城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

真夏の過ごし方 24.8.3

2024-08-03 20:26:01 | 山登り
 暑中お見舞い申し上げます

 毎日体温を超えるような殺人的な暑さの中で皆さんはどう過ごしておられるのだろうか

 今日の揖斐川の最低気温は26度、朝8時から既に30度を超え、最高気温は38度に達する。夜になっても気温は下がることもなく現在も31度もある

 いくらエアコンが効いた部屋にいても、一歩部屋の外に出れば、サウナのような暑さに見舞われる


 おじさんのこの時期の過ごし方は、既に書いているように4時か5時に目が覚め、オリンピックの成績などをチェックし、しばし読書(この時間が最も最適)

 6時過ぎに畑に収穫に出かけるが、収穫物が減ってきて、今や隔日となってきている(主な収穫は、ピーマン、甘トウガラシ、ミニトマト時には大玉トマト、キュウリはほぼ終了、ナスは切り返しをしたので現在生長中)

 朝食のあと、城台山に出かけ、帰ってきたら庭の草取りや花柄切り

 10時頃シャワーを浴び、読書となるが、眠いので小難しい本はほとんど頭に入らない

 昼食後お昼寝し、再び読書

 5時過ぎから、庭の水やりと畑の水やり

 以上が晩ご飯までの決まり切ったスケジュールとなる


 今日は土曜日 暑いことは承知の上で大野アルプスまで行ってきた。7時少し前から登り始めたが、暑いせいか、普通ならば道中会う人が極端に少ない。トレランの若者二人(30代から40代?)、花立峠方面から来た女性の登山者、トレランの女性全部で4人のみ。雁又山からの帰りでは誰にも会わなかった。常連とは全く会わなかった。

 6時53分登山口 山の中に入ると気温は少し下がるが、それでも暑い

 7時37分大谷山

 8時9分滝谷山 もともと体調によりここまでにしようかと思っていたが、歩けそうだったので雁又山まで行ってしまった

 8時42分雁又山
 今日のペースは普段と比べると格段に遅かった。帰りも同様で、ちょっとした苦行だった


 ここから話は読書となる

 藤沢周平から始まった時代小説は、葉室麟となり、さらに諸田玲子、浅田次郎へとつながった

 眠い時に読むのであれば、これらの著者の書く小説は最適だ(もちろん、時代小説の作者を軽く見ているのではない話しの筋とは別に、細部へのこだわり、例えば漢詩などへの勉強ぶりは感服する他はない)

 少しだけこれらの小説を読んでいて思ったことを書いてみよう。

 浅田次郎「黒書院の六兵衛」 勝海舟と西郷隆盛の協議により、江戸城無血開城となった江戸城になぜか謎の六兵衛なる黒書院番の旗本が一人居座り続ける。少々退屈な出だしであるが、その理由を巡り話が展開する。厄介な存在であった六兵衛が最後には尊敬に値するような武士の鑑とも言われるような存在になり、惜しまれて彼は城を去る。日経新聞に連載されたもので、我家で購読していたにも関わらず、全く読んでいなかった。

 次に諸田玲子。最初に読んだ本は、「梅もどき」、次に「山流し、さればこそ」、「遊女のあと」、最後に「女だてら」。面白いのは、藤沢周平や葉室麟などのような腕の立つ武士が出てこないのでチャンバラはほとんどない。少し物足りない気もするが、 その分知恵はあるので、知恵の比べという闘いとなる

 「黒書院の六兵衛」には残念ながら魅力的な女性が登場しない(そもそも浅田次郎の作品をほとんど読んでいないので、わからないのだが)。藤沢周平、葉室麟、諸田玲子には実に魅力的な女性が登場する。ついつい図書館ではこうした本を選んでしまう。



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