うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

『愚者の呪い』最終話UPしました!&「悟、食べてきました」w

2024年11月16日 13時47分45秒 | ノベルズ
数日後。アスランは退院の許可が下りた。
軍の宿舎に帰宅しようと思いきや、病院の自動ドアが開いた瞬間、そこには仁王立ちのカガリが待ち受けていた。
「カガリ!?君は今、仕事中じゃ―――」
「あぁそうだ。だから私は私の仕事をしに来た。」
そう言って、まだ足元がおぼつかないらしい、驚いたままのアスランの腕を取って支えながら、カガリは目の前に止められた政府公用車、ではなく、カガリの私用車に乗せられ、そしてそのままアスハ邸へと連れられて行った。
すっかり見慣れたアスハ邸のダイニング、広いリビング、そして私用の際に案内された応接間。
その応接室のソファーにアスランをゆっくりと下ろしたカガリは、早速アスランに正式にオーブ軍本部に転属の辞令を読み上げ手渡した。
「『アスラン・ザラ一佐に、オーブ軍第一空挺部隊長、並びに少将の任を命ずる。』…な?仕事だって言っただろう?」
「確かにそうだな。…謹んで拝命します。」
アスランは座したまま辞令を受け取りながら敬礼する。そして尚も不思議そうに周囲を見渡す。
「それにしても、なんで私邸に俺を?このまま軍の宿舎に帰ろうと思っていたんだが。」
「その身体で一人じゃ何かと心配だろ?ここなら執事もメイドもいるし、お前が体調崩したら、直ぐ侍医が駆け込んでこられるからな。…あ、私に何かしようとしても、マーナが目を光らせているから、変なことはできんぞ。」
そう言ってニヤリと笑うカガリ。
アスランは釣られようにして、はにかみながら
「今この状態じゃ、簡単に君にねじ伏せられるよ。」
すっかり緩んだ表情を見て、カガリも安堵する。
そして紅茶をいれながら、久しぶりに談笑していると、ふいにアスランから「少し外に出ないか?」と誘われ、カガリは頷く。
「体は大丈夫なのか?」
「あぁ、ずっと病室にいたからな。少し外の空気を吸いたくなった。」
その言葉に、カガリは再びアスランに寄り添い、身体を支えた。


―――続きはこちらから。


***


ようやく無事に(?)連載SSの方の最終回をUPできました。
腹痛だのなんだの、色々ありすぎて、遅々として進まなかったんですが、これでようやく完結です。
モチベーション上げるために、上映期間延長してくださった特別編第二弾も見てきましたよ♥
今更ですが、松竹の会員さんになったので、しっかり車飛ばして見てきました(`・ω・´)ゞ
流石に3回目を見たら、どうにかこうにか二人のセリフも覚えられましたし、このネタでSS書く時も、何とか台詞回しは間違えないで書けそうかな・・・まだ描くと決めたわけじゃないんですが^^;
それにしても、毎回見る度に「アスカガ、カワユス(*´Д`)ハァハァ♥」で、ニマニマが止まらなくなるんですよw ていうか、本当にアスランは女性に興味がなかったんだな。カガリ以外。普通の男子だったら、あんなスケスケなベビードールを着たミーアのバッキュンボン!(古っ)見たら、一発で堕ちそうなのに、アスランが未だ脳に焼き付いているのが、無人島の時のカガリのインナー姿、あるいはカニを見つけた時の下乳ですから。本っっっっっ当に女性に免疫なかったんだな(哀) あれで脳が焦げ付かされて、もう他の女性の身体見てもなんとも思わない(慌てはするけど)のか。勿論、初めての経験だけじゃなく、その相手が今も愛するカガリだったから、という相乗効果もあってなんでしょうけどね。
あの時より育った、カガリのパフパフ♥をすぐ隣で見て、それでも恥ずかしそうに告白するアスランが何とも可愛い♥ でも君、もう19歳なんだから、もうちょいその先の進展があってもいいんじゃないか? でも、カガリはかなり強い貞操観念(お姫様だしね)持っているし、そこにストイックが服着て歩いているようなアスランですから、一線超えるまではちゃんと正当な順序を踏むんだろうな。でも、あれだけ運命じゃ女性キャラに囲まれたのに、無人島のカガリだけで3年持てるんだから、多分アスランは大丈夫だろう。もしエネルギーが枯渇しそうなときは、新たなカガリで補給すれば良し!(多分キス一つでも、相当供給されると思う)

―――と、まだ上映期間中なのに、ネタバレがコソコソ始まってしまったので、ここでストップ!
話は飛んで、上映後、昨日から始まった『銀だこ』の呪術廻戦「懐玉・玉折」コラボで、『五条悟の『赫』の蒸し鶏とチリソース~ピリ辛ラー油付き~』を食べてきました(*´▽`人*)✨
たこ焼き自体は普通のたこ焼きなんですが、ネギたっぷりのその上に棒棒鶏というか、キムチと和えた鶏肉(多分ささみ)が乗っかって、その上にチリソースをが―ッとかけて、更にマヨネーズと胡麻みたいなのをかけた感じです。

致し方ないのですが、たこ焼きはまぁまぁ熱いんですが、その上に冷蔵庫の中にあった蒸し鶏キムチ和えをかけるので、冷えちゃうんですよ💦 まぁささ身は熱があると固くなる一方ですし、下手に常温保存して、食中毒になってもいけませんから、どうしても冷やしておかないといけないんですよね。
総合的に、味はまぁまぁでした。ただチリソース(というほど辛くない)とキムチっぽいので、酸味があります。たこ焼きもソースをかければ多少酸味はありますが、その酸味と違うので、好みによりますね。

そして特典ですが、カードが付くんですけど、第1弾だけで10種類のうち、悟が来てくれました♥
さりげなく硝子も映っているというw
ちなみに同じく呪術スキーのYちゃんに連絡したら、流石はYちゃん、既に2パック食べて、カードは五夏セットと硝子ちゃんのカード貰ってましたv
これで3種類までは見ることができた。
流石に10パックも食べられない(てか、高くて買えない)ので、他の方々が出たカードがどんなか、ネットで探してみよう♪
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『愚者の呪い』第3話UPしました&確かに「西」の方に居ました(*≧▽≦)ゞ(笑)

2024年11月09日 19時41分21秒 | ノベルズ
「―――スラン、アスラン!!」

一面乳白色のうつろな意識の中にこだまする、その声に導かれるようにして重い瞼を開いていく。
すると目の前には、金眼に涙を潤ませた、愛しい人。
「カガリ…?…どう…して…ここに…」
そう、彼女はこんなところにはいないはずだ。今でもオーブで代表として采配を振るっている最中に違いない。

だとしたら…やはりこれは夢…だろうか…

何度も願ったイメージが、こうして夢として彼女を連れてきてくれたのではないか。

彼女の頬に伝う涙を拭おうと、右手を懸命に伸ばすが、思うように動かない。
「馬鹿!今は指一本動かすな!お前、テロの爆破から身一つで子供2人を守ろうとして、全身傷だらけなんだからなっ!」

そう…なのか…
いや、そうだ―――

ブルーコスモスの残党と思われる武装集団と、宗教がらみの教団が手を組んだという情報が入り、その街に潜伏調査をしていたところだった。
下町の土埃が舞う道路に放置されていた自動車。あまりにも型の古い、時代遅れのそれが、妙に不自然さと違和感を受け、遠目からサングラスに組み込まれた拡大鏡でアップしていた時、
「やはり、爆弾が仕掛けられているか…」
今のうちに遠くから、起爆装置を破壊した方がいい。そう判断して道路に寝そべるようにして低く銃を構えると、点滅している赤いランプが目に入った。
「あそこか。」
狙いを付けた、その時だった。
「早く家に帰ろう!今日、ママがクッキー焼いてくれているんだ。」
「僕も行きたい!遊びに行っていい?」
「いいよ!」
そう言って走ってきたのは、まだ年端も行かない子供たち。
「まずいっ!」
アスランは銃をホルダーに収めると、全力で彼らに向かった。
「伏せろっ!」
その声にぽかんとする少年二人に、構わずアスランは覆いかぶさった。瞬間
<ドォオオオオオーーー…ン…>
車は火を噴き破片が幾重にも飛び散る。
テロリストたちが車を爆破の用具として使う理由は2つ。
一つは車体が大きいために、爆弾が見つかりにくいこと。そしてもう一つは、細かな部品が数多あるため、爆発と同時にその細かい金属片が、全て散弾銃並みの殺傷力で突き刺さるためだ。
「ウワァアアアアアン!」
大泣きする子供たちをアスランの目が捕らえる。
彼らは泣いてはいるが…流血している様子はない。土埃の道路に広がる血溜まりは、彼らのものではなかったようだ。
なら、一体これは、誰の血だ?
動かそうとすると全身を激しい痛みが貫く。そして遠のいていく意識…
<アスランさん!>
吹き飛ばされていたインカムから、メイリンの悲鳴が聞こえる。
(そうか…これは、俺の…)
瞬く間に聞こえてくる警察のサイレン。
(俺はこのまま…死ぬ…のか…)
戦場で幾度も死線を越えてきた。だが、軍人である以上、死はいつでも当たり前のようにアスランの背中に付きまとう。
覚悟していた。こうして突然命が消えることは。
分かっていた。わかっているはずなのに―――


―――続きはこちらから。


***


随分間が空いてしまいましたが、SSの方第3話を支部の方にUPしました!
お気が向きましたらどうぞ♪ 地味にキララク夫婦も登場しております。

本当ならもうちょっと早く上げたかったんですが、先週の地獄の痛みのおかげで、すっかり安静モードにされてしまったので、書くに書けない状態でしたもので。本日ようやく解禁です♥ 

食事の方も、大分通常モードに戻ってきましたが、やっぱりまだカフェインとかの刺激物は避けちゃいますね。
あれだけコーヒー好きなのに、あの痛みを思い出すと飲めなくなってます💦 多分そう思うということは、まだ身体が受け付けていないということだと思うので、今日もポトフとロースピカタという胃に優しいメニューです。父はもっとがっつりした物が食べたそうですが、今しばらく付き合ってもらいますw

その食べ物関係ですが、何処をどう探しても見つからなかった、セブンコラボのSEED&魔女お菓子。
昨日病院の方に検査に行った帰りに、普段あまり立ち寄らない駅(途中下車になる)の周辺に3か所セブンがあることがわかり、「…ダメもとで行ってみるか。」と探してみました。
某駅の東口側に2件あったのですが、駅の真下にあったセブンには何も置いておらず。ちょっと離れたところに行ったら、お菓子は無かったんですが、例のタンブラー(キラ&アスラン&スレッタ)と、蛇腹ポーチがありまして。
タンブラーは結構持っているので、蛇腹ポーチの方をどうしようかと。
種のは表がコンパスとターミナルのロゴの入った黒の合成皮(※魔女の方は白)で、中を見るとガンプラの組み立て途中の展開図が小さくプリントされてました。
買おうかどうしようか迷っていたんですが、そういえば家に大量にあるアクスタをしまう場所がなく、丁度いいサイズでしたので、決意し買うことに。
元々ガンプラデザインのポーチなので、中にガンプラ紹介が入っていまして、特に『HGデスティニー&ゼウスシルエット』と『HGズゴック』の解説書が入っていたのが嬉しかったですね(*´▽`*)♥じっくり読みましたv


そして、西口の方に一軒ポツンとあるセブンに行ったのですが、入り口に入った途端、なんと真正面の商品棚一面に、大量のシンちゃんとミオリネさんが並んでいました!

鈴村さん「シンは西の方に行きすぎ。」(※仙台での舞台挨拶の際の「日本全国フリーダム行きます!」についての発言)
・・・本当に西側にいました!( ゚Д゚)
そして本当に二人ともポテトだったw
ミオリネさんは流石トマト味でしたが、シンは何故に唐揚げ味なのか?やはり男の子の好きなもの=チャーハンと唐揚げだからなのか。ファウンデーションの立食パーティーの時も、もりもり食ってましたからね。いっそのこと、ラクス様に大量に揚げてもらって、キラが食べられない分は、全部シンちゃんに供給してあげて欲しい。

―――というわけで。
ありがたく、今回はセブンコラボ菓子を一通り見ることができました!
あとは味わうだけなのですが、ポテチもまだ胃が受け付けてくれる気分になるまでは眺めておきます(笑)
ミオリネさんは先日クリアパネルも来てくれたので、一緒に並べておこう♥
シンちゃんは…アスランに隣にいてもらおう!(←絶対嫌がる(笑))
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アスランお誕生日おめでとう!🎊\(≧▽≦)/♥ 『Have a taste of me?』

2024年10月29日 00時00分06秒 | ノベルズ
無意識にペンを指でクルクルとまわしながら、カガリは考え込んでいた。
勿論、世界情勢や今後のオーブの国政をどうしていくか、山積する課題は地道にクリアしてきている。
しかし現在、個人的に非常な難問に捕らわれていた。
(アスランの誕生日、どうしよう…)
ファウンデーションとの戦いから5か月が過ぎようとしていた。しかし彼は今なおターミナルで、激変していく世界情勢を備に調査し、世界中を飛び回っている。
ただでさえ、人の三倍は結果を出している、とメイリンが驚くほどの報告をされるが、カガリの下に送られてくる的確な情報の量を見れば一目瞭然だ。無論、彼自身にとっては、それは通常運転なのだろう。だが、調査という仕事は結果を出すまでに時間がかかる。場合によってはその地での生活を余儀なくされ、片時も現場から離れることができない状況にだってなりかねない。
そんな彼を、私的に“誕生日だから”、と呼び出すことは気が引ける。第一、あの真面目が服を着て歩いているようなアスランが、そんな呼び出しに応じるなんてしないだろう。
「はぁ~・・・」
ため息ばかりがカガリの口をついて出る。すると書類整理を終えたらしいトーヤが、心配げに顔を覗かせてきた。
「カガリ姉様、お疲れのようですが、大丈夫ですか?」
「え?ああ、大丈夫だ。少し考え事をしていただけだから。」
「そうですか。ならいいのですが……。でもあまり無理をなさらないで下さいね。姉様には休暇も必要だと、僕は思ってます。ここで休むと我儘をおっしゃっても、誰も咎めませんよ。」
確かに国のトップが有休もとらず、それどころか土日祝日も関係なく、ずっと内閣府に籠りきりなのは、ここで働く者たちにとって、いい見本に成れていない気がする。
「ありがとう。トーヤももう下がっていいぞ。」
「はい、では失礼します。」
トーヤが退出すると、カガリはまた大きなため息をついた。
休暇を取ってアスランに会いに行きたい。できれば誕生日を、その顔を間近で見ながら祝ってやりたい―――今一番の我儘を言わせてもらえるのなら、これに尽きる。
だが、幾らこちらがよくても、アスランの決めたスケジュールに穴を空けさせるのは申し訳ない。
(やっぱり無理だよな……)
そう結論を出すと、カガリは再びデスクワークに取り掛かった。


ところが、である。
その数日後、その難問は思わぬ形で解決することになった。
それは前日の、夜も23時半を過ぎた頃のこと。カガリはアスランから電話を受けた。
画面に浮かぶその相手の名前を見るや、カガリは直ぐに回線をONにした。
「もしもし、アスラン?」
<カガリか?すまないな、こんな遅くに。>
「いや、大丈夫だ。それよりどうしたんだ?いきなり電話なんて。何か緊急の要件か?」
カガリ私用のスマホは秘匿回線とはいえ、盗聴の危険がある。なので、仕事関係の通信はいくつもの防御を張ったものを、行政府に直通で行うようにしている。なので、よほどの緊急な要件でもない限り、電話が使われることはないだけに、カガリは嬉しさより緊張が勝った。
<いや、そうじゃない。カガリの声が聞きたくなって…>
「え・・・」
あの生真面目な彼が、私用で回線を使うなんて…。
あまりにもアスランの言葉が意外過ぎて、受けたカガリは咄嗟に二の句が継げなかった。
<・・・ダメだったか?>
「あ、いや。そんなことない!私もその、アスランの声が聞きたかったから・・・」
<そうか。>
「うん。」
しばしの沈黙。しかし、それは決して気まずいものではなかった。むしろ心地よささえ感じる時間だった。互いの想いが同じ時、同じ瞬間に繋がり合っている、ということだ。自然とカガリの口角も上がり、頬が緩む。
誰も見ていないのをいいことに、カガリは表情を崩した。
「それで?どうしたんだ?」
<ああ、実は明日なんだが・・・>
「明日?」
<実は明日、休暇が取れたんだ。丁度キャバリア―もオーブでメンテナンスに入ることになったんだ。それで休暇をカガリと過ごしたいと思っていて・・・。だから、もし迷惑じゃなかったら―――>
「本当か!?」
アスランが言い終える前に、カガリは立ち上がり、叫んでいた。
<え、カ、カガリ?>
「あ・・・すまない。」
我に返ったカガリは慌てて席に座り直し、姿勢を正す。
<いや、それはいいんだが・・・もしかして都合が悪かったか?>
「そんなことあるもんか!すごく嬉しいに決まってるだろ!!」
今度は抑え気味ではあったが、それでもカガリは叫ぶように言った。しかし次の瞬間、口をついて出た言葉があまりにも大胆なものであることに気づき、
「あ・・・いや・・・///」
と、顔を赤くした。そんなカガリの様子を想像したのか、アスランの苦笑が聞こえてくる。
<ありがとう、カガリ。>
「うん。」
<じゃあ明日、オロファトで待ち合わせよう。>
「わかった。」
嬉しさのあまり声が上ずるのを必死で抑えながら答える。そしてふと見上げた時計を見て、カガリが気付いた。
<それじゃあ、カガリ。お休み。>
「あ、アスラン!」
<ん?>
「誕生日、おめでとう。」
そう、時計は午前0時を回っていた。気づいたら、誰より一番早くお祝いの言葉を言いたかったんだ。
電話越しにアスランが息を呑む気配が伝わってくる。次の瞬間、
<…ありがとう。>
という穏やかな声が微かに聞こえ、そして通話は切れた。
(・・・夢じゃないよな?)
両手で頬を押さえながら確認する。夢じゃないことは確認できたが、それ以上に嬉しさで胸がいっぱいになるのをカガリは感じた。そして思い至る。
(あ!)
今の電話で、プレゼントを用意していないことを思い出したのだ。
(どうしよう・・・)
もう深夜を回っては、開いている店はコンビニ以外は殆どない。時間を調整しても、ウィンドウショッピングなどしている猶予はない。
(―――こうなったら!)


―――続きはこちらから


***


ということで、毎年恒例のごとく叫ばせていただきます!
「アスラン、誕生日おめでとう!!!♥♥♥」(*´▽`*)
そんなわけで、今年は我が家のアスラン’s(ぬいのみ)全員登場でお祝いさせていただきました。
なんか隅っこにカニがいようが、作りが雑なのは気のせいです。そう…あくまで気のせいです!(断言)

いや、忙しかったんですよ。と言いますか、現在進行形で忙しすぎて、ケーキも買ってません💦
これから日が昇ったら買ってきます(`・ω・´)ゞ。

しかし、いつ見ても壮観ですね。これ「今年一年間だけ」で買ったアスランのぬいですよ。一年の間にこんなに出ているんですよ!凄いわΣ(・ω・ノ)ノ!
加えて、中国のアスカガぬいさんもあったんですが、現在出張中です。更にあのレッドカーペット衣装のアスカガのぬいも買ってますから、さらに増えるんだな、これが(笑)
余談ですが、母がこの「けもポン」アスランをいたく気に入ってしまい、いつもは母のお部屋で鎮座しております(笑)こんなことならキラとシンも買っておけばよかった、と今更ですが、一体が高いからな…アスランだけでいっぱいだよ💦 あ、もしカガリのけもポンが出たら、即落とします!

一年でこれだけアスカガのぬいを買い込んでますから、もうアクスタなんて並べたらとんでもないです((((;゚Д゚))))
部屋一つ占領しますね、確実に(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン

今年は劇場版記念じゃないんですが、記念SSを2本書いてみました。
一つは↑のpixivにUPしましたものですが、もう一つは現在絶賛開催中の「CCS19エアブー」の方に、無料展示しております。
こちらはアスラン誕生日当日のみ展示になっておりますので、ご興味ございましたら、
からお入りください。一番下の『Web限定公開ページ』をクリックしますとお部屋に入れます。
ただ、こちらは『VAMP!再録本』の記念作品としてUPしておりますので、内容は『Vamp!』の世界観になっております。本宅サイトの方に今もUPされておりますので、オフ本がお手元にない方は、サイトのSSの方をご覧くださいませ♪

そのエアブーですが、開始早々に既刊『君に捧ぐは、この愛のカタチ』が2時間しないうちに完売となりました!
ご購入くださいました皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>
はっきり言って、表紙のあいれ様の「尊いアスカガ✨のイラスト」のみ価値のあるものですが、あとの本文はティッシュペーパーが無くなった時の代わりにでも使ってやっていただいて大丈夫ですw
そして『VAMP!再録本』の方は、今回やたらと最初から数をぶち込みましたので(スパコミの反省を活かして)、残部はまだまだございます♥ 暫く空にはならないので、ごゆるりとSSをお読みいただき、お気に召しましたらお手元に引き取っていただければ嬉しいです(^人^) ちなみにサイトに掲載していない書き下ろし2本と、今回再録本のみの書き下ろしが入っております。かなり分厚いので、読み応え満天かと(^^ゞ

エアブーをご覧になった方はご存知かと思いますが、アスカガ&カガリサークルさんが4つほどございますが、素敵な作品が沢山あって、昨日は覗きながらワクワクしておりました!
いつも委託書店一か所しか見ていないのですが、今回エアブー参加のサークルさんは、とらあな以外で専売している本もありまして、お陰様でイベントに行けなかった身としては、かなり見はぐっていたサークルさんの御本を手に取ることができて、非常にありがたかったです。

さて、今夜も沢山のスパーク新刊が届きましたので、がっつり拝読させていただきつつ、アスランの誕生日をしみじみとお祝いいたします💐
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『愚者の呪い』第2話更新しました。&お友達ゲット!( ー`дー´)キリッ

2024年10月25日 19時48分23秒 | ノベルズ
「アスランが、重傷を負ったって!?」
オーブ軍医療施設、『ICU』と書かれたライトが煌々と薄暗い廊下にその赤い色を落としている。
そこに駆け込んできた二つの気配に、閉じられた扉の前で祈りを捧げるかのように佇んでいたメイリンが振り向いた。
「シン、お姉ちゃん…」
どうやらコンパスの任務で、二人は偶然オーブ近海に居たらしい。
ルナマリアがメイリンの両肩を掴む。
「あんたは大丈夫だったの?」
「うん、私は全く無傷だから。」
「そう…」
姉らしく妹の心配をしていたルナマリアが、わずか安堵の表情を取り戻す。
一方、シンは信じがたいように、ICUの赤燈を見上げた後、メイリンに詰め寄った。
「一体何があったんだよ? あのアスランが、こんなことになるなんて。」
散々泣きはらしたのだろう。メイリンの目の周りは真っ赤に腫れている。小さい頃から姉妹喧嘩で負ける度、よく見てきた妹の泣き顔だ。
だが、それにしては取り乱してはおらず、随分落ち着いた様に見えるが。
「私はキャバリア―0から、アスランさんの送ってくる映像データからでしか判らなかったんだけど、テロで仕掛けられていた爆発物から、一般人を守ったところで、映像が途切れて‥」
そう言いながらメイリンの目尻に、また光る物が浮かぶ。
ルナマリアがハンカチを取り出し、メイリンの目元を抑えた。
「じゃあ、アスランはその爆発に巻き込まれたってことか。」
口にするシンも辛そうだ。アスランが重傷を負ったのは、シンの知る限りこれで2回目。一つ目はそう、自分が撃墜したのだから。
思わずぎゅっと拳を握りしめるシン。何度も傷を負って出撃して、その度にアスランは命をすり減らしているように見える。
コンパスにとっても、アスランたちターミナルが送ってくる情報は、特に作戦立案の点でも非常に貴重だ。特に現在コンパスの実質的エースであるシンには、それがどれだけの危険を冒して得てきたものか、肌身で感じている。
(もっと俺がキラさんやアスランのような広い視野があれば…しっかり仕事をこなせていれば、こんなことには…)
「くそっ!」
思わず片手で壁を叩く。未だ己が未熟だと思い知らされるようで、悔し気に奥歯をギリと噛み締めるシン。一方でルナマリアが妹を慰めるよう声をかけた。
「それにしても貴方たち、今回の調査先はオーブの近くだったの?そんな状況で、よく一人でアスランをここまで連れ帰ってこられたわね。」
ターミナルの仕事は世界各所に出向き、調査を行ってくる。しかも潜伏調査となると、安易に現場近くの病院に搬送することはできない。
すると、メイリンが答えた。
「全部、カガリさんのおかげなの。」
「「アスハ代表が?」」
シンとルナマリアがユニゾンで問うと、メイリンは頷きつつ、落ち着いて話し出した。
「事件があった時、目の前のモニターは暗転して、アスランさんの付けていたはずのインカムも飛ばされていて、状況が確認できなかったの。でもGPSで場所だけは確認できていたから、ミラージュコロイドのキャバリア―0で近づいて、降りていったら―――」


―――続きはこちらから。


***


不定期更新中のSS第2話を支部にUPしました。よろしければチラリと覗いてみてやってくださるとありがたいです<(_ _)>
今回はシンとホーク姉妹が登場です。
コンパス…一度凍結されましたけど、きっとまた復活しているはず!と思いたい(笑)
もしかしたら「コンパス」という名前ではなくなっているかもしれませんが、カガリの理想とする、いわゆる国際連合みたいな組織が、CE世界でも根付いてくれると嬉しいかな。まぁリアル国際連合があっても、世界から現実に紛争や戦争が無くなっているわけではないのですが、それでも人種を越えた協力体制が取れる世界になった、というだけでも大きな成果だと思うのです。図らずとも議長のDPの提言が、コーディーとナチュラルの対立の溝を少し埋めた、というか方向を変えて、”vsロゴス”に憎しみの転換をさせましたけど、結局はそれじゃ何の解決にもなっていない訳で。リアル世界でも完全平和は無理ですから、CEなんて更に難しいでしょうね。リリーナ様の理想「完全平和主義」なんて更にその先ですが、それでも提言しちゃうくらいリリーナ様は強かった✨ あ、なんかGW見たくなってきた(笑)

そうそう、GWどころじゃなく、今日は何の日かと言いますと、呪術廻戦で「渋谷事変」の起きた日なんですよね!
なので、帳も降りた今から皆突入してますよ。渋谷に。多分これ書いている今頃、悟は封印されているんだろうな( ;∀;)
で、今アベマで呪術廻戦が全話連続放送中!という凄いことになってますw
とりあえず、今から見ますよ♥ ナナミンの最期を見るのは辛いですが、それでも今日は追いかけられるだけ追いかけてみます(`・ω・´)ゞ
できたら東堂&高田ちゃん♥のタッグマッチまで「タンタカタ~ン♪」と見てみたいですw

あと今日は「とうらぶ」の新しい刀剣男子を無事お招きできました。
『雲生』さんです!
意外と早くゲットできましたが、プレイしている方はお分かりかと思いますけど、隠れていたシートを剥がすと稀に出てくる皆さんが全然出てきてくれませんので、雲生さんは自力1万かぼちゃ集めてゲットしました^^;
多分他のレア刀剣は20万集めても、最後まで出てきてくれなさそうな気がする…💧 無課金プレイヤーですから、まぁ降りてきてくれたらありがたいと思うくらいでやっていきます(ー人ー)
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愚者の呪い

2024年10月21日 14時34分58秒 | ノベルズ
ファウンデーションとの攻防から、早数年が経とうとしていた。

アスランは久しぶりに帰還したオーブで、休暇を兼ねてアスハ家に出向き、同じく休暇を取っていたカガリと、ようやく二人きりの時間を過ごしていた。
日の光を受けた明るく広いダイニング、レースのクロスのかかったテーブルで向かい合い、ゆっくりと二人でコーヒーを味わいながら談笑し、近況を報告し合う。
何気ない会話ができる時間は貴重だ。戦時中、会話どころか顔を合わせる機会も殆どなかったのだ。それを考えると、こうして穏やかなひと時を過ごせるのは、世情が落ち着いていることに他ならない。ありがたく享受していると、ふいにカガリから「少し外に出ないか?」と誘われ、頷く。
広い中庭を並んで歩いていると、カガリが顔を上げた。
「見ろよ、アスラン。」
その視線の先を追えば、中庭でも飛び切りの大樹に、少し膨らみかけた幾つもの淡いピンクの蕾が、節くれだった枝を飾り立てていた。
「もう直ぐ咲きそうだ。」
「桜か。オーブにもあると知ったときは驚いたよ。」
キラと通った幼年学校のあったコペルニクスや、プラントにも桜はあったが、こんな温暖なオーブにもあるとは思わなかったのだ。
「プラントにある本物の桜とは違うがな。『ジャカランダ』っていうんだ。」
カガリがそう教えてくれた。南国の桜といえばこの木のことを指すらしい。
「ソメイヨシノとかと違って、花はピンクでも少し青味がかった色をしているんだ。それに木の成長とともにつく花の数が凄く増えるんだ。」
「へぇ…」
一緒に見上げるそれは、オーブの青い空に溶けるような色合いで、どこか懐かしく、愛おしい。しばし二人でそのまだ小さな蕾を見守っていると、
「木も成長すれば、こんなに沢山の花をつけてくれるけど、私たちは…」
カガリが空より更に遠くを見つめるようにして、ポツリとつぶやいた。
「私たちは、どれだけ多くの花を咲かすことができたんだろうか。」
ファウンデーション、いやアコードとの戦いの後、アスランは直ぐにターミナルの仕事に戻った。
戦時中より、むしろ戦後の方が大事だ。やることが嫌というほど湧いて出る。
未だダメージを負ったままのユーラシア、そしてわずか生き残ったファウンデーションの人々の救済も続いている。ファウンデーションショックから、いくつもの小国家が独立を謳ったものの、ファウンデーションの終末を見て以降、呼応したように内戦やクーデターが後を絶たない状態だった。
何とか息をつないだコンパスは、キラとラクスを除いた残存戦力でもって、各地の武装を解いている。
オーブは各国への経済支援など含め、カガリが地道な努力を重ねてきた結果、ほんの僅かながらも、経済基盤が軌道に乗り、各所で国家の立て直しが始まっている。
アスランは各地をつぶさに見て回り、それを正確にカガリに伝え続けてきた。先程、まだ声色に不安を込めたカガリに、努めて明るくアスランは答える。
「今はまだ僅かだが、それでも君の助力が花開き始めているよ。」
そう、このジャカランタのように。
「それに、後身も随分と成長したじゃないか。各所で「オーブのトーヤ・マシマ」の名前を見かけるようになったよ。君の教育の賜物だな。」
するとカガリは少し照れたように「そうか?」と言って微笑む。
「お前もメイリンも、もうじき出向期限だったな。」
「あぁ。お陰様でオーブ軍情報機関から、引継ぎできるほどの人材が紹介されてきたよ。ミリアリアとサイからも、キャバリア―操縦も含めてお墨付きだそうだ。」
「会ったのか?後輩と。」
「このオーブ帰還は、その引継ぎを兼ねてのものだから、メイリンと二人でしっかりやってきた。キサカ海将が直々に育て上げたこともあって、文句なしだ。」
「ならよかった。…じゃあ、今度の任務がターミナルでは最後の任務になるんだな。」
「そうだ。かなり治安も悪く危険な任務になるが、それが終わればようやく腰を据えてオーブにいられるよ。」
サァ…と二人の間を柔らかな風が吹く。
煽られた金糸を抑えるようにしていたカガリが、ふと視線を感じてそちらを見れば、アスランが真っ直ぐな視線をカガリに向けていた。
その翡翠が熱を帯びていることにカガリは気づく。彼が何か決意したときにする眼差しだ。


―――続きはこちらから。


***


久しぶりに支部のSSを更新しました。お暇な方はチョロっと覗いていただけると嬉しいです♥
劇場版本編後の世界のアスカガです。
多分アスランはずっとターミナルに出向したままではなく、オーブ本軍に戻ってくると仮定してのお話です。でも多分、アスランの能力を一番フルに活用できるのってターミナルなんじゃないか、と思いますv
大きな組織に所属するより、それこそフリーダムに自己判断で活躍できる方が、彼にとってストレスなさそうですし。…唯一のストレスは、カガリと頻繁に会えない(モニターで会話はできるでしょうが、スキンシップが取れない:苦笑)ことでしょうが。
でも軍も組織ですから、階級が上がっていくに従って、統括本部に必要になってくると思うのです。それこそ経験から得た政治経済をはじめとする全体を見渡す視野と、組織の維持育成も含めて、アスランだったら速攻少将とか中将レベルで軍組織が欲しがるでしょうね。多分そのことを見越しての、ターミナルへの出向だったんじゃないかと思ってます。
「カガリは引退した後、アスランの元に行く」という監督のお言葉ですと、一緒にターミナルでの仕事をしても面白そう♪と思ったのですが、トーヤ君の後見人として、やはりまだオーブにいる必要はありそうなので。
だったらアスランが軍本部に戻る方が、ナチュラルな流れかな?

とりあえず書き始めたのですが、プロットはめっちゃ短かったはずなのに、なんだか止まらなくなってしまったので、また続き物です^^;
定期ではなく、不定期にUPになりそうなので、更新しましたら、またここでも掲載していきますd(^^ゞ
コメント
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