紅葉も終わり、晩秋に近い湯布院へまたまた訪れました。
秋の陽はつるべ落としと言われるように、電車の中から見た南由布辺りとは違って一段と陽は落ちて夕暮れの湯布院駅でした。足早に駅に向かう人、宿に戻ろうとする人でざわめく人並みの中、コンサート会場の湯布院公民館へ、
「ゆふいん音楽祭」に行ってきました。
聞くところによると8年前まで35年間続いたコンサート、その後の第一回目にあたる記念あるコンサートです。
たまたま「かーさん」の 誕生日と前後するので、以前から楽しみにしていたので、今日は普段とは少し違ってドレスアップしてお出かけ、
田舎のことゆえ小さな会場でしたが、さすが湯布院、狭いロビーでしたが、
ドリンクバーと言うのでしょうか、と言ってもコーヒーだけでしたが、紳士淑女がコヒー片手に会話するのが、なんだか映画のシーンのようでした。
こういうドリンクバーの経験と言えば、ニューヨークでミュージカルを観に行ったときと長男の結婚式のときのロビーでの光景を思い出していました。
コンサートはこんな地方では聞く事ができないような一流の音楽家の演奏でうっとりです。
チェロの「文楽」は目を閉じればそこには和の世界でした。
特に目を奪われたのは、若きピアニストの音でした。
今日もそうでしたが、コンサートでは真ん中より少し左手に席を確保するようにしています。ピアニストの雰囲気、指使いが感じられるので、
昼間は前回も書いたように除夜の鐘に因んだ108回泳の練習で60回、1500m泳いで少々心地よい疲れも感じていましたので、音楽が良い疲労回復になりました。
ごきげんよう!