「――――っ！！」←（間なし）

ただ今、かもしたの勤め先の学生さんは、絶賛夏休み中です。
夏休み中なんですが、案外学校に来ている学生は多い。サークル関係だったり、補習（哀）だったり・・・

そんな中、かもしたのいる部屋に、「先生～これ試食して」と数人の学生さんがやってきました。
いわゆる『学園祭』で出す、模擬店の商品を作成したので、食べて感想を言ってほしい、ということらしい。
夏休みあけにはすぐに企画書を保健所に出さないといけないので、割とみんな夏休み中にこうして試作しているのは、間々ある光景。

で、その試作品とやらは―――「ワッフル」でした。


見かけはとてもきれい、しかもおいしそう　気を利かせてちゃんとアイスコーヒーまで付けてくれている。
うん、幸せな気分♪
「んじゃ、遠慮なくいただきま～～～すｖ」
と齧った。

モグモグした。

・・・

・・・

「しょっぱぁぁぁぁーーーーーーっ！！Σ（－口－；）」

普通ワッフルって甘くない！？甘くないかい！？何でこんなにしょっぱいんだ！？最近の流行なのか！？←流行に疎いので自信ない。

そうしたら
学生さん「あー、やっぱり間違ってたかー。（廊下にいた子たちに向かって叫ぶ）　やっぱさっき入れたの、砂糖じゃなくって『塩』だったみたいだよー。」

つまりは、「今入れたのが、砂糖なのか塩なのかわからなくなった。食べてみたいけど、怖い・・・（ひらめいた！）先生に食ってもらおう」
早い話が『試食』という名の『毒見』だったらしい（－－；）
かもした「入れる前に舐めてみるとか、確かめなかったの？」
学生さん「・・・あ、そうすればよかったね。アハハハ」

気づけよぉぉーーーっ！！Σ（－口－＃）
　
難しい公式だとか、法律だとか、それ覚える前に、生きる術を学んでいってほしい。せめて卒業する前に。（－人－）

ワッフルは、「ちょっと硬くなったパンに、やたらしょっぱいチーズ乗っけちゃったｖ」と思えば、なんとか食べられました。
学園祭では、ちゃんと甘いの食べさせてほしい・・・