鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【受贈】 『日本歴史』編集委員会編『きょうだいの日本史』(吉川弘文館、2024年9月)

2024年08月24日 19時30分23秒 | いち研究者としての日記
その分担執筆者を務めた山崎圭先生・下向井紀彦さんより標記の編著書(吉川弘文館、A5判ソフトカバー、全280頁、本体2,000円+税、2024年9月)を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。
本書は、日本史について古代・中世・近世・近現代4つの時代区分ごとに無名~著名さまざまな「きょうだい」計24事例を取りあげ、この具体的な関係のありようから各時代の特徴を見とおそうとするものです。本書「はじめに」によれば、学会誌『日本歴史』第896号(2023年)掲載《新年特集》「きょうだいの日本史」の成果をより広く共有しようと、史料の現代語訳化など一般的な歴史ファンも読みやすくする改訂を施すうえで書籍化したとのことです。
なお、山崎先生は近世編の「近世の百姓の欠落ときょうだい」(167~173頁)を、下向井さんは同じく近世編の「三井家擬制の兄弟」(142~155頁)を、それぞれ執筆しています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【受贈】 秋山寛行「近世後... | トップ | 【業績】 鴨頭俊宏《新刊紹... »
最新の画像もっと見る

いち研究者としての日記」カテゴリの最新記事