城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

バラ3月の管理 22.3.16

2022-03-16 19:06:28 | バラ、クレマチス等
 10日過ぎから気温が急に上昇し始めた。これにつれ、今まであまり動きがなかったバラやクレマチス、シャクヤク、ボタンなどの芽が動き始めた。バラについては、1から2月にかけて冬剪定をし、さらに元肥を施した。3月に行うバラの管理の中で主な作業としては、芽欠きがある。元気な株では、株の茎から赤や緑の芽が出てきて、大きく伸びようとしている。これをこのままにしておくと、葉が茂りすぎてしまい、当然風通しが悪くなり、病気や害虫の被害を受けやすくなる。そこで芽欠きという作業を行う必要が出てくる。まずは、下部(地上30~40cmまで)の芽は基本的に取る。理由は、ここから出てくる葉は、雨が地面で跳ね返り、その跳ね返った泥が葉に付き、黒点病の被害を受けやすくなるからである。上部の方の芽は、太い茎だと2~3、細い茎だと1の芽を残す。その時、成長すると他の茎にあたったり、他の茎の芽から出る葉とぶつかる可能性のあるものは、とっておきたい。

 芽欠き作業が終了した株

 つるバラ芽欠き前 つるバラは沢山の芽がでているので、混み合わないように芽欠きする(取り過ぎると花が少なくなるので注意)

 以上が3月の作業である。まだ葉が茂っていないので薬剤散布は必要がない(4月から必要)。

 ここからは、バラに興味があり、是非買い求めてみたいと思っている方への情報提供(あくまでもおじさんのケース)である。かつて岐阜県北方町に「ローズオブローゼス」というバラの苗を販売する会社があった。結構立派なパンフレット(有料だった)を作っていて、これを見ながら何回か注文した。今から約20年前だと記憶しているが、この頃購入したイングリッシュローズのうち地植えにしたものだけが今も庭にある。イングリッシュローズは英国のデビッド・オースチン社からのパテントのもと、日本のバラ園が育種している。このため現在一株4千円程度する。ローズオブローゼスは倒産し、それを大野町の河本バラ園が引き継いだのだが、ここでもイングリッシュローズの取り扱いを辞めてしまった。河本バラ園は、現在自身作出したバラ及びフランスのデルバール社などのバラを扱っている。ここのバラも4千円以上はする。ネットで注文できるが、送料がバカにならない。大野町のバラ祭りにも出店することがあるので、この時に買い求めるか、河本バラ園を直接訪問して購入すれば送料は必要ない。

 もう一つ「日本バラ園」というところがある。ここは、イングリッシュローズだけでなくハイブリッドティやフロリパンダやオールドローズ、つるバラ、ミニバラなども扱っている。ここの最大の特徴は、すべての苗が新苗であることである。見た目その株は貧弱であるが、適正に育てていれば、一年すれば大きく育ってくる。イングリッシュローズの値段は1980円で他のバラ園(通信販売)の半額である。扱っているバラの品種はネットで見ることができる。そして最近買うことが多くなったのは、コメリである。イングリッシュローズの場合、値段は4千円だが、送料がかからないのでその分お得となる(お店に配送されるので取りに行く)。そして、店で売れ残ったバラなどは少し安くなっていることもある。

 2月に購入した日本バラ園のイングリッシュローズ 下のと比べると随分弱々しい

 コメリ揖斐川店で通常より値引きされたイングリッシュローズ 家にはない色だったので購入

 おまけとして目が動き始めた花たち

 シャクヤク 赤い芽

 ボタン 赤い芽

 クレマチス二種 左の品種は冬越で地上部が全て枯れ、新たに芽が出てきた 右の品種は前年の茎が残り、その茎から芽が出てきている
 クレマチスはバラ同様に沢山の品種があり、少しづつ剪定の方法が違う 咲き始めたらまた紹介したい

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