西海(にしがい)賢二先生より標記会報の完成版を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。
この会報には
西海賢二「大山信仰とその周辺」
西海賢二《資料紹介》「鹿島踊りと青年会合宿日誌について」
2本を掲載してあります。前者は、神奈川県域に聳え立つ大山(おおやま、標高1,252m)が、古代修験道の場から江戸時代は関東一帯の庶民による信仰の対象へと展開していく歴史につき「御師」「太刀」をキーワードにしながら概説するものです。後者は、神奈川県の小田原市から静岡県の加茂郡東伊豆町に至る相模湾沿岸22ヶ所で受け継がれてきた「鹿島踊り」の伝統につき、大正・昭和時代の青年会(団)合宿日誌を翻刻しながら解説するものです。