城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

バラの剪定 23.1.13

2023-01-13 19:01:17 | バラ、クレマチス等
 この時期の庭は花が少ない。

 リュウキンカ 高山植物としておなじみだが、平地では寒い時期に咲き、暑いときは葉を落とし休眠する 繁殖力は高い

 ブラキカム

 今週は少しずつバラの剪定を行っている。まずは、つるバラから取りかかったが、この作業が最も大変である。我が物顔に上に伸びたバラをアーチにくくりつけるのであるが、当然とげがあるので手袋するが、そうすると紐がうまく結べない。素手でやると時には痛い目に遭うことになる。アーチの上部は脚立に乗り作業しなければならない。またアーチはふたつあり、手間がかかる。
 どの枝を剪定するかはなれないと結構難しい。つるバラ以外でも基本は同じで、去年出てきた長い枝(シュート)をアーチに誘引する。そして古い枝(あまりシュートが出ていない)から順番に切り落とす。誘引は出来るだけ枝が水平になるようにする(水平にすると花が多くなる)。
 ※シュート 6月頃出てくるもので、つるバラの場合空に向かってどんどん伸びていく(2m~3m)。地面に近いところからでるものと太い枝の途中からでるものがある。一般的に赤っぽい色をしていることが多い。このシュートをいかに出すかがバラを長持ちさせるために必要なことである。バラの品種の中にはなかなかシュートが出ないものがあり、こうしたバラは株が大きくなってこない。

◯剪定前

 (こちらのアーチは市販のものでしっかりしていない) 右側がピエール・ドゥ・ロンサール 左側は裕(昨年購入したもので伸びていない)

 (このアーチは庭を造ったときに業者によって設置)手前側がアンクルウォルター(購入してから20年になる)反対側にはかつて裕があったが枯れたので、コメリで名前なしを買った
 アンクルウォルターは、シュートが少ししか出ていなかったので、古い枝を残した
◯ 剪定後

 無理に誘引しようとすると折れてしまうことがある

 (名前なしの)バラのシュートが多く出過ぎていて、ごちゃごちゃになってしまった

 つるバラが終わるとそれ以外のバラの品種の剪定を行う。
 庭の一角にミニ花壇を作ったので、鉢植えのイングリッシュローズ2種を植付けた。鉢からバラをぬくと細かい根が一杯出ている。ふたつともあまり土を落とさずに植付ける。この時期出回る大株のバラには鉢植えのと根が完全に露出している(鉢植えであっても植付けるときに根が露出してしまう)ものがある。この時期、根はほとんど活動していないので、問題はない。

 場所としてはあまり良くない。朝日は少ししか当たらないし、西日が結構当たる。
 
 ※冬のバラ

 チャールストン

 タルトポム

 今日剪定を行ったのは下の写真のバラ。

 株が大きくなっているバラは剪定に時間がかかる(残す枝と切る枝の分別)

 フレンチローズを例に取り剪定の前後を比較してみる。
◯剪定前   

 フレンチローズ クロード・モネ 2018年5月購入 この品種は一般的に成長が速く病気にも強い
 シュートは3本出ている

◯剪定後

 シュート以外は混み合っているところを中心に剪定 一昨年以前の枝も残す
 高さは50~60cm 細い枝は切り取る

 明日以降で残ったバラを剪定する。その後硫黄石灰剤による消毒を行い、1月下旬~2月上旬で元肥を施す。

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