アメリカの400近い新聞が一斉に反トランプの社説を掲げられたとか。それを、報じる日本のメディアは「アメリカでは反トランプの世論が噴出している」かのように伝えていたりします。あのー、逆なんですよ、多分。
アメリカの現在の社会の風景の中では、市民の常識に根差したトランプ政権の施策に批判的なメディアに対して、――要は、市民の常識から遊離したリベラル派のマスメディアの報道や論調への市民の嫌悪感に対して――「ジャーナリズムは市民の敵ではありませんよぉー、どうか、うちらマスメディアを市民の皆さん見捨てないで下さーぃ」と懇願するものですよ、その400社説運動は。
・英文読解 one パラ道場:英語教材として読むトランプ大統領就任演説(英文全文)
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2b023b24c6f7644fa8473ce785df03ac
・宗教と憲法--アメリカ大統領選の背景とアメリカ建国の風景(序)~(急)⬅(序)は少しマニアック(破)からどうぞ!
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3a1242727550e8e31a9133aa154f11bf
・トランプを携えて日本再生―We also make Japan great again!
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/64689a762ef92844d91a75a1df495fe4
・移民の国アメリカが移民を排斥することは矛盾だという論理の論理の破綻について
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/e6c9a76d9b62dc8b6095bddf57340032
・前川喜平「愛国心はならず者の最後の拠り所」・・・So what?
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/01b9dedbc0974c59d2f1bc85d51b0a57
・濫用される「国際社会」という用語についての断想
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/c3e3691fe42c9648d012251a71018c54
・民主主義--「民主主義」の顕教的意味/密教的意味
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a11036903f28f118f30c24f1b1e9f2bf
・日本社会の「右傾化」を嘆き憤るリベラル派の怠慢と傲岸
--マーケットが変化したのなら商品の方を変えなさい
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/5dda58e6b05976d6658553df6d20742f
【資料―市民から乖離しているリベラルメディアの呟き】
<この政党は保守か革新か 揺らぐ「常識」、若者のリアル> 2018年9月6日05時03分
気温35度の土曜日。額から汗を垂らしながらビラを配る年長世代を、若者たちが軽い身のこなしでひらりと避ける。見ていて、いたたまれない気持ちになる。
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる東京・巣鴨の駅頭で、改憲に反対する活動に立ち会った。若者グループSEALDsに影響を受けて結成した主に60代以上の人たちで、その名もOLDs(オールズ)。街頭に立つのは170日を超えたが、「若者で署名するのは1万人に1人」と大学名誉教授の高橋正明さん(73)は言う。今の政権でいいんですかと呼びかけると「いいでーす」と答える。「安倍さんをいじめないで」と言った人もいた。
教育のせいなのか。周囲から浮くのを恐れるのか。50代の記者も加わって議論したが、答えは出ない。
https://www.asahi.com/articles/ASL947WMYL94ULZU01H.html
<慢心する政権党「多数万能ではいけない」> 2018年9月14日 07時00分
・・・政治の目的は公共的な課題について結論を出すことだ。それはあれもこれもというわけにはいかない。何かを選べば何かが振り落とされる。しかし、この選択を多数決にのみ委ねると、少数意見は常に無視され社会は結論を共有できなくなる。だからこそ、価値観の違いを尊重し合い、「よりまし」な合意を生み出すのが民主制というものだろう。
「見たいものしか見ない」「聞きたいことしか聞かない」といったネット社会の現象が拍車をかける。その現象は、一部のメディアを経て政界にまで及んできている。フィルターバブルと呼ばれるこうした風潮は、共通の言論空間を壊し、論争そのものの成立を阻む。スマートフォンの急速な普及は安倍政権の再登場期と重なる。・・・
https://mainichi.jp/articles/20180914/k00/00m/010/182000c
▼野党や評論家が理解できない安倍政権の支持が下がらない簡単な理由
・「加計」の偏向報道、酷すぎ:マスメディアは印象操作が仕事なの?
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3bede48f13114cf068144d4c4ea2d631
・ワシントンポストフェイクニュース酷い虚報垂れ流す共同通信酷い
騙される石破茂玉木雄一郎らは馬鹿!
https://ameblo.jp/neko-10-inu/entry-12401943319.html
・日本の憲法学者はハイフライフローの連射と決め技デスティーノで
憲法改正論議のリングから放逐せよ❗
畢竟、所謂「多様性」なるものの価値や素晴らしさというもの。それを保守派も必ずしも否定はしないでしょう。わが国も、古来、数多の「帰化人」の方々を<新しい仲間>として受け入れてきたし、日本の文化伝統なるものの多くは彼等とのコラボレーションの果実であることを否定するような向きは「保守」などではなく、単なる、「無知」なのだと思いますから。
しかし、「多様性」なるものを具現する道のりやスタイルは、リベラル派がしばしばそう口にするように、別に、すべての国が「その市民社会を<地球市民的>なる無国籍の色合いに染める」ものばかりではないのではなかろうか。個々の国家が、各々、独自の文化と伝統を競いあうことによって、世界の総体としては百花繚乱・千紫万紅の<コラージュ>状況を現出する道のりもありはしないか。而して、保守主義に親和性のある「多様性」は間違いなく後者のスタイルであろうと思います。
▼立憲民主党が肝心の「立憲主義」を勘違いしてどうする
いつまでガラパゴス議論を続けるのか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53213?page=2
▼リベラルメディアへの違和感の浸透――【続】静かなる逆襲が始まって・・・
https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/fda34c281990d514a8799518cd6928b5
以上