昨日は、高学年の読み聞かせに行ってきました。
今回は図書室で、4~6年生の希望者に聞いてもらいました。
運動会前の昼休みは準備や練習で忙しいこともあり、来てくれるかな~と心配でしたが、運動場がぬかるんで遊びにいけないせいもあり、たくさんの子ども達が聞きに来てくれました。
(息子は「体操服に着替えなあかんから、行かれへん」と、来てくれませんでしたが・・・。)
読み聞かせの本は、「おじいちゃんがおばけになったわけ」( キム・フォックス・オーカソン文・エヴァ・エリクソン絵・菱木晃子訳)
突然死んでしまったじいじがおばけになってエリック少年の前に現れ、一緒に忘れ物を探すお話で、身近な人の死を温かく描いた絵本です。
忘れ物が何かを探しながら、二人でじいじの人生を振り返ります。
たくさんの思い出の中にはエリックとの出来事もたくさんあって、「楽しかったね~、幸せだったね~」と、温かな気持ちになります。
忘れ物は、一番大切な孫に「さよなら」を言えなかったことだと伝えるじいじ。
(あの世の)ばあばと一緒に、いつも見守っているよというメッセージ。
最後は、ごく自然な感じで二人はお別れをします。
子ども達は、ほ~ぅとした表情で聞いてくれていました。
いつか、身近な人の「死」に向き合う日がきたとき、思い出してくれるといいな。。。