息子は、3日、高校のサッカー部の練習に参加させていただきました。
顧問の先生との約束事は、
・部活に参加するときは、前もって連絡する。
・直前に調子が悪くなって参加出来なくなったときも必ず連絡する。
その2点だけでした。
一時間半ぐらいの練習に参加しただけですが、
「もっとサッカーしたい!」
と、息子は少し元気になりました。
10分ぐらい走りに行って、家の前でリフティングをして、週1回の放課後デイサービスにも通うようになりました。
それでも、息子は、突然どうしようもなく不安に襲われるときがあるようです。
夜に不安に襲われると、そもそもお風呂に入ることが出来ませんが、入浴中に不安に襲われることもあります。
ピピピ~と呼び出しが鳴って、私がドアの前に行くと、
「怖いよ~!」
と、小さな子どものように息子が泣きます。
「あがっといで!」
と、言うときもあれば、
「頑張って、洗ってしまおう!」
と、励ますときもあります。
お風呂に入れない日もあるので、入れた日は、なるべく洗髪までして清潔にしてほしいです。
運動するようになってからは、なおさらです。
「どこも行かんといて!」
「傍におってや!」
と言うので、息子がお風呂から出る直前まで、私は扉の前で待機です。
分離不安というものでしょうか?
息子は、私から離れるのを極度に怖がります。
買い物や私の通院などで1~2時間、息子に一人で留守番させるときがありますが、そうした日の夜に息子の調子が悪くなることが多い気がします。
一日中息子と一緒にいる上、私の表情や仕草に過剰に反応されることもあって、時々しんどくなります。
傍を離れることが出来ない手のかかる子どもと二人っきり、だんだん社会から取り残されていくような感じがします。
それでも、息子はまた前進しようとしています。
放課後デイサービスやサッカー部で、私から離れて一人で頑張る時間。
他の人には何でもない1~2時間が、息子にとってはどれほど大変なことでしょう。
頑張れ~! 頑張れ~!!
声には出せず、心で応援します。
今日、息子は16歳になりました。
生きていくって大変なので、よくぞここまでって、気がします。
これからも負けずに、自分を大切にして生きてほしいと思います。
16歳、おめでとう!