最近、お腹が張ったり、仰向けに寝ると重苦しかったりして、筋腫が大きくなっていることを自覚してはいましたが、息子の通学や部活に付き添うことで精一杯で、しばらく婦人科に通うことも遠のいていました。
そうしたら、限界ってくるんですね。
体が教えてくれたようです。
6月30日から順調に生理が始まったのですが、7月1日、2日の出血量が半端なく、1時間ごとにトイレに駆け込んでも追いつかないぐらいの血、血、血、で、パニックになりそうでした。
土、日でかかりつけの病院は休みだし、「成人だと500mlぐらいの出血なら、普通に献血とかもあって、自然に回復する」と何かで読んだことがあったので、だいじょうぶだと自分に言い聞かせてはいましたが、怖いし、すぐ血が漏れてくるので、普通に動けません。
ズボンも何度履き替えたことでしょう。
休みが明けると、もう強制的に通院です!
息子の調子が悪いとか言ってられません。
なぜなら、次の生理は息子のサッカーの全国大会とちょうど重なるのです。
検査の結果、最大のものは16.5cmと過去最高の大きさになっていて、他にも8cmぐらいのものや小さな筋腫がごろごろしているようでした。
「こんなに大きな塊になると辛いでしょう。
筋腫があると、閉経が遅くなる傾向があるからねぇ。」
と、先生。
先生は、息子が適応障害になり、強迫性障害や不安障害もあって、手術どころか4週ごとのリュープリンの注射を打ちにくることさえ大変なことを知ってくれています。
「ちょうど次の生理の時期に、息子が部活で全国大会に行くので、私も一緒に付き添うことになっていて、このままだと動けなくて心配なんですけど・・・。」
「いつからいつまで?」
「28日から、負ければすぐに帰ってきますけど、勝ち進めば最高で5日間。」
「ちょうど重なるねえ。
うまくいくかは分からないけど、また、注射を始めましょう。
今は、息子さんを応援してあげないとね。」
リュープリン治療は、女性ホルモンを抑制する薬を注射して卵巣機能を低下させ、偽閉経状態にします。
病巣に流れる血液の量が減り、筋腫が小さくなっていくので、摘出手術を容易にするためと、閉経が近い年齢では、治療後に卵巣機能が戻らず閉経することがあるので、それを期待しての「逃げこみ療法」として行われます。
私の場合、なかなか閉経にならず、筋腫も思ったほど小さくはならない上に、6回の注射を終えるとまたすぐに大きくなってしまいます。
それでも、少しでも楽になるなら、それに期待するしかなくて、6度目のリュープリン治療を始めました。
めまいと頭痛は、注射でホルモンのバランスが崩れたせいなのか、それとも貧血のせいなのか?
今年、息子は、まだ一度も一人で登校することが出来ず、私が付き添って辛うじて登校出来ている状態です。
先週、調子の悪い私を見て、息子はずっと、
「一人で行くから!」
と、言ってくれていたのですが、登校直前に不安が大きくなり、やはり一人では行けませんでした。
私が元気になること!
それが最重要課題です。