地方史研究協議会へ投稿していた標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第68-4号(通号394、2018年8月)が完成し発行されました。
日本近世史の研究をめぐっては、対外関係の分析をとおし江戸幕藩体制の本質を見直そうとする研究の一環に、国内漂着外国人送還史料群の編さんが進められています。その役割は、自治体史誌や郷土史研究会のほかに、関西大学東西学術研究所も担っていました。記事は、この研究所による資料集の最新刊(関西大学出版部、2018年2月、A5判ソフトカバー、382頁)を簡潔に紹介したものです。