「おはよう。いや、今から夜だから、おそよう、か。」
そう言って笑うアスラン。
コイツ、本当に最近、性格が変わったよな。
さっきだって軍港に着陸した途端
「やったな、カガリ!」
とか、飛び掛かった私を軽々と受け止めたどころか、そのままいきなり私のこと抱き上げて、笑顔見せて。
周りにはメイリンをはじめ、ミリィやサイやチャンドラー2世達だっていたのに。
絶対人目を引くようなことはしない、むしろ目立つことを好まない男だったはず。
一体こいつはどこでどう、性格が180度回頭左ドリフトして見せたんだ!?
というかその前に、
「何でお前が私を背負っているんだよ!?///」
気づけば既に夜道は暗いが、アスハ邸に向かっている道だということはわかる。
「どうした?あ、背負うより、お姫様抱っこの方が良かったか?」
背中からアスランの表情は見えないが、声がご機嫌だ。絶対嬉しそうな顔をしているに違いない!
「そういう問題じゃないっ!!/// お前がどうしてここにいるんだ!?」
「何でって、カガリが一向に戻ってこないとマーナさんが心配していたんだ。多分ここだろうと来てみれば案の定、机の上で舟をこいでいる君がいた。一応、戦局は終結したことだし、戦後処理に取り掛かっていたということは想像できたけれど、今日くらいは休め。ファウンデーションがレクイエム発動の宣告をして以来、君は殆ど寝ていないだろう?」
「いや、だったら普通に起こせよ。」
「あまりにも無防備で可愛い寝顔だったから、つい起こしたくなくて。」
「…」
(本当に、こいつはどこで以前の性格を忘れてきたんだ?)
カガリは気恥ずかしさもあって、憮然と抗議する。
「いいから下ろせ。もう歩けるから。ていうか、内閣府に仮眠室はあるし、何なら迎えの車を呼べばいいのに。」
だガアスランは下ろすどころか、両脇にギュッと力を籠める。カガリの両足を固めてくるとはつまり―――下す気はない。
「いいんだ。俺がこうしたいと思ったから。今日の勝利のご褒美に、俺の我儘を通させてくれてもいいだろう?」
「ご褒美?私だって、その…軽いとは言い難いし、むしろ罰ゲームじゃないか。お前だって相当疲れているだろうし。」
あれだけの戦闘をした後だ。シュラという男の強さは、リモート画面を眺めていても全く追いつかないくらい激しかった。アスランがエルドアで戦いを終えたとき、いつになく汗をかいていたくらいだ。一瞬の隙も許さない研ぎ澄まされた神経を、更に張り詰めた戦い。いくらアスランでも相当疲れているはず。
うん…?
「シュラ」
「破廉恥」…?
―――そうだ!
―――続きはこちらから。
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土曜日の定期更新、第3話のほうをUPいたしました。まだ「大人向けシーン」はないので、こちらにもご報告です。
ぬるい感じに進んでいますので、やきもきされている方もいらっしゃるかもしれませんが、もう少しお待ちください<(_ _)>
さて、昨日はぴあのほうから、20日の舞台挨拶チケットの落選通知が来て、更に今朝も頑張って一般販売のほうにチャレンジしてみたのですが、全然繋がらないまま終了(ー人ー)チーン。 まぁいつものことです。もう落選の文字にすっかり免疫ができました(哀)( ;∀;)
あと、落選―――ではないのですが、今回スパークのオフラインイベントにはサークル参加していないのですが、ちょっと故ありまして、新刊…というか、再録本のほうを発行予定です。
ちなみにスパークは(他の赤ブーイベントもですけど)オンラインイベントの『エアブー』というのもやっておりまして、そっちに登録してみました。
当然ながら、参加サークルは少ないですし、アスカガサークルも今のところかもしただけですし、来場もめっちゃ少ないと思いますが、期間が長いんですよ♥ 10/27当日だけじゃなく11/2日まで開催しています。
なので入場はフリーですから、気が向いたら「こそっと覗いてみよう♪」というのも全然ありです。
かもしたの様に、新刊や既刊を並べて販売している(※その場で直接やり取りではなく、販売URLに飛びます)ところもあれば、作品展示をしているサークルさんもありますので、かもしたものんびり別ジャンル見ていこうかな。直ぐ近くが呪術廻戦サークルさんがあって、悟と悠仁メインだったかな?他にも普段だったらあまり行かないジャンルもあるので、面白そうです。
ちなみに種関係ではノイマンメインのサークルさんがあるようなので、スペース離れちゃっているんですが、探してみたいです!
夜の20:00からスタートなのですが、多分かもしたは殆どスペースにいないと思いますので(やれ病院だ、介護だ、家事だで座っている暇なし)、掲示板にでも「覗いてやったぞ!」くらい足跡残っていると嬉しいです♥(*´艸`*)
―――とりあえず、新刊(再録)編集しなきゃ!💦 まだまだ作業が終わりません!!