田母神俊雄氏(2016年5月時点で「容疑者」)が正論を語られた由。<2011年3月11日午後2時46分>から半年たった9月10日の街頭演説でのこと。これ正に正論、というか、(分析哲学によって再構築されて以降の、そして、パラダイム論を採用した知識社会学によってその妥当性が「検算」されている)現在の科学方法論の地平からは、これは<常識論>なんでしょうけどね。そう、健全な常識論、現在の知の地平を踏まえた穏当な常識論が、しかし、際物とさえ見られかねない今の日本社会の知識と情報のあり方は異常と言っていいの、鴨。
蓋し、現下の日本社会で跳梁跋扈している、「放射能=危険」「原発=絶対悪」的なマスコミ言説や風評被害のありさまは、正に、「狂乱」と呼ぶにふさわしいもの。それは、羹に懲りて膾を吹く類の愚行。悪しき意味での「パブロフの犬」の事態。オイルショックの際に、商社から庶民に至るまでトイレットペーパーを買いあさり溜め込んだのと同類の滑稽譚ではないでしょうか。
例えば、京都五山の送り火の薪、愛知県の打ち上げ花火、大阪の橋梁、甚だしくは、福島県物産のアンテナショップ開店が阻止された福岡の事例等々々。脱原発の論陣を張る放射線医学専門家さえその放射線被曝による健康被害の危険性を認めることには躊躇せざるを得なかった、そんな微量の放射性物質が検出されたこと、否、放射性物質の存在と放射線被曝による健康被害惹起の「社会学的蓋然性」、否々、それらの存在と惹起の「論理的可能性」、否々々、放射線被曝による健康被害、就中、子供達への健康被害を<連想>させることだけをもってとしか説明しようがない言い掛かり。
家康が豊臣殲滅行動開始の発端に利用した、「君臣豊楽-国家安康」の梵鐘、方広寺の鐘銘への難詰もこうまでは荒唐無稽ではなかったであろう、そんな支離滅裂な「低線量放射線被爆の危険認識」の蔓延とそのような言い掛かり的の言説を弄ぶ輩の百鬼夜行、否、万鬼セブンイレブン状態。すなわち、そのよう言い掛かりが世間でまかり通ると考える心性の波及拡散、畢竟、<福島>と<原発>を<魔界聖別>するそのようなカルト的心性がこの社会を覆っているのではないか。とそう私は危惧します。
ディケンズは『クリスマス・キャロル』の中で、無知こそ貧困を含む諸悪の、すなわち、諸々の不条理なる悲惨の根幹であると聖霊に語らせています。蓋し、専制支配の基盤はカルト的心性の普及拡散であり、カルト的心性の根幹は無知である。而して、個別原発問題に絞れば、そのようなカルト的心性、例えば、『週刊金曜日』の論稿や武田邦彦氏のトンデモ論に象徴されている、「低線量放射線被曝の危険性認識」を言いつのる、そのような無知なる傲慢は<民主主義>とも<立憲主義>とも両立し得ないものである。それらは、専制政治や「共産主義-社会主義」の苗床であり呼び水であり、言葉の正確な意味でのファシズム的の心性そのものである。ならば、彼等、脱原発ファシズムは現在の両者共に合理的な保守主義とリベラリズム共通の敵であり、彼等、脱原発カルトは健全なる常識と現在の地平に立つ穏当な科学方法論によって粉砕されなければならない。そう私は考えます。脱原発カルトは高線量の放射性物質よりも有害であり正義に反するとも。
以下、田母神氏の健全な常識論の紹介です。その出典は次の通り、
尚、この問題を巡る私の基本的な認識に関しては末尾の拙稿をご参照ください。
◆音声出典:
http://www.geocities.jp/tankou_2008/tamogam-2011.09.10.mp3
◆文字出典:
http://blogs.yahoo.co.jp/tankou_2008/35594323.html
NHKがまたですね、今、福島原発の放射能の事をこと細かく放送するんですね。
福島県の東京電力の第一原発の周辺、危なくないんです。
で、この「歴史認識の戦い」でですね、だんだん日本の保守派が騒ぐようになって「ちょっと不利かな」と「文句言われるかな」と思い出して、この放射能もですね、これ第二の歴史認識としてですね、日本を潰そうとして今これ利用されています、徹底的に。
日本政府もですね、これでこの「放射能が危ない」という風評被害をばら撒く先頭に立って今行動している訳です。
ICRPという「国際 放射線防護委員会」があります。これは放射能の恐怖を煽ってですね、で「日本を絶対に核武装させない」という事を裏で狙っているという風に思います。 この裏ではアメリカもロシアも中国も勿論行動しているのではないかという風に私は推測をします。
で、福島原発の周辺で放射能は全く危なくないんです。
放射能っていうのはですね、1946年にアメリカのハ-マン・レイ・マラー博士という人が「累積で危ない」という事でノーベル生理学賞・医学賞をもらったんですね。
で、これがこの50~60年猛威を振るって来たんです。
「放射能を浴びると累積でどんどん危なくなる」と。「突然変異が起こりやすくなる」という事で、あの人はショウジョウバエで実験をしてですね、ノーベル平和賞(?)をもらったんです。
ショウジョウバエのオスというのはですね、この「DNAの修復が行われない」という極めて変わった生物なんですね。で、これは今否定されているんです。
1982年に今度はアメリカのミズーリ大学のトーマス・ラッキー博士という人が「「放射能が累積で危ないというのは嘘だ」という事を29年前に初めて言いました。
それからどっと世界は動き出してですね、今世界の放射線医学者は「ある程度の線量率の放射線まで危なくない」と言っているんです。
どのくらいが、このDNAの修復がですね・・・細胞学が分かって来て、DNAの修復がどの位の放射能の強度まで、人体で普通に行われるかというと「毎時6000ミリシーベルト」だそうです。
毎時6000ミリシーベルトですよ。いま日本で危ないと言ってるのは6桁くらい違うんですよ。
「1時間当たり6000ミリシーベルト浴びても、DNAの修復は普通に行われる」と、今放射線医学会では言われて、アメリカもヨーロッパも従来のICRP「国際 放射線防護委員会」のですね、これを修正しているんです。日本と二桁以上違います。さらに緩和されようとしています。
しかし、ICRPの一番厳しい「年間20ミリで逃げろ」と、退避しなければならない基準をとってですね、福島県民は「強制連行」で避難させられちゃうんです。で、死んだ人もいますから、これは平成の強制連行で死んだみたいなものですからですね、もう管直人なんか殺人罪で訴えたらいいと思います私は。
あれをですね、ICRPの勧告自体が間違いでも、ICRPは「年間20~100で逃げろ」と言ってる。真ん中の60を取っただけでですね、福島県で非難する人は誰もいなくなるんです。それをわざわざ厳しいとこを取ってですね、非難させているんです。
これ自体が間違いだということで、実は今から14年前の1997年にですね、スペインのセビリヤで世界の医学者とICRPの役人が集まって大論争がありました。
「累積で危ない」という人たちと放射線医学をやって「それは間違いだ」という人たちがですね、大論争をやったのが14年前なんです。
で、その後動物とか人体実験が行われて、2001年今から10年前にですね、EUの研究者たちが集まってフランスのモーリス・シュビアーノ博士という人がですね、低線量率の放射線はむしろ健康にいいんだと、浴びた方がいいんです。酒は百薬の長と言いますけど、放射線も百薬の長なんですよ今は。
だから少しぐらい放射線を飲み込んだ方がいいし、少し放射線に当たった方がいいと今言われてるんです。
だけど、いま日本ではですね・・・今私がこう言っても、俄かに信じられないかもしれませんけどもですね、放射線医学をやっている人で「低線量率の放射線が危ない」という人はいないんですよ。
「放射能は少しでも危ない」と言っているのは、みんな左巻きの原子力工学とかをやっていた人ばっかりです、本当に。こういった人たちは、ただ日本を貶めたいだけなんですね。 それで「日本を一流の国に絶対にしない」という事で動いているんですね。
(以上、引用終了)
◆脱原発論は日本の地政学的特殊性を無視する暴論である
・事故を乗り越え福島とともに進む☆原発推進は日本の<天命>である
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/77bb139a31d8909f3387c203afc4f45d
・放射能の恐怖から解脱して可及的速やかに<原発立国>に回帰せよ!
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/8662b74f5b1f15da4739d0a9642916dd
・ドイツの大腸菌騒動
-脱原発の<夢物語>は足元の安心安全を確保してからにしたらどうだ
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/6207784b62ce34386bfc691a78658034
・【ブログ友の記事】「情報」は他人から。でも、「判断」も他人のものでよいのでしょうか?
自分の頭で判断しよう。少なくとももっと迷おう。
http://blogs.yahoo.co.jp/fukufukimama/64296143.html
◆放射線の危険性論は科学的-、法学的-、哲学的に成立し得ない
それは反捕鯨論とパラレルな文化帝国主義的の教条にすぎない
・放射線被曝の危険性論は霊感商法?
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/7c286f3b86f2d6f2b8bd054af6bc3212
・魔女裁判としての放射線被曝危険論
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/54614e99fb98e2b28bd96c1022c1e029
・民主主義の意味と限界-脱原発論と原発論の脱構築
http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/65233888.html
・放射能と国家-脱原発論は<権力の万能感>と戯れる、民主主義の敵である
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/fd01017dc60f3ef702569bbf8d2134d2
<根拠>
・チェルノブイリ原発事故で最大の被害をもたらしたものは何か
-放射能狂騒終了の鐘は鳴り響く(上)(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/b1ed075bf213f50762cfe92b5bd75a25
・高田純教授「福島県民は誰も甲状腺がんにならない」
-放射能狂騒状態の宴の終了を告げる鐘音
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0310d2573c00291a4b0e194161f3e84b
・脱原発の狂宴からの卒業-「放射能より避難が危険」「原発事故より風評被害が有害」-(上)(下)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/690b8a180fc5e64810727f3cc571480d
・社会現象として現れるであろうすべての将来の原発問題への序説
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/95bf9c9a01aca3435196a8a613787ce2
・美味しんぼの因果関係-脱原発の背理
http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/65218494.html
б(≧◇≦)ノ ・・・風評被害をまき散らす脱原発論者は恥を知れ!
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張ろうね、東北!
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張ろうね、福島!
б(≧◇≦)ノ ・・・君は一人/独りじゃない!
б(≧◇≦)ノ ・・・共に闘わん!