黄色の夏のマフラー
久し振りに手こずった作品になった。麻糸が儚く切れ続け、意欲が萎えて萎えてしまう。切れた糸の修復を後ろでクリップをたらしたり、手前でまち針りにくくりつけたり、合計20本近く切れてしまった。
「手間暇かけ 丁寧に紡いだ時間が ぬくもりとなる」と誰かの書いた文章を励みに、意欲を奮い立たせて織上げた。
糸の整理をしてみると、思いの他面白い布に出来上がっていたので、頑張った甲斐があったと安堵した。
反省は筬と糸のバランスが出来てなかった為、1本の糸に負荷がかかり切れたのだと指導を受けた。まだまだ修業は続きます。