城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

雨の金草岳 19.7.6~7.7

2019-07-07 20:27:20 | 山登り
 茅葺きの家に前泊し、翌日金草岳の登山をする計画。着いてみれば、私が最後に到着したことがわかり、少し恐縮する。宿泊にお声がかかったのは、いずれもE氏の幅広い交友を物語るお人ばかり。基本は山登り、特に沢登り大好き人間が多い。いずれも輝かしい?登山歴の方々ばかり。各自持ち寄った酒により開演、自己紹介、W氏によるギターの生演奏などが夜遅くまで続く。

 ギターを弾くW氏 高い声が魅力
 茅葺きの家は、広い三和土があり、そこに囲炉裏がしつらえてある。煤で黒光りする太い柱はこの家の歴史を物語ってくれる。懐かしい蚊帳も用意されている。まるで子どもの頃に戻ったような感覚になる。囲炉裏ではE氏お得意の地獄うどんの準備が始まる。大鍋で乾麺を湯がく一方で、各自の食器にはねぎ、水炊きのさば(缶詰)、醤油、一味。各自食器にうどんを入れて食べる。私は、門入のI氏宅で一度食べているが、素朴だが旨い。徳山の名物料理だと聞く。


 宿泊の翌日、冠山峠に私を含む4人で出発、私以外は初めての金草岳。峠の途中から、ガスが立ちこめ、雨も降っている。峠には既に、2台の車が停まっていたが、1台は中で天候の様子待ちのようである。雨具を着て、7時15分出発。前半は登るというより、900m付近まで下る行程。雨のため、登山路はきわめてスリップしやすくなっている。この緊張が意外と疲れさせる。水場標示のある手前で休憩ののち、ここからが登り。晴れていれば、快適な稜線歩きが楽しめるはずだが、何も見えない。白倉岳の手前で連れがアザミに来ていたスズメバチ?に刺された。9時38分金草岳の山頂に到着。


雨がやんだのので、随分と早い昼をとる。
 この山の特徴は、帰りに長い登り返しがあること。このため行きも帰りも時間がほとんど変わらない。数組のパーティに出会う。雨も完全にやんだようだ。峠に戻ると10台程度の車が停まっていた。ほとんどは冠山に向かっているようだ。山を下りると青空が広がっていた。

 ガマズミ 登山路脇に一杯見かけた

 ミヤマシシウド

 シモツケソウ

 イブキトラノオ




 金草岳コースタイム 冠山峠7:15→金草岳9:38~10:03→峠12:13</font>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする