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麻生内閣メールマガジン最終号☆捲土重来、麻生総理を平成の足利尊氏公に!

2009年09月03日 15時13分38秒 | 日々感じたこととか



麻生内閣メールマガジンの<最終号>が発刊されました。人柄の滲み出た粛々とした素晴らしい挨拶。要を得て簡潔、豊饒にして清廉なる挨拶。而して、これをまたぞろ「麻生メルマガ 最終回は陳謝」と報じるマスメディア(↓)の不見識と不健康さには呆れかえる思いです。「下種の勘繰り」という言葉がありますが、彼等は下品なだけではなく頭も悪いのだと思えてきます。真面目に、文章の読み方、小論文の書き方を東進ハイスクールか河合塾にでも行って勉強しなおせよ、です。以下、全文引用しておきます。


・麻生内閣メールマガジン「廃刊」を伝える下劣&愚鈍なる報道
 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/aso_cabinet/?1251943327



麻生太郎の「強く明るく」

[政治は続く]

今般の衆議院議員総選挙では、皆さんの期待に応えられず、申し訳ない結果となりました。

政府与党への、ご不満、ご批判を真摯に受けとめています。

社会の閉塞感、格差の問題など、皆さんが感じておられる、さまざまな社会問題への不満に効果的に対応できていなかったのではないか、きちんと政策について、メッセージを出し切ってきたかなど、真剣に反省せねばならないと考えています。

私は、景気対策を最優先に、果敢に政策を進めてきました。

昨年9月24日に総理に就任した際、歴史的な世界同時不況、経済の悪化に直面しました。このとき、私は、国民の暮らしを守るために、解散総選挙といった「政局」よりも、景気対策・雇用対策という「政策」を優先いたしました。

異常な状況には、異例の対応が必要です。このため、半年で4回の予算編成を行いました。役人主導では、決してできません。その結果、今年4-6月期の実質経済成長率は、年率で3.7%。先進国では一番高い成長を実現しました。経済対策の成果が出始めた、と思います。

しかし、いまだ道半ばです。政局よりも政策を優先した判断は、国民生活のことを考えれば、決して間違ってはいなかった、と考えています。

北朝鮮問題への対応や、テロとの闘い、そして海賊対策についても、国家と国民を守るため、正しい政策を進めてきたと自負しています。

しかし、私の力不足から、今回の結果となりました。率直にお詫びするとともに、皆様方の声を真摯に受けとめ、今後の再出発を期したい、と思います。守るべきものは守る、そして守るべきもののために改革し、改めるべきものは改めるのが、保守政治の本質です。

メルマガ読者の皆さんには、これまでのご愛読に感謝申し上げます。皆さんからいただいた多数のご意見に、叱咤激励され、政策を前に進める勇気をいただきました。本当にありがとうございました。

今後、さらなる精進を続け、皆さんのご期待にお応えできる政治を実現することをお誓い申し上げます。

【麻生内閣メールマガジン第44号(2009/09/03)より転記】


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Aso Cabinet E-mail Magazine No.44 (September 3, 2009)
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"Politics will continue"

In the recent general election of members of the House of epresentatives, we failed to meet the expectations of the people with a regrettable result.

I accept with sincerity the people's dissatisfaction with the government and ruling parties and criticism toward them.

We must seriously reflect upon matters such as whether we responded effectively to the people's dissatisfaction over the various social issues, including the disparity issue and the sense of helplessness in the society, and whether we sent out a message on policies fully and unfailingly.

I have boldly advanced policies, placing the foremost priority on reviving the economy.

Japan was facing a historic global recession and experiencing a downturn of its economy when I assumed the office of Prime Minister on September 24 last year. At that time, I had given priority to policy over politics, or economic and unemployment countermeasures over a general election, in order to safeguard the daily lives of the Japanese people.

Abnormal circumstances require extraordinary countermeasures; we have passed four budgets in six months. This could not have been realized were bureaucrats to take the rein. The result was a 3.7% annualized real economic growth rate for April to June this year, the highest rate among the developed nations. The economic countermeasures have thus started to bring about their results.

Yet, we have only reached half-way. If we were to think of the people's daily lives, I am convinced that I have made the right decision to prioritize policy over politics.

I am also confident that I have advanced the correct policies on the North Korean issue, the fight against terrorism, and measures to counter piracy, with an aim to safeguard the nation and the people.

However, my inadequacy led to this result. I offer a frank apology and take sincere heed of the people's voice, determined to make a fresh start. Safeguard what must be safeguarded. Reform to safeguard what must be safeguarded. Change what must be changed.

This is the essence of conservative politics.

I would like to express my gratitude to all the readers of this e-mail magazine for having taken the time to read it. The various opinions for criticism and encouragement have all spurred me on and given me the courage to drive forward policies. Thank you so very much.

I pledge that I will continue to make my utmost efforts and achieve politics that meets public expectations.


-- Message from the Prime Minister (Provisional Translation)

【麻生内閣メールマガジン第44号(2009/09/03)英語版より転記】

   









この<最後>の麻生内閣メールマガジンを読んで、(私は、政治指導者としての後醍醐天皇は民主党の鳩山由紀夫代表と似たようなものであると考えており、全く評価しないのですけれども)元弘元年(1331年)、所謂「元弘の変」の第二次倒幕クーデターが失敗して後醍醐天皇が隠岐に流される際、児島高徳が後醍醐天皇に対して記した言葉を想起しました。 天、句践を空しゅうするなかれ、時に范蠡なきにしも非ず、と。

天莫空句践

時非無范蠡



 

麻生総理お疲れさまでした。けれど、麻生総理。間違っても絶望なんかしないでくださいよ。民主党政権が日本を無茶苦茶にするのが火を見るより明らかな今、日本のことを考えていたら小休止している暇はありませんよ。「呉越同舟」の越、「臥薪嘗胆」の越王句践。その「句践=麻生総理」を支えて「宿敵呉=民主党」を滅ぼした范蠡のような有能無双の同志が必ず麻生総理には現われるはずですから、と。そう麻生総理に言いたいと思ったのです。

正中元年(1324年)の第一次クーデター計画・正中の変、第二次クーデター計画の元弘の変に失敗した後、後醍醐天皇は、元弘3年/正慶2年(1333年)、三度目の正直、第三次クーデターで鎌倉幕府の倒幕に成功。建武の新政を始められた。ならば、安倍元総理・麻生総理の後、我々保守改革派も三度目の次回に保守改革派が本当の意味で日本の政治を牛耳る政治体制を実現できないはずがないではないですか。

而して、「普遍的な理念=友愛」を口にしつつ他者に対する配慮を全く欠いた「後醍醐天皇=鳩山由紀夫民主党代表」の<宇宙人>さにより、「建武新政=民主党政権」が極めて短い期間に世の支持を失うこともまた必定ではないでしょうか。ならば、藤原不比等・北条泰時・大久保利通と並んで私が日本の政治指導者の中で最も高く評価する足利尊氏公の如き、人格高潔、カリスマ性、そして、鬼神の如き戦上手の指導者が保守改革派を率いることもまたあり得る。この1年間の麻生内閣の経験を血となし肉となして、麻生総理には是非とも<平成の足利尊氏>として復活していただきたい。

蓋し、「北条得宗家=自民党町村派」支配下でも「鎌倉幕府=自民党」内で「源氏の嫡流=吉田茂の孫」として最高の家格を誇った尊氏公。不埒な振る舞いの多い身内、例えば、「高師直=石原伸晃・塩崎恭久等々、自己の立身出世にのみ関心のある自民党内のスタンドプレー派」を「源頼朝=小泉純一郎」のようにばっさりとは切れない優しさが時に禍した尊氏公。

しかし、「北畠顕家の奥州軍=小澤一郎」に敗退を喫するなど尊氏公は何度敗れてもついに勝利した。しかも、「後醍醐天皇=鳩山民主党」打倒に向け臥薪嘗胆・捲土重来を期した軍勢は麻生総理の地盤である北九州の地から発進したではないですか。また、尊氏公は信頼した舎弟、しばしば「正義」を口にするも理想主義の空理空論から独断専行がすぎた「直義=鳩山弟」一派の裏切り、庶子「直冬=自民党内反日売国勢力」の大軍に攻められても、ついに、天は「句践=足利尊氏」を見捨てなかった。この故事を踏まえるならば、「足利尊氏=麻生太郎」の復活は、最早、歴史の必然と言いうる。そう私は考えます。

そのためにも、麻生総理には「血を啜り肉を喰らいエネルギーを充填=政治に国民が本当に望んでいることを確認するべくもう一度、国民の声にゼロベースで耳を澄ま」していただきたい。

而して、地方再生と構造改革の同時実現。日米同盟の徹頭徹尾的の強化、集団的自衛権を巡る政府解釈の変更、非核三原則の撤回、宮沢談話・河野談話・村山談話が「日本政府を拘束するなんらの政治的な言明ではない」ことの宣言、核武装の着手、そして、憲法改正。

更には、否、まず第一に、これらを実現するためにも、『孟子』梁恵王上にいわゆる「上下交々征利、而国危矣」(上下交々利を征れば国危うし:上の者も下の者も、皆自分の利益・出世・保身だけを考えているようではその国の存立も危うくなる)状態だった「組織の呈をなしていなかった」自民党の意識改革と制度改革。

これらの具体的なビジョンと理論の構築、および、手順のプロセスとマイルストーンの策定。安倍・麻生と二代に亘り苦渋を舐めさせられたマスメディア対策の練磨、等々。保守改革派の課題は山積ですよ。4年間なんて「アッ!」という間ですよ。

ならば、どうせこの4年間は官僚なんか自民党を相手にする気もないでしょうから、麻生総理には永田町や霞ヶ関に縮こまってないで、臥薪嘗胆、毎昼食は敵の民主党岡田幹事長の実家、イオン系列のミニストップの不味い焼肉弁当でも喰って闘志を日々高めていただきたい。私は、敵に「塩=売り上げ」を送るのは得策ではないので、「室町幕府=保守改革派の政権」ができるまではジャスコにもマックスバリュにもミニストップにも絶対に行きませんけれども。
    

而して、


б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持!
б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理を平成の足利尊氏公にするぞ!


б(≧◇≦)ノ ・・・臥薪嘗胆!
б(≧◇≦)ノ ・・・捲土重来!
б(≧◇≦)ノ ・・・焼肉弁当!

б(≧◇≦)ノ ・・・打倒、民主党!
б(≧◇≦)ノ ・・・保守改革派は今こそ団結せよ!
б(≧◇≦)ノ ・・・共に闘わん!

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張りましょう。






【「打倒、民主党!」参考記事】

・民主党「国家論」の姑息と愚劣☆日本は誰のものか?
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/4660aaefcaf078ff548bc613f9933f54

・民主党監視塔☆教育の核心は強制であり国家の本質は演出である
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0a14ac4e535d5a718ecb255d403aceb0

・民主党監視塔☆既得権としての戦後民主主義的な教育論の滑稽と害毒
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/a599c5052582c31d6ec49f2194e240e1

・民主党監視塔☆子供が学校を仕切れば教育も日本も良くなるという幻想の姑息と危険
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/d05db3837bdf445d1f0d8341857233dc




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1 コメント

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『ローマは一日にして成らず』 (七生)
2009-09-03 16:12:53
はじめまして、七生です。(*'-'*)
参考になれば、幸いです。

塩野七生『ローマ人への20の質問』より
Q:
憲法改正について、
もしもこの日本人にローマ人が助言を与えるとしたら、
どのように言うでしょうか。
 
A:
一部の日本人が主張するような、
普通の国になるための憲法改正ではなく、
普通の憲法にするための憲法改正を勧めるでしょう。
日本人は、ユダヤ教徒ではない。
日本国憲法は、神が人間に与えたものではありません。
ゆえにそれを死守するのは、自己矛盾以外のなにものでもない。
この自己矛盾から抜け出すのが、まずは先決されるべき課題ですね。
憲法改正には国会議員の三分の二の賛成を必要とし、
さらに国民投票で過半数を得る必要があると定めた第九十六条を、
国会の過半数さえ獲得すれば改正は可、とするように改めるのです。
これにも国会議員の三分の二の賛成と
国民投票での過半数が必要になるのは、もちろんのことです。
しかし、憲法改正条項である第九十六条の改正が成ってはじめて、
ユダヤ教徒でもない日本人が、
神が与えたわけでもない憲法にふれることさえ不可能という、
非論理的な自己矛盾から解放されることになる。
第九条を改めるか否かは、その後で議論さるべき問題と思います。
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