聖書にはサウルが、サムエルに「(イスラエルの)王になる」と告げたことは、サウルのおじに言わなかったことがしるされていました。引き続き聖書には次の内容が記されています。
「サムエルはミツパで民(イスラエル人)をエホバのもとに呼び集め、イスラエル人に言った。「イスラエルの神エホバはこう言っています。「私(エホバ)は、エジプトからイスラエルを連れ出し、エジプトや、あなたたち(イスラエル人)を圧迫していた全ての王国からあなたたちを救い出した。それなのに、あなたたち(イスラエル人)は今日、あなたたちのためにあらゆる悪と苦難からの救い主となった神(エホバ)を退け、「いや、あなた(イスラエル人)は私たちを治める王を立てるべきだ」と言った。それで今、部族ごと、氏族ごとにエホバの前に立ちなさい」。」(サムエル記第一10:17~19)。
上の聖句に記されている通り、サムエルは、イスラエル人と契約を結んだ神エホバが言った言葉を伝えています。神エホバは、ご自分がイスラエル人をエジプトから救い出し、あらゆる悪と苦難からの救い主となった神エホバを退け、「自分たちを治める王を立てるべきだ」と言った、ので「部族ごと、氏族ごとにエホバの前に立ちなさい」と命じたことを記しています。イスラエル人は救い主の神エホバを退け、自分たちを治める王を立てるべき、と、主張しているのです。後に、このことはイスラエルが平安を失う国家になってゆきます。
引き続きサムエルは何を伝えているっでしょうか。次回にお伝え致します。
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