ウチの子天才！（笑）

「年末進行」というと、漫画家さんだったり作家さんだったりが使うことの多い用語ですが、普通のお仕事でもあります。かくいうかもしたの職場もあと残り一ヶ月半で、微妙に年末進行の慌しさに足を踏み入れております。

そんな今日のお仕事で、１歳６ヶ月の男の子『タカくん』（仮名）を連れたお母さんがやってきました。
お母さんが「ちょっとトイレに行きたいので、うちの子、見ていてもらっていいですか？」とのこと。当然のことながら「どうぞv」とタカくんを抱っこし、お母さんは席を外しました。
―――で、その直後。
「うーーーー・・・・・・・」
何やらビミョーな（苦笑）唸り声。
・・・そう、タカくんですよ。眉間にしわを寄せながら、必死に何かを訴えております。
「どうした？」「ご本読もうか？」とほかの職員さんも色々タカくんの気をひこうと、用いるあらゆる手段をこうじてみたのですが、タカくんは「・・・・・・・・（-_-）」　終いには、声をかける職員と反対の方向に「プイっ！」って向いちゃう。
そうこうして５分後、ようやくお母さんが戻ってきた瞬間！
「ギャァァァァァーーーーーーーーーっ！！（大泣）」
タカくんは耐えていたのですよ。見知らぬ人にいきなり抱っこされた挙句、母が視界から消えたことに。それでも男一匹（！？）必死に泣かぬ！と耐えていたのが、母の姿に緊張の糸が切れたんですね＾＾；
うん、それでこそお子様。普通の感性です。
と思ったら――――
「ギャァァァァーーーーーーッ・・・チィーーーーーーーンッ！！」
いきなりかもしたの服に顔をスリスリしたと思ったら、見事にそのまま「鼻をかまれました」（T０T）
お母さん「すごーーい！一人で鼻かめるなんて、初めてですよ！」
あ・・・そっちにいくか・・・そうだよね・・・（＝＝；）
そんなカピカピにされた服は今更しょうがないので、とりあえずそのまま手洗い洗濯

今度はその直後のこと。同じく１歳６ヶ月の『トモちゃん』（仮名）という女の子が登場。彼女は慎ましく（笑）も最初はほかの職員がお絵かき道具を出したら、大人しくカキカキしていたんですよ。
出来た絵を自分でじっと眺めていたので、かもしたたちが「おぉ！すごい原色使い！フリーダ・カーロ（※知らない人は美術の教科書見てみよう）もびっくりだねv（＾０＾）」と褒め称えた瞬間―――
「・・・・・・・ニヤリ(￣▽￣)」
そのままトモ画伯はクレヨンを握ったまま、猛然とダッシュして廊下へ飛び出した∑（-口-；）
「画伯ぅ～～～～～～っ！どこへ行かれたんですかぁぁーーーっ！？」
これがまたえらいスピードなんですよ。（・・；）　同じ月齢の子供集めてオリンピックしたら間違いなく金メダル候補（笑）　そんなトモ画伯を追いかけ探しまくったら―――イタァァァーーーっ！(ﾟ∀ﾟ)　
ただし・・・
「廊下の壁がパブロ・ピカソォォーーーーーっ！！∑（-口-；）」
たった数秒で、トモ画伯は見事なまでに廊下の壁を原色クレヨンで染め上げてくれていました　『ゲルニカ』もびっくり！(ﾟoﾟ;;
お母さん「すいません、すいません！！」と何度も落書・・・いえ、名画を消そうとしてくれましたが、うちの後輩ちゃん「いえ、かもしたがちゃんとお子さんを見ていなかったせいなので、お母さんは気になさらないでください。」（きっぱり）
・・・後輩ちゃんは厳しい（T０T）

これが『サ○ゲツ』の機能性壁紙だったら良かったんでしょうけどね。
「やりすぎちゃいました～♪」と歌いつつ、夕方就業時間までのかもしたの仕事は、壁の名画を消して一日が終わりました<(_ _)>　
なんか肩が凝った