やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

11歳の誕生日

2016年12月07日 | 日記(息子・小5)

今日、息子は11歳になりました。

 

朝食のフルーツは、いつもはリンゴかバナナだけれど、特別に息子の大好きなイチゴを添えました。

「お誕生日、おめでとう!」と、言うと、

「ありがと。」と、この1年で見違えるほど大きくなった息子が、照れながらも笑顔を返してくれました。

 

特別パーティなどはしない予定で、ばあばが作ってくれたお赤飯と、ポークステーキ・スープを夕食に、その後バースデーケーキを食べることになっています。

私達からのプレゼントは、セレッソ大阪のプレーオフ決勝の観戦でしたが、ばあばからいただいたお祝いで、サッカーのトレーニングシューズに帽子、レインポンチョを買いました。

  

1年前の10歳の誕生日、息子はとても調子が良くて、その頃、薬を減量しています。

それからの1年、息子にとって、こんなに苦しいものになるとは思いもしませんでした。

 

「おめでとう」の言葉の中に、

「よく頑張ったね」の思いがあふれて、涙が出そうになりました。

 

〇〇の笑顔を見るだけで、やっぱりママは、とても幸せな気分になります。

だから、ママにとっては、この1年もたくさんの幸せを積み重ねてきました。

 

11歳のお誕生日、心からおめでとう!!

 


悲願達成!

2016年12月05日 | 日記(息子・小5)

昨日はプレーオフ決勝、J1行きの切符を懸けたセレッソ大阪とファジアーノ岡山との一戦を家族で応援に行ってきました。

なぜかまた、この日だけ雨。

昨日も一昨日も天気が良かったのに、なぜ? と、天を仰ぎたくなります。

 

キンチョウスタジアムは屋根のある場所が少ないので、早めに行こうと、2時間半前には到着するようにしたのですが、着いたらすでに長い列、列、列で、屋根のある場所どころか、座席の確保も難しい状況でした。

 

スタジアムに入るために並んで歩いているとき、ファジアーノ岡山の列にクラブの社長さんが来られ、サポーター一人一人にお礼を言いながら握手をされていました。

なんだがじ~んときます。

 

座席は確保できたものの雨をしのげる場所ではなく、スタジアムの外に出て、壁際の雨のかからない場所で雨宿りをしていました。

当然イスなどなく、立っていても地べたに座り込んでも股関節が痛くて、試合前の2時間ぐらいは辛かったです。

 

主人と息子はセレッソのレインポンチョを、私は自転車用のポンチョを身に付け、試合開始の15分前に、いざ雨の中の座席へ。

岡山寄りのメインミックスゾーン席だったので、周りは岡山サポーターでいっぱいでした。

 

途切れることのない歌声とコール。

応援するチームは違えども、願いは一つ。

こんなに大勢の人達が思いを一つにして応援する姿に、胸が高鳴ると言うか、涙が出そうになります。

雨など、誰も気にしていません。

 

土砂降りの中の試合は、雨でボールが走り、選手が何度も滑っていました。

何が起こるか分からない、そんな緊張感を持ちながら、勝利のため懸命にプレーする選手に見入っていると、時間がどんどん過ぎていきます。

その間中も、ずっと鳴り響いている熱いチャント。

 

後半7分、清原翔平選手がコーナーキックのこぼれ球を押し込んで、ゴール!

その後、岡山に攻め込まれるも、凌いで凌いで、1-0、無失点で試合終了

ホイッスルが鳴った時、主人と息子は抱き合っていました。

 

悲願達成! セレッソ大阪、J1昇格~!!

 

後半からは特に、何だか夢の中の出来事のような、あっという間の時間でした。

表彰式と、楯を掲げて選手達が万歳をする瞬間を見届け、帰宅の途につきました。

 

ポンチョを着ていてもズボンはびしょ濡れ、ポンチョの下のダウンコートまでぐっしょり重くなっています。

でも、心は晴れやか。

少し早いけど、息子に最高の誕生日プレゼントを贈ることが出来ました。

 


FCに戻りたい!

2016年12月03日 | 日記(息子・小5)

レクサプロの量を増やしてから1週間ぐらい、息子はものすごく調子が悪そうでした。

「落ち着かない! 落ち着かない!」

と、そわそわして動き回り、宿題も手に付かない様子で、また、夜もなかなか寝付けない様子でした。

薬の副作用かと心配していましたが、10日目ぐらいから急に息子の機嫌が良くなり、朝の行き渋りもなくなりました。

 

そして、

「FC(サッカークラブ)に戻りたい!」

と、言うようになったのです。

 

「11日から行っていい~?」

と、息子が聞くので、

「いいよ。でも、薬が落ち着いてからな~。」

と、私は答えました。

 

昨日は、息子の通級に通う日。

その日の朝、通級の先生から電話がありました。

息子が担任の先生に「FCに復帰する」と言ったようで、担任から通級の先生に相談があったようです。

 

通級の先生が言うには、今、クラブに復帰させるのは良くないと思うので、通級の時に息子に話をさせてほしい、また、その前に親の考えを聞かせてほしい、ということでした。

 

私は、

春にサッカークラブに入って、息子が自信を失くすとともに調子が悪くなってから、今なお完全には良くなっていないので、また急激に悪くなってしまうのではないか、と、不安があること。

でも、「やりたい」と言う息子の意志は尊重したいと思っていること。

また、息子は、何かにつけうまくいかないことが多いけれど、あきらめるのではなく、チャレンジしてみようという気持ちを持っていてほしいし、もし、うまくいかなかったとしても、チャレンジした結果、失敗してもいいんだと思ってほしいこと。

だから、薬が落ち着いたら行かせようと思っていること

を伝えました。

 

「春にクラブに入って、大変な状況になりましたよね。

私は、あの時以上に〇〇君がダメージを受けないか心配なんです。

これまでも、不登校になりそうな感じの時が何度もあったので、さらに大きなダメージを受けて、〇〇君が〇〇君らしくなくなり、ひきこもって学校にも来られなくなるのではないかと心配しているんです。」

 と、先生は仰いました。

 

「もちろん、私も心配です。

でも、本人がやりたいというのを、うまくいかないかもしれないから、あきらめさせるのはどうかと・・・。」

 

うまくいかないと思いますよ!

春から半年経って、チームの子と〇〇君との実力の差はさらに大きくなっていると思います。

小さな頃からサッカーを続けている子がほとんどの中で、〇〇君は、サッカーの経験が少ない上に体を動かすことが苦手です。

勝ち負けが関係するクラブは、スクールと違って厳しいことも求められると思います。

100%を必要とされる状況の中に50%の実力しかない〇〇君を入れることは、無謀だと思います。

〇〇君が100%の力を出せて、尚且つ自信を持てる場所でないと、今よりもっと大変な状況になると思います。」

 

確かにそうです。分かってはいるのです。

不器用で体を動かすことが苦手な上に、情報の理解や処理能力、今はメンタルまでもが問題ありです。

でも、サッカー以外に興味を持てないので、他のことをさせようと思っても難しいのです。

好きなことと苦手分野が、どうしてこうも重なり合うのでしょう。

それでも、クラブに戻りたいと言って、腕立伏せやジャンプのトレーニングを始めた息子の、久しぶりに見る生き生きとした姿を壊したくはないのです。

 

「まず、なぜ、クラブに戻ろうと思ったのかを聞いてみて、クラブに戻ることによって、こんな状況が起こるかもしれない、ということを話してみたいと思います。

そうなったらどうするのかを考えて、その上で〇〇君がやりたいと言うなら、止めることは出来ないと思っています。

話をさせていただいてよろしいでしょうか?」

先生は、そう仰いました。

 

「よろしくお願い致します。」

 

それは、息子がクラブに戻る前に、きちんと話し合わなければならないことでした。

先生から話していただいた方が、息子も冷静に考えてくれるかもしれません。

 

先生の意見、そして、医師の意見も聞いた上で、慎重に答を出そうと思います。


セレッソ大阪、プレーオフ決勝進出

2016年11月28日 | 日記(息子・小5)

昨日、息子は雨の中、父親と一緒に「セレッソ大阪」のJ1昇格プレーオフ準決勝を観に行きました。

セレッソ大阪は、今年も4位。

昨年に続いてJ1自動昇格ならず、5位の京都サンガとホームのキンチョウスタジアムで戦うことになりました。

 

昨日は、かなり前から一日中本降りになることが分かっていました。

それでも、息子は、

「ホームで戦うプレーオフは、どんなことがあっても行かんなあかんやろ!」

と、応援する気満々。

レインポンチョなど準備だけは万全にして、送り出しました。

 

土砂降りの中、応援に行ってるんやで~!

今年こそ、今年こそ・・・。

 

この日、私は実家に帰る予定でしたが、股関節の調子が悪くて自宅待機。

私自身はセレッソサポーターというわけではありませんが、息子の願いを叶えてほしくて試合開始直後から気が気でなく、インターネットで何度も速報をチェックしていました。

 

前半13分 柿谷曜一朗選手がゴール!

ケガから復帰間もなく本調子ではないのでしょうが、やはりやってくれました。

 

絶対勝ってよ~!

それにしても、90分が過ぎるのがなんて遅いのか!!

 

その90分、京都サンガの有田光希選手がゴール!

え~~っ!?

 

守り切れ、守り切って~!

アディショナルタイムを守り切れば、上位のセレッソは同点でも決勝進出することが出来ます。

 

祈りと不安が渦巻く中、やっと「試合終了」の文字が・・・。

これで、とりあえず今日は、息子の沈んだ顔を見なくてすみます。

 

1週間後に決勝戦。

この日、もう一方の試合で、3位の松本山雅FCが6位のファジアーノ岡山にまさかの敗退。

松本山雅はリーグ戦で勝ち点を重ね、長い間2位をキープし、このまま自動昇格するのでは・・・と、私が思っていたぐらいなので、後半のアディショナルタイムに勝ち越され、1-2で夢敗れるなんて無念でしかないでしょう。

 

どちらと戦うことになっても、次は、セレッソ大阪にとって負けるわけにはいかない試合です。

 

実は、ファジアーノ岡山のみなさんには申し訳ないのですが、決勝戦は3位の松本市で行われると思っていました。

まさかのキンチョウスタジアムで戦うことになって、これはもう、親子3人で応援に行くしかありませんね。

 

勝ってJ1昇格を決め、もうすぐ11歳になる息子に最高の誕生日プレゼントを贈ってやってください。

 

 


トラウマからくる不安?

2016年11月23日 | 日記(息子・小5)

昨日は、通級の先生との懇談でした。

息子の学校に対する不安はどこからくるのだろう、という話になりました。

 

私は、

「勉強が難しい?」

「体育が嫌?」

「休み時間にしんどくなる?」

などと、息子に色々聞いてみたのですが、全て違って、

「そんなことない」「だいじょうぶや」と、言っていたことを話しました。

 

ただ、とにかく疲れるのだそうです。

それと、『ちゃんとやれるかな~』って、不安になるみたいです。

考えてみると、5時間目6時間目に具合が悪くなって、頭が真っ白になったり、胸が痛んだり、泣き出したりしているので、本当に疲れが限界にくるまで頑張り過ぎているのかな、って、思うことがあります。

この頃、家に帰ってから、まず寝てしまうことも多いです。」

 

「〇〇君にとって、学校はとてもしんどいところみたいですね。

でも、学校での様子を見る限りでは、問題なく楽しそうにしているんです。

それが、素の自分を出せずに、周りに合わせて頑張り続けているのだとしたら、しんどいですよね~。

もしかすると、本人も気付いていないけれど、友達とのことで嫌な思いをしたことがトラウマみたいになっているのではないでしょうか。」

と、先生は言いました。

 

『2年の時のいじめが一番辛かった』と、最近になって口にすることはありますが。。。」

 

私が支援学級にのことを真剣に考えるきっかけとなった、息子に対するいじめです。

悪質で、今思い出すだけで胸が苦しくなりますが、当時の息子は感情の表現が乏しく、私が思う程深く傷付いていないのではないか…とさえ思ったことがあります。

息子の心に、そこまで大きな傷を残していたのでしょうか。

 

「〇〇君の中で、そのことが消化できずに残っているのかな。

時が経てば、普通はだんだんと薄れていくものですが、〇〇君の中に『ちゃんと出来なかったら、あの時みたいになるんじゃないか』という恐怖というか不安がずっとあって、成長期に入ってそれがますます大きくなり、学校では常に緊張して生活している状態で疲れてしまうのかもしれません。」

 

さらに、先生は、

「2年前に卒業した通級の子で、幼稚園の時に同級生に言われた一言が、ずっと心に引っかかって前に進めないという女の子がいました

偶然、言った相手も通級に通っていた男の子で、6年生の時に、そのことを話す機会がありました。

その男の子は、自分が言ったことも忘れていたのですが、

『そんなことを言ったせいで、未だに傷付いてるって言うんやったら、謝るよ』って、女の子に謝ってくれたんです。

そのお陰で、女の子は、そのことを乗り越えることが出来ました。

〇〇君の気持ちを楽にするために、何か出来ることがあったらいいのですが・・・。」

と、仰ってくださいました。

 

先生は、スクールソーシャルワーカーの方が、週1回、火曜日に学校に来られているということで、

「社会的な支援のことは私より詳しいから・・・」と、私に紹介してくださいました。

近辺に自閉症のお子さんを抱える親の会のようなものがないか、探してくださることになりました。

 

以前、当事者や家族の会を他の機関で紹介されたことがあるのですが、自宅から遠く、本人に告知していないため息子を連れて行くわけにもいかないので、参加するのは無理だと思ったことがありました。

もし、近くにあるなら、私だけ参加することも可能かもしれません。

参加出来れば、病院のこと、薬のこと、告知のこと、将来のこと・・・、聞いてみたいことはたくさんあります。

 

あと1年半も経たないうちに、息子は小学校を卒業します。

この苦しさを乗り越えて、中学校に進学してほしい。

本当の笑顔で小学校を卒業できますように・・・。

 


先生の力

2016年11月17日 | 日記(息子・小5)

先日、通級の先生からお電話がありました。

4日の参観日に掲示するはずだった絵を仕上げるために、中休みや昼休みなどに通級教室で描かせていただいていたのですが、それがやっと仕上がったということでした。

絵を描いている時の息子は、通級の先生と話をしながらとても楽しそうにしていたそうです。

 

「お家での様子はどうですか?」と、聞かれ、

「夕飯を食べる頃から明日の学校のことが不安になってしまうようで、『だいじょうぶかな~?』を繰り返しています。

朝もしんどそうですが、学校へ行けば不安がましになるということは分かっているみたいで、『学校へ行ったらだいじょうぶのはず』と、自分で自分に言い聞かせて、毎日頑張って登校しています。」

と、答えました。

 

「何が不安なんでしょうね? 人間関係なのかなぁ・・・?」

と、先生がおっしゃったので、

「『学校で友達と話するのは楽しい』と言っています。ただ、10月の中頃から、『居場所がない』『みんなが冷たい』などと言っていました。」

と、ここ1ヶ月ぐらいの出来事を改めてお話しました。

 

「通級では、本当に楽しそうにしていたのですが、居場所がないというのは、今もそうなんでしょうか?」

「◇◇先生(担任)に相談して、〇〇の話を聞いてもらったり、注意して見守っていただいているので、今現在、表面的に何かあるということではないようです。

それでも、〇〇の不安が強くて、ストレスから胸が痛くなったりするのかなぁと思って、心臓の検査の結果が何もなければ、児童精神科の先生に相談しようと思っています。」

 

「5年生は成長の著しい時なので、〇〇君も成長しているけど、周りの子はもっと成長しているので、その差を〇〇君なりに感じとっているのかもしれません。

この前までこういう話をしていたのに、今はそんな話はしない、など、変化の激しい時でもあって、そういうことも〇〇君のストレスになっているのかもしれませんね。」

 

さらに、

「頑張り過ぎる子なので、学校の合間にほっとする時間が必要なのかもしれません。

〇〇君がもっと通級教室を利用しやすくなるよう、こちらからも話をしてみたいと思います。」

と、おっしゃってくださいました。

 

学校の先生方は、本当に息子のことを親身に考えてくださっています。

息子がどんな特性を持っていようと、強い不安を抱えていようと、それでも学校で穏やかに学ぶことが出来るようにと心を配り、息子の心の声を聞こうと努力してくださっています。

 

昨日、震災での福島第一原発事故のために横浜市に自主避難していた男の子が、転校先の小学校でいじめを受けていたという新聞記事を読みました。

以前からそういう話は聞いていましたが、男の子が小学6年生の時に書いたという手記を読むと、その悲痛さに胸が痛みます。

 

どうして先生方は、この子の話を真剣に聞いて、守ってあげられなかったのでしょう。。。

転校されたのは、小学2年生の時。

男の子を含めご家族は、震災で大きな心の傷を負い、生活を立て直すために必死に頑張られていたことだと思います。

色んな大変さを抱えたこの男の子を、せめて学校で楽しく学べるように、先生方は力を尽くしていただきたかったと思いました。

小学生にとって、身近な先生の力はとてつもなく大きなものなのです。

 

手記を読んで、いじめの卑劣さもさることながら、平仮名ばかりの文章に涙が溢れました。

精神的に追い込まれ、学ぶ機会を奪われることの恐ろしさ・・・。

彼が、現在、フリースクールに通われていることが救いです。

 

彼の未来が明るく拓けていきますように・・・。

 


涙の痕と先生からの電話

2016年11月08日 | 日記(息子・小5)

昨日、学校から帰って来た息子の頬には、涙の痕がありました。

「どうしたん?」と、聞いても、

「色々あるねん!」と、教えてくれません。

 

「これから帰ってくるの、ちょっとだけ遅くなるから!

◇◇先生とな、毎日帰る前に15分ぐらい話することになってん。」

と、少しだけ嬉しそうな顔をして、私に言いました。

 

あとから、担任の先生から電話がありました。

「5時間目に、〇〇君がなかなか連絡帳を書かないでいるので、早く書くよう注意したところ、急にわ~っと泣き出してしまいました。

今まで胸に溜め込んでいたものが溢れ出た感じで、

『先生が言ってることは分かる。でも、どうしようもないねん。』

と言っていたので、放課後に話を聞いていて、帰るのが遅くなりました。」と。

 

息子は、

「自分ばっかり注意される。」

「自分が喋った後の周りの態度や言葉が冷たい。」

というようなことを言っていたらしいです。

 

先生は、

「『先生やから、注意せんなあかんことは注意するけど、決して〇〇君ばっかり注意してるわけじゃないで。同じようにみんなにも注意してるで。』という話をしました。

色んなことがある上に、思春期とか成長期とかが重なって、今、〇〇君は本当に悩んでいるんだと思います。

その中で、〇〇君の話を聞いていて成長しているな~と感じたのは、

『みんなに冷たくされるのは、自分にも何かあるのかもしれない。

それやったら、ちゃんと言ってくれたら、こっちもちゃんとするねん。』

と、言っていたことです。」と。

 

さらに、先生は、

「これから、しばらく、放課後に10分でも15分でも、

『今日はどうやった~?』みたいに、〇〇君と話をしようと思っています。

嫌なことだけでなく、楽しかったこととか、サッカーのこととか、何でも話をしてくれたらいいなと思っています。

少し帰りが遅くなりますが、ご了承ください。

また、そのとき聞いた情報は、お母さんにお話させていただこうと思ってます。」

と、おっしゃってくださいました。

 

「〇〇君には、『クラスには、〇〇君の敵ばっかりちゃうで! 〇〇君のこと、だいじょうぶかなって心配してる子もいっぱいいてるんやで』という話をしました。

話を聞くことで、少しでも〇〇君の力になれたらと思っています。」とも。

 

ありがたい気持ちと切ない気持ちで胸がいっぱいになり、ただただ、「ありがとうございます」と「よろしくお願いします」を繰り返すばかりでした。

 


病院と、参観と・・・

2016年11月05日 | 日記(息子・小5)

昨日は朝の9時頃に大阪南医療センターに入ったものの、息子が診察を受けることが出来たのは、11時を過ぎてから。

さらにそれから検査を受けて、全てが終了したのは、お昼の1時を回っていました。

 

待ち時間が2時間を過ぎた頃、病院の近くに住んでいるばあばが、かわいい孫である息子を心配して様子を見に来てくれました。

ばあばはリウマチで、要介護2。

ばあばの家から病院まで通常なら歩いて10分もかからない距離ですが、手押し車を押しながら一足一足時間をかけて病院まで来てくれ、ばあばがどれだけ息子を大事に思ってくれているかうかがえます。

 

主人がレンタルしていたサッカー漫画を息子に読ませていたので、退屈はしていませんでしたが少し疲れていたようで、ばあばの登場はいい気分転換になったようです。

血液検査をしてから結果が出るまでさらに1時間もかかるということで、その間にばあばと一緒に昼食を食べ、お小遣いをもらい、息子はとても機嫌よく過ごしていました。

 

その日は、小児科の先生に診てもらい、血液検査と胸部Ⅹ線、心電図の検査を受けましたが全て異常なし。

さらに詳しく検査をするため、心臓血管外科の先生が来る木曜日にもう一度受診することになりました。

 

恐らく異常なしだと思いますが、「あの時、ちゃんと検査をしていれば・・・」なんて、後で絶対に後悔することがないようにしたいし、不安の強い息子のためにも不安の種は一つでも少くしておきたいと思います。

そして、体に異常がなく、胸痛がストレスからくる発作的なものだとしたら、児童精神科の先生に相談して、早めに薬のことも考えたいと思います。

 

5時間目が始まる前に息子を学校に送って行って、参観の6時間目に再び学校へと向かいました。

 

2日の小児科の受診で、4日に検査出来るよう紹介状を書いてもらうときに、

「4日は、参観やで!」と、嫌がった息子。

 

私は、本当に疲れていて、股関節の痛みもじんじん感じていたので、

「今日は休んでもいいのになぁ・・・。」と、思いつつも、

参観だからと、頑張って学校へ行こうとしている息子を止めるわけにはいきません。

 

「道徳って、ソーシャルスキルの授業みたいやなぁ・・・。」

と、思いながら、しっかり参観させていただきました。

 

「〇〇、だいじょうぶ~?」

と、息子を心配して、私に聞きに来てくれる子ども達。

訳ありらしい班での活動も、確かに女の子達はしっかりして気が強そうだけど、息子も楽しそうに話をしていました。

 

見ている限りは、とてもいい感じなんだけどなぁ・・・。

 


胸が痛い!?

2016年11月02日 | 日記(息子・小5)

寒くなりました。体が冷えているのを感じます。

そのせいでしょうか、股関節や臀部が痛むようになりました。

週に1回、鍼灸整骨院に通い続けていて、首や肩の凝り、腕の痺れなどは良くなったのですが、股関節は臼蓋形成不全のせいか、なかなか良くはなってくれません。

 

息子は、相変わらず朝は調子が悪く、不安でいっぱいな様子です。

「学校まで行けば、調子が良くなるよ!」と、励まし、送り出しすと、

「思ったよりいけたわ~!」と、元気になって、学校から帰ってきます。

 

席替えは、全員揃ったときにしか出来ないらしく、欠席者がいるため延期になっているそうです。

息子は、4日の参観日に貼り出す絵を描くのが大幅に遅れているらしく、月曜日から放課後を使って描いているため、その報告も兼ねて毎日担任の先生がお電話をくださいます。

息子は、手を挙げて発表したり、休み時間も友達とお喋りしたりして、問題なく過ごしているようでした。

 

ところが、今日、下校時刻にかかってきた電話は、

「6時間目の途中から、急に〇〇君が胸を押さえてうずくまり、痛くて動けない様子でした

今は治まっているようですが、〇〇君に『お母さんに連絡して、迎えにきてもらおうか?』と、聞いたところ、連絡してほしいということだったのですが、今から迎えにきていただくことは出来ますか?」

というものでした。

 

もちろん、すぐに迎えに行きました。

6時間目のホームルーム中、20分ぐらい心臓の辺りに痛みが続いたようです。

帰って来てからは、けろっとしているものの、心配なので近所の小児科に連れて行きました。

 

聴診器で診てもらっても、異常なし。

胸の辺りの筋肉も変な動かし方をすると痛むことがあるようで、筋肉痛の一種か、ストレスによる神経痛か、そんなに心配するようなものではないらしいのですが、何パーセントかは心臓の病気ということもあり得るということで、休み明けに総合病院で検査をすることになりました。

 

小児科の先生の話に思い当たるのは、ストレス。

体に異常が出てくるほど、息子は無理をしているのでしょうか・・・?

 

4日は参観日。

息子は、なぜか参観日には休みたくないようです。

朝一番に病院に入るようにして、検査終了後にそのまま学校へ送っていこうと思います。

 


席替え

2016年10月30日 | 日記(息子・小5)

この数日、息子は特に落ち着かない様子で、

「ストレス溜まってんねん!」

と言いながら、家の中をぐるぐる歩き回り、何度もハグしにきます。

金曜日は、学校から帰って来て夕食までの時間、布団に入ってしまいました。

 

金曜日の放課後といえば、休みの前日で、息子にとっても一番リラックスして過ごせる日です。

宿題も明日に回せるので、いつもならゲームをしたり、好きなことをして過ごしています。

 

それが、浮かない顔をしているので、

「なんかあった?」と、聞いてみたところ、

「なんか、みんな冷たいねん。」

「居場所がない。。。」と、息子。

 

みんなとは、同じ班の子達のようです。

女子だけでなく、男子ともうまくいっていないようです。

 

「お友達が気に障るようなこと、言ったりした?」

「分からん・・・。」

 

「無視されるの?」

「聞いたことは答えてくれる。」

 

「〇〇の気のせいちゃうか~?」と、言うと、

「違う! だって、1学期とかと全然違うもん!

「こっちが何か言おうとすると、すぐ『黙れ!』って言うねんで!!」

 

息子は不安が強い状態なので、もしかすると被害意識が強く出ているだけなのかもしれません。

また、この1ヶ月位は息子の調子も悪かったので、班の子達に戸惑いがあったり、少し距離を置こうと思われたとしても不思議はありません。

それでも、息子が辛い思いをしていることに変わりなく、胸が痛みます。

 

「いつから?」と、聞くと、

「今の班になってから。10月入った頃から。」

 

幸い、毎月席替えをするらしく、明日席替えをして、新しい班が決まるそうです。

 

「今度は仲のいい班になるといいね。」

「うん!」と、息子。

 

新しい班で、心機一転、楽しく穏やかに過ごせることを願って、少し様子を見ようと思います。