一昨日は「タワレコカフェ」の話だけUPしましたが、実はそのあと、上野の国立博物館で開催さ入れております「はにわ展」にも行ってきたんです。
元々かもした、古墳とか埴輪は結構好き♥ 何にも展示がない時でも、表慶館とかに行って、土偶とかぼんやり見ているの、好きなんですw 家には古墳クッションいますしね^^;
それはさておき。
結構スルスル入れると思っていたら、大間違い(゚Д゚;)💦
夕方に近い時間だったんですが、それでも「入館まで30分待機」との看板が💧
ありがたいことに、そこまで冷え込んでいなかったのが幸いしましたが、それにしても「何でこんなに混んでるの?(;・∀・)」って思った理由は後程・・・
先ずは入場すると、普段はお借りしない「音声ガイダンス」を借りに行きます。
何故かといえば―――そう!この展示の解説ナレーション担当が、石田彰さんと森川智之さんだからです!(≧▽≦)ノシ♥♥
どんな解説になっているのかな~と思っていましたら、当然真面目な優しいナレーション声もありましたけど、時々登場してくるはにわの「踊る人々」―――その大きい方が『大(だい)くん(cv森川さん)』、小さい方が『小(しょう)くん(cv石田さん)』で、ナビゲーション役をしながら、時々クイズ出したり、インタビューしたり、色々やってます。
ちなみに大くんは、のんびり屋さんで懐が深い(笑)森川さんの「もっそりとした声」がなんとも言えませんw
対する小くんは、子どもで元気!石田さんが幼声でハキハキ喋ってくれてます。
そんなお二人が、展示の一番最初に登場するのですが、それがこちら。
見てお分かりのように、「写真撮影が(一部除く)フリー」なんですよ!Σ(・ω・ノ)ノ!
普通「写メ禁止!」な展示物が多い中、この「国宝&教科書で絶対見たことあるだろ!」な有名なハニーの皆さんを写真に収めるの全然OK(*^-^*)b✨ ・・・凄い太っ腹。
つまり、『大混雑の理由』がこれ。皆写真撮りまくっているんで、列が全然進まないんです💦
そして解説では大くんと小くんが登場。ってか、そもそもコヤツらそのものですから(笑)
大くん「小くん、おおきくなってない~?」(のんびり尋ねる)
小くん「台が付いたから、高くなったんだ!・・・あ、頭の飾りは髪の毛結っているの。『美豆良(みづら)』っていうんだ!」
そうだったんですか、石田さん!( ゚Д゚) かもしたの時代の教科書では、この埴輪’sは『踊る男女』と明記されていて、小くんの方は『耳飾りを付けた女性』と言われていたんですが、現代の研究で、実は幼い少年の髪型を模したことが判明したんですね。「光る君へ」の東宮様みたいな感じ。あと大くん曰く「踊っているほかに、馬に乗っているところ、ってはなしもあるんだよぉ~。手の平がちゃんとあるの、わかる~?( ̄▽ ̄)」
下の手は手綱を引いていて、上に振り上げた手は鞭を持っている、という説もあるそうで。2、30年で教科書に掲載される内容も、こうして新たな説が出ると、どんどん変わりますね。
ちなみに教科書では絶対見れない「後ろ姿♥」はこちら
森川さん&石田さんのプリケツ♥・・・ではなく、ハニーの後ろ姿ですが、小くんは短刀を腰に付けてます。こんな感じだったんですね。埼玉県の熊谷の古墳から「こんにちわ♥」してきたそうです。
続いては、まだ埴輪が人間や動物をかたどる前のもの。
大くん「2mもあるよぉ~( ̄▽ ̄)」
小くん「最初は一番下の台にお皿を乗せて、食事なんかを出していたんだけど、位が上がると段々積み重なって・・・最後は2m超えちゃった💦」
―――どうやって食ってたんだよ!Σ( ̄口 ̄|||)💦
いや、これはあくまで埋葬の時のなので、実用ではないから、これはこれでいいらしいです(笑) 大くん、非常にアバウト🌸
同じ古墳からは、埴輪だけでなく、金属の埋葬品も出土しているそうです。
剣とか鎧とか、靴とか。ただ、実用ではなく、あくまで「権威の象徴」だったらしく(鎧は確かに戦いがあったので、使ったと思いますが、古墳に収めたのはあくまで埋葬用)、靴なんかは金属じゃ確かに履けませんものね💦
あと、大きいのは皿の台だけでなく、
家とか、船とか、馬とか・・・大体かもしたの身長から見て、1m30~50㎝位はあるものばかりです。
因みに小くん「ここでクイズ~♪ 色んな動物の埴輪があるけれど、一番多い種類ってなんだかわかる?」
答えは「鶏」だそうです。馬だと思ってた・・・。大陸から真っ先に連れて来られた食肉が鶏だったから、だそう。
他にも
イノシシとか犬とか
ひんべえ(※『お~い、はに丸』に登場していた馬ハニワ)とか
何と、見返りの鹿なんてのもあるんですね~。
次第に時がたってくると、今度は人間を模した埴輪が登場してくるようです。
その冴えたるものが、今回の目玉である『挂甲の武人』です!
全部群馬県から出土しているんですが、今は世界規模で出かけちゃっているので、今回が初めて「全員集合!(`・ω・´)ゞ」。説明では「群馬の平和は俺が守るぜ!」「ちょっと恥ずかしがり屋なもので・・・」等、妙に現代チックに説明がついていて、お子様でも取っつきやすい感じになってました(笑)
ちょっと最後の一人だけ背景消しちゃったんですが、これで5人全員集合したのは、本邦初!✨ 普段は全国(群馬・東京・千葉・奈良)どころか世界規模でアメリカのシアトルにまで遠征しているので、なかなか再会できないんですよね。それがようやく会えたので、殊の外皆様の表情が朗らかです♥
ちなみに大くん「ハニワが、ハニワにインタビュ~( ̄▽ ̄)つ🎤 今日は5人兄弟が再会できました、挂甲の武人さんに、お伺いしました~。あの~再会できて、ご気分はいかがでしょうか?」
挂甲の武人「王の墓を守り続けてきましたが、こうして再会できたことは。何よりの誉れ」―――みたいなことを、石田さんが挂甲の武人・長男(※最初の国宝指定されたもの)として、ヅラ(※銀魂)をもっと威厳を持った偉そうな感じで話してくれました(笑)あ、ちなみにギャグはかまさず、本当に真面目に回答してました。大くんが「ほぉ~」と、のんびり相槌売っているのが微笑ましいv
他にも人型埴輪がいくつも出土されていますが、ちゃんと職業もあって、
お相撲さん。・・・もう古墳時代からちゃんと神事として、お相撲さんはいらっしゃったんですね。
面白いのがこちらの方。実は鷹匠。ちゃんと鈴をつけた鷹が、手に乗っているんですよ!めっちゃ芸が細かい💦
挂甲の武人以外にも、いろんな武人さんがおりました。あと埴輪ではなく、「石造の武人」さんも居ましたね。何でも九州の方は大きな石が取れるせいか、石造りの武人が収められているのが多いそうです。
あと、あまりいないんですが、女性の埴輪もちゃんといました。赤ちゃんを抱っこしている人とか。こうしてみると、本当に何十世紀経とうと、人間の営みとか、考えること、大切にすることって、変わりないんですね。
最後に一番最新の埴輪って、何時頃のものかと思います?―――という解説の元、登場したのは
凄い精巧じゃないか!( ゚Д゚)と思ったら、「明治天皇陵」に収められた埴輪のレプリカだそうです。
大正時代まで、副葬品として埴輪入れていたんですね・・・もうてっきり古墳時代だけのものかと思ってました。
・・・こんな感じで、とにかく埴輪だらけ!見て回るのに2時間要しました。そのくらい濃い内容です。
石田さんと森川さんの解説も、非常に分かりやすくって、時にボケをかましてくれたりするのも非常に面白い。音声ガイドは必聴です!
もっといっぱい写メって来たんですが、容量いっぱいなので、この辺で。
あとは是非、興味ある方は12/8まで東京で開催しております(そのあと福岡)ので、直に見て欲しいです。
<オマケ>
同じく上野の国立博物館の、それこそ表慶館では、 「ハローキティ―展」をやっていたんですよ。
丁度、概念(笑)一緒に撮れると、写メってきました(笑)
アスラン・ザラと概念の展示館。
アスラン・ザラと、でかい概念の記念ショット(笑)
埴輪の声も石田さんでしたし、なんだか「石田づくし」で幸せな一日でした♥( ̄▽ ̄*)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます