◆管理人挨拶
東日本大震災の被災地の一つ、福島県南相馬市在住のブログ友の記事転載です。アイアン主婦さんの記事&問題提起。謹んで、かつ、ある覚悟のもとに転載。
避難している、ある意味、避難出来る被災者とは別に、取り敢えず安全にせよ(ライフラインどころか、食糧事情においておや!)劣悪になった地元にいるしかなく、その場で<生きる>という戦いに対峙している、例えば、福祉施設の利用者への社会的ケアはどうすればよいのか。これは、おそらく、数週間~数ヵ月後には被災者のマジョリティーが対面する問題の<先駆的-原初的>露呈だと思います。
蓋し、この問題提起は「国や社会に対する甘え」などではないです。アメリカでも、災害に際しては「被災地」を「非被災地」が、生活再建の基盤整備が整うまでは支援する、而して、その後は自己責任の原則でお互いに頑張るという姿勢が常識なのだから。畢竟、要は、長い時間軸を取ればお互い様なのだから。
そんな、同胞意識と自己責任の原則に貫かれた災害支援を我々保守派も政府に促すべきであろう。この記事を読んでそう考えました。
<参考記事>
・東日本大震災☆自衛隊大活躍-民主党政権は自衛隊の邪魔をせず引っ込んでろ!
http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60338241.html
・地震と政治-柘榴としての国家と玉葱としての国民(上)~(下)
http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60340034.html
P/S
それにしてもアイアンさんを始め、岩手県・宮城県・福島県の被災地の知人に対しては、やっぱ、こちらからの電話は今も通じませんね。ただ、もう4日だから、通じにくいだけなのかもしれないけれど。このことを見ても災害の甚大さを時空を越えて痛感しています。
鉄主婦です。
わがアイアン地方こと、福島県南相馬市を南北に走る国道6号線。
この国道の東側(海側)は、津波の被害で地獄のようです。
とくに国道付近の土地が低くなっている南相馬市鹿島区の惨状は目を覆うばかりです。
国道のすぐわきに、瓦礫や船や重機のタイヤやがれきがごろごろしています。
海まではかなりの距離があるはずなのに、津波がここまで襲ったのです。
わが職場は高台にあるのでなんとか無事でしたが、すぐそこに海が見えます。
そんなばかな。
ここから海なんて見えるはずがなかったのに。
海近くにあった集落は跡形もありません。
見渡す限りの瓦礫の山です。
まるでいつか見たパニック映画のような、、、
もう、感覚がおかしくなっていて、現実のことと思えないくらいです。
そんなばかな、そんなばかな、こんなことが、という気持ちがぐるぐる回っています。
わが職場の入所者の方たちは、何とか食事を提供していますが、十分とはとても言えません。
原発の爆発もあって、放射能もこわいです。
避難場所のない福祉施設の利用者さんたちはいったいどうしたらいいのでしょう。
誰か教えてください。
【転載元】
http://blogs.yahoo.co.jp/iron_shufu/37783964.html