高知大学教授の荻慎一郎先生より、標記論文の抜刷1冊をいただきました。ありがとうございます。
この論文は、私も常任委員を務める交通史学会が2013年10月に開催した2013年度シンポジウム「四国の地域社会と交通」(於 高知大学朝倉キャンパス)での報告内容を、まとめ直されたものです。
現高知県域は、現代でも毎年のように台風の直撃を受けており、今年の場合は特に甚大な被害に悩まされているわけですが、この論文は、近世の土佐人がこうした地理的条件のもといかに生きてきたのかを考えるうえで重要な教材の一つだと思います。