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感謝多謝☆中国で日本人死刑囚の死刑執行!

2010年04月06日 16時39分03秒 | Weblog

本日、かねてその刑の執行につき日本政府の複数の閣僚が(日本国民としては、なんらか一所にされるのは不愉快なので「民主党政府の」と書きたい!)懸念を表明していた、麻薬関連の犯罪を犯した日本人死刑囚に対して、民主党政府の危惧懸念など歯牙にもかけず、支那政府は粛々と予定通り死刑を執行したそうです。

б(≧◇≦)ノ ・・・よくやった!

б(≧◇≦)ノ ・・・評価する!

б(≧◇≦)ノ ・・・正に、毅然とした大岡裁き!




以下、産経新聞の報道。

◎中国、麻薬密輸罪で邦人の死刑を執行 1972年の正常化後初
中国で麻薬密輸罪により死刑が確定していた赤野光信死刑囚(65)=大阪府=に対する刑が6日午前9時半(日本時間同10時半)、遼寧省大連市で執行された。中国当局が同日、外交ルートを通じて日本側に連絡してきた。中国で日本人に対して死刑が執行されたのは、1972年の日中国交正常化以降初めて。

死刑は同死刑囚が収監されていた大連市の拘置施設内で薬物注射によって執行されたとみられる。日本側には執行の約5分後に連絡があった。中国国営新華社通信によると、中国最高人民法院は同日、「死刑は中国の法律に従って執行された」「赤野死刑囚は拘置中も裁判の間も法律に従って扱われた」とのコメントを発表した。

同死刑囚は2006年9月、大連空港から日本へ覚醒(かくせい)剤計1.5キロ以上を密輸しようとしたところを拘束され、09年4月に死刑が確定していた。ともに拘束された石田育敬受刑者(同罪で懲役15年確定)が所持していた約1キロと合わせ、2人が密輸を企てた覚醒剤は計約2.5キロに上った。

(2010/04/06 11:00)



そして、以下、ブログ友の憲坊老師のコメント引用。
http://blogs.yahoo.co.jp/higashidake/61183660.html


これは中国の法律に基づいて、中国で行われるものですから、とやかく言うことは余分な内政干渉と思います。

悪いことをした奴は法によって裁かれ処分される。それだけのことではないですか?それに対して懸念を表明すると言うのは理解できません。

これは人権の弾圧とかそういう問題とは切り離して考えるべきです。

中国政府は数々の悪事を働いてはいますが、これはその中には入りません。

バカ女法務大臣は見習うべきです。
(以上、引用終了)



◎KABUコメント
全くその通り。ただ、国際法上は「単にお願いする/非難する」のではなく「軍事力/経済制裁等を行使して他国に自国の意志を強制する」ことを<内政干渉>と呼ぶのであり、菅直人氏や福島瑞穂氏が、いかに公式に「邦人の死刑執行につき懸念を表明」した所で、それを内政干渉とは言いません。しかし、逆に言えば、それは「内政干渉=国際法違反」でないがゆえに(法的な対抗措置を支那は取りようがない、いわば、言われっぱなし、懸念の表明されっぱなしであり)、道義的には一層失礼な「懸念表明」ではなかったか、と。そう私は考えています。

いずれにせよ、死刑賛成派の私としては(「他人の褌」のきらいはあり、些か情けなくはあるものの)「良くぞやってくれた! 感謝、多謝!」と支那政府にメールを送りたいくらいです。蓋し、国法、就中、道徳規範と背中合わせの刑法の内容規定とその執行は(加盟・批准している多国間・二国間の条約に具体的に反しない限り)、主権国家の当然の裁量事項です。まして、「死刑を廃止します」などという馬鹿げ条約を支那も日本も批准締結していないのであり、今回の死刑執行は(刑事手続のいい加減さ等はあったとしても)国際法的には全く正当な処置である。

ならば、「日本でなら重くて懲役8年程度」だの、「死刑廃止は世界的な潮流だ」などは、国際法の無知か、フランスまたはオランダかぶれの文化帝国主義的言説、あるいは、その両方である。いずれにせよ、そのような言辞は、文字通り、「引かれ者の小唄」の類の戯言にすぎないと思います。

畢竟、今回の支那の「日本人死刑囚の死刑執行」は、(越前屋、お主も悪よのぅー、何をおっしゃるお代官様的の、支那共産党秘密警察・人民解放軍の国内諜報部隊による「闇から闇へ」はカウントせずとも、年間優に4桁の死刑を執行している、)支那においてはルーティンの事態ではあるでしょうが、民主党政権下で一層、文化帝国主義の弊害が目につくようになってきた我が日本にとっては、正に、天佑神助というべき事態なの、鴨。と、そう私は考えています。

而して、少しでも叩けば埃が出そうな(あるいは、「冤罪」を含め謀略に引っ掛かる可能性のある)方は、これを機会に支那に行くのは金輪際止めることでしょう。権力分立など存在しない彼の地では、究極、自分の身を守るためには、渡航をやめるしかないと思いますから。

尚、死刑を巡る私の基本的な考えについては下記拙稿をご参照いただければと思います。これで、餃子の恨みや、まして、南京のデマの恨みを帳消しになどは到底できませんが、かの朝鮮半島付け根の国的な口振りで言えば間違いなく「評価する=感謝多謝」ではあると思います。いやー、久しぶりに元気になるニュースでした。


ヽ(^o^)丿




・野蛮な死刑廃止論と人倫に適った死刑肯定論
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58015397.html

・応報刑思想の逆襲☆裁判員制度を契機に司法の「常識化」を推進せよ(1)~(4)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58015397.html



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