2025冬の新番組①

毎年冬のアニメ放送開始は大体2週目以降なもので、まさかの元旦から始まっている作品があったとは思わずΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

致し方ないので、後日ネットの無料放送で視聴しておこうと思います。

先ずは見られたものから感想スタート。

『グリザイア・ファントムトリガー』：PCゲームのアニメ化。前作の『果実』からのスピンオフで、ゲームですともっといろいろスピンオフ作品がある中の４シリーズ目です。

特殊技能訓練学校の美浜学園A組に、仙石学園長の姪である初等部のタイガが編入してきた。彼女はあまりにも優秀な逸材だが、そのためもあって、どうにも他人と上手く付き合いができない。ミッションとしてチームを組むには障害となるため、上官による特訓が任じられた。上官に任命されたのは前線での戦闘要員ではないクリス。タイガは反抗することもなく、射撃訓練のためにはまず体力が必要だと指摘されたタイガは、厳しいトレーニングを自主的に繰り返していた。そして頭脳明晰でも小さい体ののため基礎体力がないタイガは

遅れたり、怪我をしながらも必死に食らいついていく。そんなタイガを見て、クリスも自分の意識を変えるのだった―――という第１話でした。

久しぶりにグリザイアを見ました。あの頃まだ少女アーミー物ってそんなに多くなかったので物珍しかったですが、最近はリコリコみたいに人気作も増えてきたので、グリザイアもシリーズを飛ばしてきましたね。どんな展開になるのかわかりませんが、見続けてみたいと思います。

『外れスキル　木の実マスター』：なろう系小説のアニメ化作品です。

ある年齢に達すると、木の実を食べてスキルを発動させる世界。主人公は冒険者を夢見るライトは、幼馴染で緊張と不安でいっぱいのレーナと共に、教会でその特別な能力を授かるためスキルの実を食べる。レーナは奇跡と言われる『剣聖』のスキルを発現させたことで、強引に聖女は冒険者パーティーへとレーナを連れて行く。そして肝心のライトは戦闘に向かない木の実の収穫を上げる、『木の実マスター』というスキルだった。どんなにやり直したくても、スキルの実は2つ目を食べると死んでしまう。ライトは仕方なく木の実農家になり収穫を上げていく。しかし、一緒に暮らしていたアイラが、間違って木の実をスープにいれてしまい、それを知らずに食べてしまったことで、ライトは死ぬどころか２つ目の『剣聖』のスキルをえた。『鑑定』スキルを得たアイラと共に、冒険者としてギルドに向かう二人は、依頼でスライムを倒すことから始める。しかし、他の冒険者が逃げ帰ったオークが襲ってきた。だがアイラの鑑定のおかげで弱点を知ったライトは見事に仕留める。そのオークを持ち帰ったところ、レーナたちが凱旋してくる。 懐かしさもあって声をかけるライトだったが、レーナは冷たく「誰？」と突き放す―――という第１話でした。

進化の実じゃないですけど、木の実を食べたことで能力発動。しかも最初はダメだけど、二個目を食べられる能力（※つまりここが最大のチート）でもって、更に強くなれるという。まさに「なろう系小説」の王道ですね。最近のなろう系のアニメ化作品は、割と辛酸を舐めて、チートな素地に気が付いて、そこから盛り上げていく感じのものが多いですが、久しぶりに「らしい」作品だと思います。レーナはあれだけライトを慕っていたのに、あの豹変っぷりは彼女自身が原因じゃなさそうですね。なんか洗脳され多っぽいというか･･･。続きを見てみようと思います。

『BanG Dream! Ave Mujica』：ガルパシリーズで、MyGoとの姉妹作品となります。

嘗ての『MyGo』の前進であったバンドから脱退した祥子は、自らをも輝かせるバンドとして、色々個人事情を抱えていたメンバーを集め『Ave Mujica』を結成。仮面をつけ、正体を現さない彼女らのステージは、観客動員数を飛躍的に伸ばしていく。次なる大舞台の成功に向け、祥子は完璧なステージを作り上げることに全身全霊を捧げる。というのも、祥子は元々お金持ちのお嬢様で、何不自由なく育ったものの、母親が亡くなったことで、父親が会社の重役でありながら不正を働いたことが会長である祖父に知られ、家から追い出される。父を見捨てられなかった祥子は、アル中に落ちぶれた父親を救うため、必死にアルバイトをして稼ごうとするが、中学生の祥子にできることは限られていた。そんな中で成功したAve Mujicaは、彼女にとって必須な成功だった。
しかし、バンドの方向性に不満を持つアモーリスと不和が発生し、それでも自分の意志を曲げない祥子。だが突然アモーリスはステージの最中に自ら仮面を外し、メンバーの仮面も一人ずつ剥いでいく、というショッキングなトラブルを引き起こした―――という第１話でした。

前のMyGoの時も感じたのですけど、バンドり！ガルパシリーズって、メンバーの家庭事情とか、バックボーンってそんなに重い物はなく、本当に純粋に「バンドやりたい！」ということで集まってきた友人たちで構成されていましたけど、このMｙGoもAve Mujicaも、メンバー一人一人抱えているものが爆弾急に重い物で、とにかくメンバー間のトラブルが多い💦　というのもAve Mujicaは祥子が半ば無理やり構成していったバンドメンバーなこともあって、MyGo以上に独断性が高いんですよね。音楽はめちゃ素晴らしいんですが、どうにも人間関係が危なっかしい。やはりそこがこの物語のキーポイントかと思います。ハラハラしながら見守り必須です。