もう4月10日。
世界がコロナウイルスで大変な中、(待機中ですが)息子は中学3年生になりました。
大阪は、緊急事態宣言対象地域なので、学校は5月6日まで休校となり、クラス発表は5月7日に行うとの連絡がありました。
春休みの宿題はどっさりいただいているのですが、息子は、ほんの少ししか手を付けていません。
せっかく再開した進研ゼミも、今は不安が強くて、勉強する気持ちになれないようです。
現状では、週に一回の療育で20分ぐらい時間をとっていただいて、中学校入学前に習うような英語の勉強をさせてもらっています。
療育の先生が言うには、息子は目から入ってくる刺激に敏感で、ぎっしり詰まっている文字を見ると、それだけで疲れてしまうのかもしれない、ということでした。
最初は、息子が登校出来なくなってしまった中学1年生の英語のワークから勉強しようとしたのですが、すぐに息子の調子が悪くなってしまうため、小学生用の大きめの文字でスペースも多いワークに切り替えました。
すると、余裕を持てるようになったせいか、先生と楽しそうに勉強しています。
もしかすると、息子の希望で買ったはずの漫画が未だに読めずにいるのは、息子が目から入ってくる刺激に敏感なせいかもしれません。
「FANTASISTA」というサッカー漫画なのですが、全巻揃えると結構な冊数になるので、場所を取らないようにと文庫版を買ってしまったのです。
ページを開くと、絵や文字など情報がぎっしり詰まっていて、全体的に黒っぽい感じ。
もしも、普通のコミック版を買っていたなら、もう少し読みやすかったのではないかと後悔しています
息子が敏感なのは、視覚だけでなく、聴覚も触覚もそうだと思います。
今朝も、私が血圧を測っていると、ぶぉ~という音が苦手で、「やめて~!」と、息子に止められました。
また、お店に行って試着出来ないくせに、通販で買った服の着心地に耐えられなくて、着る服がありません。
私達には何でもないあれもこれもが気に障るようなら、想像以上に生き辛いのだと思います。
さてさて、今はまだ20分程の勉強時間ですが、息子にとっては、毎週、療育に通えるようになっただけでも前進です。
自信が付いてくれば、「もっと勉強したい!」という意欲が出てくるかもしれません。
そうなれば、フリースクールなり、放課後デイサービスなり、次のステップに繋がればいいなと願っています。
中学3年生なので、秋ぐらいには、息子の次の進路を決めなければなりません。
親としては、息子が充実した生活を送れるならどこでも、と思うのですが、それはどこなのでしょう?
何より、息子自身が望むところでなければならないと思っています。
そのためにも、この一年の過ごし方は大事です。
まずは、一日も早くコロナウイルスが終息し、平常な日々が戻ってきますように・・・。
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