標記の書評を掲載する大阪歴史学会『ヒストリア』第253号(2015年12月)が自宅に届けられたので、早速、読ませていただきました。
掲載されているのは会誌の196~200ページ、5ページ分の文字数です。書評、ありがとうございました。
評者の玉井建也氏(東北芸術工科大学)には、約10年にわたり学術雑誌上で、近世瀬戸内海路をめぐる情報ネットワークの理論につき学ばせていただいております。正直いえば、せっかくの機会だからもう少し遠慮なく批判してくれてもよかったのに……と思う部分もありますけど、そういう研究者の立場ならではの指摘や紹介をしてくれております。ぜひ、多くのかたに読んでいただきたく存じます。
なお、平成26年(2014)に清文堂出版(大阪市)から出版した標記の単著については、私の知る限りであと1本、学術雑誌上で書評が掲載されるようです。その1本が無事に掲載されて計6本が揃えば、受けた批評文に対し1つずつ回答しつつ当該研究を展望する小論文を学術雑誌に投稿しようと、準備を始めております。