ファウンデーションへの核攻撃があって以降、世界情勢は一気にそれまでの様相を覆してきた。
ユーラシアへのレクイエムによる攻撃、それと同時に勃発したプラントの軍事クーデター…
各国も緊張が高まり、首脳陣は文字通り休む間もなく、刻一刻と変わる状況に、戦々恐々としながら緊張をもってその動きを俯瞰している。
その最も中心と目されるオーブ首長連合。
その内閣府は深夜にもかかわらず、何処の部屋からも煌々とした明かりの中、常にせわしなく動く人影が映し出されている。
その内閣府の地下数十m―――代表首長と数人の関係者しか知りえないこの広い空間は、内閣府とはまるで正反対のように、ざわめきも人気もない。代わりに地下とは思えないほど広い空間にはいくつものケーブルが張り巡らされ、そこに一体、左肩にはカサブランカを咥えた白獅子のエンブレムを持つ、特徴のある紅色のMSが何時でも主の出撃を迎えられるよう、静かに佇んでいる。
その胸元からほんのりと小さな明かりが洩れ、そして何やら囁くような一対の男女の声…
といっても秘め事ではない。そのMS「ストライクルージュ」のコクピットシートに座るのは、このオーブ首長国代表である、カガリ・ユラ・アスハ。
国主である一方、女だてらに凛々しく紅のMSを駆るこの代表の真剣な眼差しは今、モニターに集中している。
そしてその隣に寄り添うように立ち、機体操作の指示を行っているのは、今やオーブ軍きってのエースパイロットであるアスラン・ザラ。
「いいか、カガリ。ズゴックはああ見えて、かなりの高速機だ。ペダリングには気を付けろ。そしてこのスイッチを入れると…」
「そうか、フォランティスのバーニアにつながる訳か。」
「あぁ、それからこっちを切り替えると、キャバリア―の操縦権をこちらに移行できる。そしてこのスイッチはキャバリア―のミサイルに連動できるから、アルテミス要塞でまず出口を塞いでくれ。」
「なるほど、これでいいのか?」
「そうだ。ルージュは今、ズゴックの操縦系統と連動できるようプログラミングされているから、幾つか計器が増えてはいるが、それさえ覚えてくれれば基本操作はルージュと同じと考えてくれていい。」
「わかった。」
「アルテミス要塞は無重力だが、それでもズゴックの外装分、操縦桿は重くなる。感覚はシミュレーションで身体に叩き込んで覚えろ。」
「了解した。」
モニターから目を離すことなく、真剣そのものの彼女の横顔を時折盗み見ながら、説明を加えるアスラン。
指示を出しながらも、感心する。
代表としての地位を固めて以来、彼女がMSに搭乗することは滅多に無くなった。
それでも、こうして緊急時にMSを駆り、自ら出撃することを厭わない。
(―――「ラクスを救出に行くんだな。わかった。私にできることがあるなら言ってくれ。」)
最初は「私もアルテミスに乗り込むぞ!」と言われるかと、そっちに冷や冷やしていたが、もうかつての鉄砲玉のようだった彼女は卒業したようだ。
だが、どうしてもアルテミス要塞に乗り込むには、カガリの力が必要だ。
―――続きはこちらから。
***
ここのところ、夏アニメの最終回と秋の新番組チェックばかりやっている気がしてましたかもしたです。
なので、久しぶりにSSを書いてみたりしました。
なので、久しぶりにSSを書いてみたりしました。
種自由でのアスカガの接触したシーンは本編では全くなく、会話もなし。あったのは入場者特典の『二人の逃避行』と、最終週のSS付カードだけで、その他はもう妄想で補完するしかない(泣笑)
―――となると、多分一番この「ズゴック操縦シミュレーション」のシチュエーションが、ありがちで、妄想しやすいと思うんですよ。
カガリ様は確かにルージュからいきなりアカツキ(オオワシ)に乗ってもマニュアルなしに戦えていた超人✨(いや、本当に読んでる暇とかなく、ぶっつけ本番だったと思います)なので、アスランも「カガリならズゴックも扱えるはず」と太鼓判推したんじゃないでしょうかね。そこらへんがコーディーじゃなくてもできるのは、やっぱりヒビキ家のDNAかと。尊い…(*´Д`)ハァハァ♥
アスランも教えがいがあったでしょうね。
二人とも、基本真面目なので、しっかり教え、教わりしていたと思います。でもあれだけ離れていた彼女と、同じ空気を吸って、しかも誰にも邪魔されない空間だったら、密着くらいしたはず。でなきゃ、あんな妄想をいきなり全開でシュラに見せつけられないですよ! さもなきゃ普段から訓練(という名の叡智な妄想)をしていなきゃ、あんな危機的状況で想像できませんって!
―――となると、多分一番この「ズゴック操縦シミュレーション」のシチュエーションが、ありがちで、妄想しやすいと思うんですよ。
カガリ様は確かにルージュからいきなりアカツキ(オオワシ)に乗ってもマニュアルなしに戦えていた超人✨(いや、本当に読んでる暇とかなく、ぶっつけ本番だったと思います)なので、アスランも「カガリならズゴックも扱えるはず」と太鼓判推したんじゃないでしょうかね。そこらへんがコーディーじゃなくてもできるのは、やっぱりヒビキ家のDNAかと。尊い…(*´Д`)ハァハァ♥
アスランも教えがいがあったでしょうね。
二人とも、基本真面目なので、しっかり教え、教わりしていたと思います。でもあれだけ離れていた彼女と、同じ空気を吸って、しかも誰にも邪魔されない空間だったら、密着くらいしたはず。でなきゃ、あんな妄想をいきなり全開でシュラに見せつけられないですよ! さもなきゃ普段から訓練(という名の叡智な妄想)をしていなきゃ、あんな危機的状況で想像できませんって!
ずっと隣でスンスン♥していたんだろうな~。カガリ様のさわやかな柑橘系の香り…♥←この前出たフレグランスの香りv
そして、そうそう!
先日誤って、10月5日に『運命20周年記念』ってUPしちゃいましたが、今日が放送開始日だったんですよね。
5日は無印の時だ。
5日は無印の時だ。
すっかり間違えちゃったので、改めて
20周年、おめでとうございます!!\(^o^)/🎊
皆が生まれてきてくれたおかげで、CEの未来がまた続いたんだよ♥
そしてシンルナ、劇場版でも大活躍だったし、いいCPですよ♥
そしてシンルナ、劇場版でも大活躍だったし、いいCPですよ♥
12月25日には、久しぶりにレイの声も聴けるよ♥
これからも「フリーダム強奪事件」も映像化するみたいですし、まだまだ運命も続くぞ!!
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