうのも乗り超えていかなあかんと思っているけど、限界を超えてしまった感じになってしまいます。」

というようなことを言っていました。

 

「疲れですね。

そういうときは、しっかり休むことですね。」

と、先生。

 

「でも、もっとやれるようにならんなあかんので・・・。」

 

「だんだんやれるようになってきてます!

そういうときこそ、焦ったらだめですよ。」

 

「実は、サッカー部が全国大会に進むことになって、静岡での大会なんですけど、〇〇は『行きたい!』って、言ってますが、新大阪からチームでの団体行動なので、長時間、何日もだいじょうぶなのかな?って、心配しています。

2時間程の部活と1時間の授業で、それでもすごく疲れるみたいで、その前に電車に乗っているときも、誰かに威圧されてるみたいな気持ちになって、実際それで大声をあげたこともあるのですが、そういうことをして、周りの人から『なんやこいつ?』って攻撃されへんかが心配だったり、自分も攻撃してしまうんじゃないかと心配みたいです。」

と、私は言いました。

 

「それは、しんどいですね。

しんどいときは休むことが大事なんですけどね、こんな滅多に出来ない経験を、私から『無茶やからやめろ』と言うことは出来ません。

『行きたい』と思う気持ちがあるなら、頓服のリスパダールを飲みながら乗り切るしかないでしょう。

リスパダールの頓服をお出ししましょうか?

何日ぐらい行かれるのですか?」

 

「開会式と1回戦で最低でも1泊、決勝まで勝ち進めば4泊か5泊。」

と言うと、

「4泊や。」

と息子。

 

「まだ頓服のリスパダールは残っています。

全国大会は7月の終わりからなので、次の診察のときでもだいじょうぶです。」

 

次の診察は4週間後で、薬は引き続き「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」となりました。

 

サッカー部でのみんなと一緒に全国大会でプレー出来たら、何かが変わるかもしれない!

という期待はあります。

 

その反面、電車や教室が苦痛なほど不安が強く、その上、疲れやすさのせいか1日12時間以上の睡眠が必要で、週に3日外出するのは困難という息子が、本当に乗り切ることが出来るのか?と、心配もあります。

 

息子には、

「だいじょうぶ! 何とかなる!

どうしても〇〇が調子が悪くなったときは、いつでも飛んでいけるように近くにおるから!」

と、言い聞かせてます。

 

主人は、仕事や猫の我愛羅のお世話で1試合観に来られるかどうのようで、実は、私、一人旅なんてものすごく不安なのです。

股関節が悪くてあんまり歩けないし、荷物もあんまり持てないし、方向音痴だったりするけど・・・。

 

何とかなりますように!!

 

 


通院証明書を書いてもらう

2023年05月21日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

20日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

診察では、息子は、

「レポートをしようと思って、それは出来てるけど、他のことが何も出来てなくて、こんなんでいいのかなって不安になることがあります。」

というようなことを言っていました。

 

「いいんです!

前にも言ったように、小さな成功体験が必要なので、レポートが出来たことをもっと自信に思ってください。」

 

「それは分かっていて、そう思うようにはしているんですけど・・・。」

 

「お母さんから見てどうでしょう?」

 

「レポートを一日1枚やらないといけなくて、40分ぐらいで出来そうな分量ですが、かなり疲れてしまうのか、何度も休憩して一日かかって仕上げるのがやっとな感じで、他に何も出来ません。」

 

「疲れるのでしょうね。」

 

「今週は月曜と金曜に出なければならない授業があったのですが、登校出来ませんでした。

それで、学校にもっと配慮をしてもらえるように、通院証明書を書いていただきたいのですが・・・。」

 

「この前、書きましたよね。」

 

「毎年、提出しないといけないみたいです。」

 

「料金がかかりますよ。」

 

「はい。

前回、『広汎性発達障害』と書いていただいたのですが、『強迫性障害』とか『不安障害』とか、加えていただけないでしょうか。

授業の途中でしんどくなって教室を出ると出席を認めてもらえなかったりするので、電車に乗って登校したり、教室に座っているだけで、ものすごく大変で頑張っていることを分かってもらいたいんです。」

 

「そうですね。

分かりました。」

 

薬は引き続き「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

証明書には、傷病名「広汎性発達障害、不安障害」、特記事項に「不安、コミュニケーションの不得手、こだわり、強迫症状が遷延しており、現在通院中」と、書かれてありました。

 

証明書代3300円。

 

これで、今までより配慮してもらえるのかどうかは分かりませんが、先生方にもう一度お願いしようと思っています。

 

息子が本当に大変な中頑張ろうとしていることを分かっていただきたいのです。

 

 

 


『失敗をしてしまいそうで怖い』

2023年04月26日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

22日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうでしょうか?」

と、先生に聞かれ、息子は、少しの沈黙の後、

「ここんところ毎日のように何かをやらかしてしまってて、また失敗するんちゃうかって不安になって、いつか取り返しのつかない大きな失敗をしてしまいそうで怖くて、それで強迫性障害になってるような気がします。」

というようなことを言っていました。

 

「確かにその可能性が無いとはいえません。

実際にそういう人はいますしね。

どういう失敗をするのか、失敗したことをノートに書き出してみたらどうでしょう。

と、先生。

 

「一つ一つは大したことじゃなくて、何か一つのことをしようとすると他のことが頭から消えてしまって、それで、マスクを失くしたり、筆箱を忘れて帰ってたり・・・。」

 

「何も失敗をしなかったときは、自分をほめてあげてくださいね。

それに、『失敗してもだいじょうぶ』って、根拠のない自信を持つことは大事だと思いますよ。」

 

今回、私は何も聞かれませんでした。

自信を持つことが大事だと言われているので、あえて息子の不安な様子や失敗したことを並べる必要もないと思って、私も何も言いませんでした。

 

「加味帰脾湯を一日3回に増やしましたが、どうでしたか?」

 

「正直、お昼は飲み忘れることがあって・・・。

でも、飲んだときは不安がましなような気がします。」

 

「では、このまま一日3回にしましょう。

ゴールデンウィークですしね。

ゆっくり過ごしてくださいね。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 


「だいじょうぶやで!」

2023年03月28日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

25日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

この日は私の緑内障のための通院日だったので、主人が息子を病院に連れて行ってくれました。

 

息子はずっと不安が強いままです。

 

主人は、

「『誰かに見られている。』みたいなことをよく言っている、ってことは伝えた。」

と、言っていました。

 

「なんとかっていう薬を飲めば被害妄想はましになるみたいやけど、これ以上薬を増やすと副作用が心配やから、とりあえず一日2回飲んでた漢方薬を3回に増やしみようということになった。」

のだそうです。

 

これまで朝夕2回飲んでいたツムラ加味帰脾湯エキスを朝昼夜と3回飲むことになり、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

新学期が始まるのが不安なせいでしょうか、息子は

「お前はどうしようもないやつやなぁ。」

とか、

「死んでしまえ。」

というような声が聞こえてくるようです。

 

「怖い、怖い・・・。

誰かが殺しにくるから、僕を守って!」

と、私にしがみついてきます。

 

息子自身が自分のことを「どうしようもないやつ」と否定しているからそういう声が聞こえるのでしょうか?

 

「誰かの声なんか気にせんでええで。

『だいじょうぶやで!』って、そんなときこそ自分に言い聞かせたってや。

〇〇は、優しくていい子や。

ママらの大事な宝物やし、我愛羅にとってはかけがえのない恩人や。」

 

心の不調は思うようには良くはならないけど、私が「だいじょうぶ」と信じる限り、息子も「だいじょうぶ」と思えるようになっていく気がします。

 

我愛羅がにゃんにゃん鳴くと、

「だいじょうぶやで!」

と、声をかけている息子。

 

 

 

それを見ていると、本当にだいじょうぶだという気がするのです。

 

 


癒されているようです

2023年02月25日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうですか?」

と、先生に聞かれ、

「一日10分走るようにしているけど、それ以外は、猫がいるから、猫と一緒にゆっくりしてしまって何も出来へん感じです。」

というようなことを、息子は言っていました。

 

「癒されますか?」

 

「はい。」

 

「猫って、懐くのに序列とかあるんですかね?」

 

息子が何も答えないので、

「やっぱり、ご飯をあげる人が一番みたいです。

でも、懐っこい猫で、息子にもよく懐いていて、膝の上に乗ったりしています。」

と、私が言いました。

 

「どんな猫? 何色ですか?」

 

「黒白。」

と、息子。

 

「かわいいんでしょうね。」

 

「はい!」

 

猫の話が終わったようなので、

「学校が長期休みに入ったので、電車とか乗らないのですが、それでも、『誰かが見てくる』とか『威圧してくる』みたいなことを一日に何度も言ってるのですが・・・。」

 

「リスパダールを増やしますか?」

 

「液状の即効性のあるリスパダールをもらってますが、外出しているわけじゃないからか、飲まないんです。」

と、私が言うと、

「リスパダールを飲む感じではないから。」

と、息子は言いました。

 

「もしかして、言うのが癖になってる?」

と、思わず私。

 

「被害関係念慮なら、リスパダールを飲めばましになると思いますよ。」

と、先生。

「調子が悪いときに飲んでみて、それで良くなるか、そうじゃないか試してみてください。」

 

次の診察は4週間後で、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」を処方されました。

 

息子が言う「猫と一緒にゆっくりしてしまって何も出来へん感じ」って、よく分かります。

我愛羅が膝に乗ってきて、なでなでしていたら一時間ぐらいあっという間に過ぎてしまいます。

 

その我愛羅、右目だけなんだか目やにがすごくて、我愛羅の預かりボランティアさんに相談したら風邪のひきはじめらしいのですが、息子があんまり心配するので、動物病院に連れて行きました。

 

可能性としては、風邪かアレルギーか、犬歯が折れているのでそこからばい菌に感染してしまって、折れてる側の目からだけ目やにが出るか…ということでした。

 

とりあえず、抗生物質を飲ませて様子見です。

 

猫エイズで免疫が少なく抵抗力がないため、元気な猫ちゃんには何でもないことで重症化してしまう可能性があると聞いていたため、早めの受診に越したことはありません。

 

幸い、我が家から動物病院まで徒歩3分。

往診もしてくださるそうです!

 

 


リスパダール内服液を処方してもらう

2022年12月19日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

17日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

息子のみのカウンセリング1時間の後、診察に呼ばれたときはちょうど息子がトイレに行っていたので、私だけ先に診察室に入りました。

 

「調子はどうでしょうか?」

 

「悪いです。

四六時中、『だいじょうぶかな? だいじょうぶかな?』と、言っていて、不安が強いです。

電車に乗るのも怖くて、『誰か何か言ってくるかもしれへん。』『威圧されたらどうしよう。』と言ってます。

私が一緒に学校へ行くと不安はましなようですが、それでも、学校へ着いたときはぐったりしていて、1時間授業を受けるのもしんどい感じです。

昨日、一週間ぶりに学校へ行ったのですが、レポートを提出したときに、『改行が多いから受け付けられない。』と、受け付けてもらえなかったんです。

字数を稼ぐために改行を多用してはならないって決まりはあるんですが、そんな意図もなくて真面目に書いているのに、それであの子は切れてしまって、大声で叫んで学校を飛び出してしまいました。

『不真面目なレポートを出させない規則のために、真面目に必死で取り組んだレポートを突き返すのはおかしいんじゃないですか?』と、私は抗議して受け取ってもらいましたが、〇〇にそういうことは出来ません。

以前も、学校にたどり着くだけで精一杯で授業を受けられなくて、学生割引証だけもらって帰ろうとしたら、『授業を受けないと割引証は出せません』と言われて、〇〇は大声で叫んで、備品を投げつけて、学校を飛び出してしまいました。」

 

「支援の無い学校なんですね。

もっと支援をお願いして、徹底してもらった方がいいと思いますよ。」

 

「何度も話し合ってお願いはしているんですけど、通信制で毎日行く学校じゃなくて、しかも〇〇は本当にたまにしか登校出来ていないので、一部の先生以外はこの子がそうだとはすぐには分からないみたいです。

でも、これだけトラブルが続くと、だんだん分かってくるとは思いますが・・・。」

 

そういう話をしていると、息子が診察室に入ってきました。

 

「調子はどうですか?」

と、先生に聞かれ、

「今の話に関係してることやけど、自分も歩み寄らんなあかんとは思ってます。

でも、そのときによって対応が違うのは腹が立つし、自分が何かやらかしてしまうんちゃうかって不安もあって、家から出たくない気持ちになります。」

というようなことを、息子は言っていました。

 

「『誰かを傷付けてしまうかもしれへん。』っていうのは、この頃よく言ってます。」

と、私が言うと、

強迫症でしょうね。

今飲んでるレクサプロやリスパダールは強迫性障害にも対応しているお薬なんですが・・・。」

 

「前回、リスパダールは幻聴や幻視を抑えるお薬って言ってましたよね。

『お前は何や?』とか『どうしようもないやつ!』みたいな声が聞こえるみたいなので、昔、飲んでいたチューブのリスパダール液を処方していただけないでしょうか?

ランドセンは飲まずに余っているのでいらないです。」

 

「分かりました。

一日一回飲めるようにお出ししておきますね。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、リスパダール内服液0.5mgを一日1つまで」を処方され、次の診察も5週間後となりました。

 

薬局でリスパダールはジェネリック薬のリスペリドンを出してもらっているので、内服液もリスペリドン内服液となりました。

 

 

以前飲んでいたものとは少し味が違うらしいです。

今回から、レクサプロも「エスシタロプラム」というジェネリック薬に変更することになりました。

レクサプロ錠1錠169.9円だったのが、ジェネリック薬に変更すると72.2円に薬価を抑えられるそうです。