宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「安倍首相の辞意表明ー”病気が理由の辞任、健康回復を願う”」-志位和夫日本共産党委員長

2020年08月29日 | 野党連合政権への展望

 志位和夫委員長は昨日、安倍晋三首相の辞意表明を受け、記者会見を開き次ぎのようにコメントしました。以下、「しんぶん赤旗」29日付より、紹介させていただきします。

「一、病気が理由での辞任ということですから、これはやむを得ないと考えます。じっくり治療され、健康を回復されることを願っています」

「—、国政は、コロナ対応をはじめ、一刻の空白あるいは遅滞も許されないことはいうまでもありません。ですから、速やかに臨時国会を開催し、後継首相を指名し、新首相のもとで衆参の代表質問をしっかり行う、そして国政の基本問題についての十分な審議を行うことを強く求めたい」

「—、(略)」

 次に、記者団との質疑応答について紹介させていただきます。(1部省略)

記者 ふりかえって安倍政権の評価を教えて下さい」

志位 あらゆる分野でこの政権と対決してきました。~中略~この政治を大本から切り替えなければならないと決意しています」

記者 今回の辞任を受けて、衆院解散・総選挙が近づいたと考えますか。野党共闘の仕方をどのようにしていくのか教えて下さい」

「志位 一つの新しい激動的な時代が始まったと受け止めております。ですから、解散・総選挙がいつあっても対応できるような構えを野党として速やかにつくるべきだと考えています。解散・総選挙にあたっては、市民と野党の共闘で自民党政治を倒すという立場でのぞみます」

記者 安倍政権が7年8カ月続いたことによって、何が一番変わり、どういう影響があったと思いますか」

志位 憲法の問題、経済の問題、民主主義の問題、あらゆる分野で私たちは正面から対決してきました。この7年8カ月の政治の全体の総括は、政権が本当に終わったとこころできちんというつもりです。きょうは辞任会見ですので、これ以上はいいませんが、一つだけいえば、この7年8カ月の安倍政権とのたたかいのなかで、市民と野党の共闘が戦後初めて始まった。とくにこの5年間、野党共闘が生まれ、2016年の参院選挙、17年の総選挙、19年の参院選挙と3回の国政選挙を野党共闘でたたかい、この流れが起こってきた。この流れを新しい局面でもさらに大きく発展させていきたいと思います」