7日、息子が15歳になりました。
体はとうに私の背を超え、どんどん大きくなっていくのですが、内面は逆に幼くなっていくようで、一人で留守番することも難しく、一人で眠ることも出来ません。
それでも、15歳。
あと3ヶ月もすれば、中学校を卒業し、その先に進まなくてはなりません。
昨日、進路懇談会がありました。
そこで、私立高校の受験校を決めなくてはならないのですが、息子は、近くの全日制の普通校を専願で受験することを決めました。
私の意見も聞かれましたが、
「専修学校の方が、単位数も少ないし、不登校経験者が半分くらいいて、そういう対応を普通にしてもらえるので、無理せず通えるのではないかと思ったのですが、結局は、〇〇が行きたいという学校を受験するのが一番なのかなと思いました。」
と、答えました。
私立の高校は、3年間の評定より、当日のテストの結果を重視する学校が多いそうです。
もちろん、これから担任の先生が受験校と行う教育相談で、評定が付いてなかったり低い理由、学校へ通えなくなった経緯、本人の通いたいという意思、息子に必要なサポートなどを伝え、その上で「受け入れ出来ない」と言われた場合は、受験校を変更しなければなりません。
その場合、フットサル部のある高等専修学校を第二希望として決めています。
これから受験に向けて息子がやらなければならないことは、気負わず、出来ることをやっていくこと。
「出られる授業や補習に出ながら勉強し、過去問を解いたりして試験の対策もしていこう。」
と、冬休みにサッカー部仲間と担任の先生とで行う補習も提案してくださいました。
この2学期、息子は体育大会や修学旅行に参加したり、国数英の基礎クラスの授業に出られる回数も増え、幾つかの課題も提出することが出来たので、1学期は9科の評定で「4」しかなかったのが、「11」と増えていました。
担任の先生は、
「頑張ってきたことが、こうして結果になって表れてきている。」
と、息子をほめてくださいました。
不登校前を考えると「32」あった評定ですが、そんなことを考えても意味がありません。
息子がこつこつと、今、積み上げている結果こそが大切です。
担任の先生は、
「通いたい学校が見つかったことは、素晴らしいこと。
〇〇が◇◇高校に楽しく通っているのが、先生には想像できる。」
と、言ってくださいました。
私も、そんな風に声をかけてあげられたら素敵だなぁと思いました。
でも、その日も、息子は全く勉強が出来ませんでした。
勉強をしようとすると、分からないことだらけで不安が強くなって、余計に調子が悪くなってしまうのです。
そして、今日も調子が悪いまま登校出来ず、基礎クラスの授業も受けられませんでした。
あ~、なるようにしかならない!
息子の決断を応援するまでです!!