城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

野菜作りの楽しさ 21.6.23

2021-06-23 20:04:52 | 野菜作り
 キュウリ、ナス、ピーマンなど夏野菜は成育中で、毎日のように早朝収穫している。そして朝できなかった作業を昼から行っている。良く言われるように、野菜作りは毎年初心者のような心構えで行う必要がある。何故かというと毎年の気象条件は違っているし、植える場所も変わってくる。買い入れる苗も出来の良いのと悪いのがあるだろう。もちろん、おじさんの場合既に10数年野菜作りをしているので、それなりの知識は蓄積されてきている。しかし、その知識は本やネットからのもので、やはり専業農家の持つ知識とは随分差があることであろう。こちらは趣味の域を出ていないけれど、専業は生活がかかっているので、同業者から得る知識と自分なりの工夫をしなければ生き残っていけない。

 いままで作った中で、野菜作りの面白さの番付けをすると、一番はやはりスイカということになる。うまく出来た年もあったけれど、ここのところ苦戦している。二番はニンジン、発芽が難しく、売っているようなニンジンにすることはなかなか難しい。三番目はスナップエンドウで11月に種まき、年越しをして4月~5月に収穫するのだが、生育途中で枯れてしまうことが多い。落花生も数年作ったことがあるが、9月頃の天候に雨が多いと、悲惨な結果(蒔いた種より収穫した豆が少ないとか)となる。これら4種類の野菜は要するに土質が大きく影響していると思っている。我が畑は粘土質で土粒が固まっていて、水はけが悪い。堆肥をできるだけ使ったり、有機肥料にしたりしているが、なかなか良くならない。もともと我が家の畑はそれほど広くないので、多くの品種を作ることは不可能であることもあり、落花生は今や作っていない。しかし、他の三つについては、がっかりすることも多いが、作る過程が面白く(実は慰めなのだが)、毎年チャレンジしている。

 スイカ、作り始めた頃は、大玉も結構収穫できていた。しかし、ここ数年梅雨明け頃にツルがしおれてきて、思うような成果が上がらない。それでも毎年今年こそはと思って、チャレンジし続けている。今年はユーチューブの画像を随分参考にさせてもらった。すなわち実が手前側になるようにすること(つるを手前側に誘引する)、追肥は実がピンポン玉くらいになってから(このため6株中の3株のみ追肥済み)を実行している。また、脇芽(孫ツル)をできるだけ取り除く(栄養を小ツルに集中させる)ようにしている。その現況を報告する。


 スイカ畑を囲った。収穫時期になると小動物が侵入し、食い荒らす。特に昨年は酷かった。回りを囲み、さらにネットで鳥の侵害を防ぐ。さらにもう少し大きくなったらプラスチックの篭をかぶせるつもり。
 我が畑はいまだ猿の侵害はない。猿が来るようになったら、かなりの野菜はあきらめざるを得ないだろう。

 授粉させるとテープに日付を書いておく。ミツバチも飛んでいるようなので、彼らもお手伝いしてくれる。
 しかし授粉させても必ずしも成功しない。着果していれば急速に実が大きくなるが、着果していないときは数日後実がぽろりと落ちる。

 ここまで来るとやっと収穫の楽しみが湧いてくる。これはミニだから収穫時期は7月15日頃となる(着果から35日後)
 大玉はまだピンポン玉の大きさに達したものはない(着果から45日)が、8月上旬に収穫できれば万々歳

 ただいま生長中(これもミニ) 

 
コメント
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