夏休みが始まりました。
息子の通っている学校では、4年生になると、25メートル泳げない児童は、夏休みの最初の4日間、特別水泳教室に通わなければならず、4年生になった泳げない息子もその対象者になっていました。
初めてのことが苦手な息子は、「だいじょうぶかなぁ・・・」と、朝からとても心配そうでした。
そのせいではないと思いますが、鼻血を出し、シーツを汚してしまい、
「鼻が気持ち悪いから泳がれへん」と、ぐずっていました。
息子は、顔が濡れるのが苦手で、今でも髪を洗うときには、シャンプーハットをしています。
顔を洗うのも、ほんの一瞬濡らす程度で、本当に汚れを落としたい時は、おしぼりで拭くしかありません。
何度かシャンプーハットなしで髪を洗うことに挑戦したこともあるのですが、パニックになりそうになって、あきらめました。
発達相談の時に相談すると、
「成長するにつれ、水が怖いものでないことが分かってくるから、焦らず、じっくり待ってあげてください。無理に克服させようとして、トラウマにでもなってしまったら、それこそ、一生水が苦手になってしまいますので」
と、言われました。
そんなわけで、学校の水泳も、毎年水泳の始まる前に先生に相談して、本人の様子を見ながら無理強いしないようにお願いしていました。
特別水泳教室も、〇〇に合わせて教えてくれるはずなので、
「頑張って行かないと、一日中『行ったほうが良かったかな』って、気になってしまうで~。今日行ってみて、どうしても無理だと思ったら、明日はお休みしていいから、今日だけは、頑張って行ってらっしゃい!」
と、なんとか息子を送り出しました。
2時間後、
「面白かった~!」と、とてもいい顔をした息子が帰ってきました。
顔も、2秒水につけることが出来たそうです。
「すごいやん! その調子!! 水が怖くなくなってきたら、〇〇も絶対泳げるようになるよ!」
私も、嬉しくなりました。
明日は、喜んで登校してくれそうです
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