うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

彼の秘密☆りたーんず!(早かったな!Σ(・ω・ノ)ノ!)

2023年02月17日 22時48分49秒 | ノベルズ

「痛っ!」
人差し指に走った痛みの後、コンマ数秒でそこから湧き出た赤い液体がぷくりと膨らんできた。
「大丈夫ですか!?代表。」
ふと指先から視線を上げれば、秘書官たちが皆、私の方を心配げに見つめている。
「あ、いや、大丈夫だ。指先をちょっと切っただけだから。」
コピー用紙というものは存外厄介だ。特に上質なものになってくると、カッターナイフより鋭利に切れる。触れる時には気を付けるようにしていたのだが、それでもこの有様。かなり深く切れてしまったのか、赤い玉の膨らみはますます大きくなり、咄嗟に口に含めば舌先に鉄の味がした。
「代表、どうぞ手当を。絆創膏貼りましょう。」
そう言ってベテラン秘書が立ち上がり、書棚の引き出しをまさぐり始めた。
「いいから、大丈夫だ。こんなの舐めときゃ自然に出血も止まるって。」
「でももし、ばい菌が入ったら…コーディネーターならともかくナチュラルの代表の御身に、未知の病原菌が入っても心配ですし…」
妙に必死にそう告げる秘書。たかが指を切っただけで、そんな絆創膏なんて…ん?

(絆創膏・・・大丈夫・・・)

指先をもう一度見れば、ジンジンと脈に合わせて走る痛みと、舐めとった先からまだ滲んでくる赤い液体―――
なんかそれを見たら、あの時を思い出し、ムッとしてきた。

 

***

 

それは数年前の事だった―――
「代表!大変です!!テロリストが―――」
「あぁ、たった今、軍令部からもエマージェンシーが入ったところだ。」
私は勤めて冷静を図る。皆が浮足立っている時にこそ、代表たる私が焦ってはいけない。ワザと声を低くし、ゆっくりと顔を上げる。
「それで?軍令部からその後の報告は?」
「はい、現在第一空挺部隊が事に当たっていると。」
「第一空挺部隊か…」
その瞬間、私の脳裏に紅の機体の残影が過った。
指揮官はアスランだ。ならば既に冷静に、そして最短でしかも効率的にこの件を処理するところまで、彼の頭は働いているはずだ。
テロの場所はオーブ領海外なのだが、無論我が軍のレーダーに引っ掛かっている。だが問題はそこじゃない。
「狙われたという赤道連合領内の島は無事なのか?」
「現在確認中です。」
そう、テロと言っても我が国内での問題ではない。問題なのはオーブの領海線ギリギリにある赤道連合所属の島の一つをテロリストたちが人質に取っているということ。
そして現在海外演習に出ていたらしい連合の艦隊は、この事件勃発時に正反対の方角に集結していたらしい。無論全速力で向かっても間に合わない。そこで我が国に援助を求めてきたのだ。
オーブ軍は他国の侵略を許さず、他国への侵略を許さず、他国の事に干渉しない、というのが鉄則だ。
だが今回は人質に取られた島民は全員非武装だ。一発のミサイルで島民全員の命に係わる。隣国からの懇願に義を見てせざるは勇無きなり。私自身も許せない。
軍令部の指令室に移動し、事の経緯を聞いていた、その数分後、
「代表、件のテロリストの捕縛に成功したと連絡が―――!」
通信使が振り向き様に叫ぶ声に、指令室から安堵の歓声が上がった。
(流石はアスラン、さっさと済ませるとはな。)
思わず口角が弛む。アスランが事に当たれば何の不安も私にはなかったが、やはり事件を解決できたという一報を聞くと、
(どうだ?これが我が軍の准将の力だぞ!)
と誇りたくなる。
反対にアイツは
(―――そんなに褒められるようなことじゃないよ。)
とちょっと不愛想にしつつ、皆の見えないところで表情を緩ませるんだよな。
そんなことを想像しながら、事件の報告の指示を出していたところ、先ほどの通信士が打って変わったように、驚きの表情で叫んできた。
「大変です代表!ザラ准将が―――!!」
「・・・え?」

 

***

 

「それで今、准将は!?」
「今帰還され、医務室に搬送された、と。」
「怪我の具合は!?」
「まだ確認できていません。」
医務室に向かえば自然と早足になり、言葉尻に感情が混じる。
一軍人にだけ特別な対応はしてはいけない。そうは分かっていても自然と焦りが態度に出てしまう。まだまだ立派な代表にはなり切れないな、私は。でもそんなこと以上に今は心が揺さぶられる。
(どうしてこんなことに…)
私は思わず唇をかむ。
先ほど報告は聞いている。テロリストが出した要求を連合が突っぱねたのだ。数百の島民と国一つ、確かに天秤にかけたらどちらを取るか、国主なら後者を取るだろう。
それに怒りを覚えたテロ集団は遂に弾道ミサイルを発射したのだ。他のMSでは間に合わない。そこで高速機であるインフィニットジャスティスを駆り、アスラン一人が先行した。インジャスのビーム兵器なら、一発で簡単にミサイルなど叩き落とせるはず―――だった。問題なのはもう島上空にミサイルが到達していたこと。そこに撃ち込めばミサイルの爆破と共に、その空の真下にいる島民に被害が出ることは確実だ。
そこでアスランは、ミサイルを撃ち落とした後、爆散の被害からインジャス\そのものを盾にして島民を守った―――ということだった。
勿論インジャスと言えど爆破の衝撃を受ければ、とんでもないダメージを受ける。無論、パイロットしかり。
アイツはそういうやつだ。犠牲は最小限に抑えるよう、直ぐに計算立てることができる、実に有能なやつだ 。ただ一点「自分もその犠牲者の中の一人として数えない」こと以外は―――


医務室の前までくると、何故か専属の医師が廊下に佇んでいた。
「ドクター!准将の怪我の具合は!?」
まるで掴みかかるようにして詰め寄る。するとドクターは両手で「まぁまぁ」と抑えるポーズをとり、落ち着いて答えた。
「今、全身状況の確認を取りましたが、特に出血もなく内臓損傷もありません。ただ全身打撲と一部の筋肉断裂、そして擦過傷は否めませんが。」
全身打撲!?下手したら死ぬところだったじゃないか!
「そんな大怪我で…処置はもう終わったのか?」
「それが…」
先ほどまで落ち着いていたドクターの表情が、何だか困っているように変わった。
「私も、大事を取って入院を勧めたりしたのですが、「大丈夫だ」の一点張りでして。しかも手当てしようとすると「このくらい自分でできる」と、とにかく触れることを酷く拒否されまして、難儀していたのです。とりあえず一日ここで様子を見ることは何とか了承して下さいましたが、「呼ぶまで入るな」と念を押されまして。」
「…こんな時に何言っているんだ、アイツは!?」
「ですから、代表から一言言っていただけますと、准将も命令では従ってくれるのではないかと。はい。」
いっつもそうだ。アイツは怪我ばっかり一人で引き受けて。そして最後は「大丈夫だ」の連呼。少しは自分のことを大事にしろ!!


私は勢い込んでドアを開けた。
「アスラン!」
「え?カガリ!?」
薄いクリーム色のカーテンの向こうから彼の声がする。
うん、生きていることに間違いはない。
声を聴いて瞬間、安堵で涙が滲んだが、それ以上に説教してやらないと。
「大丈夫なのか!?打撲だと、後から症状が出ることもある―――」
「ちょ、ちょっと待て!今―――」
私の歩み寄る気配を遮るように、何故か慌てている彼。もしかしたら私のお説教を恐れているのか?それともまだ包帯巻き立てのあられもない姿((/ω\)イヤン💦)とか? まぁ男の裸など、軍事教練で何度も見ているから私なら一向に気になどならん。
「待ってくれ!カガリ―――」
怪我より何かに焦る彼の声を無視して、カーテンを一気に全開にする。と―――
「・・・。」(←私の点々)
「・・・。」(←アスランの点々)
その光景に、二人ともたっぷり10秒くらいは固まった。そして第一声は私が飛ばした。
「な、な、何やっているんだよ!お前はぁあああああああ!!」
私の怒鳴り声に同伴した秘書官とドクターが飛び上がったらしいが、私はカーテンを閉め、二人に暗に「入ってくるな!」意思表示を示した後、ベッドの上の彼の前で仁王立ちした。
私の眼下には、あの「ネオジェネシスからオーブを救った英雄」「最強のパイロット」と幾つも称賛を受けた凛々しい―――ではなく、シーツを抱えて、正に獅子に睨まれたハツカネズミのごとく、ぷるぷると震えている男が一人―――その擦過傷のところに貼ったらしい絆創膏、普通なら白いはずのそれには、何故か私が映っている。いや、「映っている」んじゃない!「写っている」のだ。
ご丁寧に私の証明写真のような物ではなく、笑っていたり、喜んでいたり、何処からどう見てもスナップ写真の、私の顔の部分だけどアップにしたものが!
「お前っ、この絆創膏は一体何処からどうやって――💦」
「それはその…俺が作ったオリジナル絆創膏『ハウメアの護り絆創膏』で…」
何だよそのセンスの無い名称は・・・(ー△ー;)・・・って、今は突っ込むところはそこじゃない!
怒りと恥ずかしさでぷるぷるしている私と反対に、視線を避けたまま頬を染めつつ彼が告白した。
「いや、コーディネーターは怪我の治りも早いけれど、先日たまたま見ていた検索サイトで、”幸福体験をするとより人の傷や病の治癒が早くなる”というのを見たんだ。」
それとこれとどう私が関係しているというのだ(ーー;)
「幸せを感じると、人間はアドレナリンや興奮物質が出て、そうすると更に免疫力や修復力が上がるらしいんだ。それで俺は一晩真剣に考えたんだ。いつも君に「怪我だらけだな」と言われないようにするために、より早く治療できる手段はないかと。そうしたら君の手が「よしよし、大丈夫だ」って俺の患部を摩ってくれた妄想を働かせたら、その想像した部分がほんのり温まってきて(*´ω`*)ホワ~。本物のカガリに摩ってもらいたいけれど、君は忙しい身の上だ。俺のこんな些細な願いで時間を取らせては、オーブ国民にも、君自身にも申し訳ない気がして…だから、自分でカガリの絆創膏を当てたらいいんじゃないかと考案したんだ✨」
「・・・(ー△ー;)」
人の数十倍頭の回る、人も羨む誰より優秀な人間が、一晩も無駄な時間を使って考えたのがコレかよ💧
呆気にとられる私をよそに、彼は頬を赤らめながら続ける。
「でも今は平和で使いどころもなく、携帯用の救急袋に入れていたんだが、思いもかけずこんなことになって。」
「で、ドクターやナースがいたら、流石に恥ずかしいから、「大丈夫」だの「入ってくるな」だの言っていたわけか。」
「恥ずかしいんじゃない!これを見て「欲しい!」と言われたら嫌なんだ!これは俺だけのものだし。だから見られないように、上からガーゼを当てようとしていたところに君が来てしまって・・・。」
もっと他にその優秀な脳みそ、発揮できる場所があるんだろうが!(怒)
だが彼は私の心情と裏腹に、口角を緩める。「それに、貼ったところが凄く温かいんだ。本当に、君に手当てしてもらっているようで(´∀`*)ポッ♥」

(はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ・・・・・・・・・・・・・・・・・orz💧)

今温かいのは多分幹部が炎症をおこしているからじゃないのか、と言いたかったが、呆れる方が先で、私の口は開きっぱなしだった。
もっとガッツリやめろ!とお灸をすえてやりたいところだが、現在本当に重傷者であることに変わりはない。説教はまた後日にすることとして、とりあえず顔も見られたし、これだけ元気なら一泊しなくとも帰れるだろう。

「…わかった。とにかく大事にしろよ。」
私は脱力時にかけていた椅子から、ようやく立ち上がる。なんか足元がふらつきそうなほど疲れた感覚に襲われながら、彼を背にした瞬間、
「あ、カガリ―――」
切ない響きを持った声が私の背にかかる。
「なんだよ。」
一つため息をついて振り返れば、本当に炎症で熱が出てきたのだろうか、熱を帯びて潤んでいる澄んだ碧い瞳でじっと私を見つめ、眉が下がって心細そうな表情で弱々し気に私に哀願してきた。
「その…忙しいのは分かっているんだが…できたら、暫く、その…傍に、いてくれないか…?」
雨の日に段ボール箱の中で「キュ~~ン」と弱々しく泣きながら見あげてくる子犬のようだ。でも・・・でもな、私がこういうのに凄く弱いこと、コイツは知っているのか!?
誰もが目を見張る強い男が垣間見せてくる弱々しさ。それを見せてくるのが自分だけ―――こんな状況に酔わない女はいるんだろうか。
「…全く、しょうがないな。」
私は椅子に掛け直し、その頬に張り付いたままの後れ毛を払いながら、そっと手を握る。
すると安心したように、彼は目を閉じ、スゥッと穏やかに深い眠りに落ちていった。
「…何が「大丈夫だ」だよ。身体は強くても、メンタルはからっきしじゃないか。」
思わず笑いを零しながら、彼の寝顔にそっと囁いた。

 

***

 

(あの時はいいように言いくるめられたというか、状況負けってやつだったよな~)
結局その後、お説教しようにもお互い忙しくてタイミングを逃し、私の怒りのボルテージも下がってきてしまったのだ。もちろん、私の写真プリント付きの絆創膏は没収したが。

あの時を思い出しながら、もう一度指先を見つめる。すっかり出血は止まったようだ。まだ少しジンジンするのは、好中球がばい菌を倒し、血小板が必死に血管の修復にあたってくれているからだろう。そう思っていると
「代表、やっぱり絆創膏貼りましょう。」
先ほどの秘書官が、ピルケースを持ちながら目の前に佇んでいた。
「いや、本当に大丈夫だから。もう出血も止まっているし、紙も血で汚したりしないぞ。」
「でも…」
妙に食い下がってくるな?何か訳でもあるのか。
「どうした?心配してくれるのは嬉しいけど。」
「実は、使っていただきたくて…」
なんか奥歯に物の挟まったような彼女に問い詰める。
「どうしてそんなに食い下がるんだ?訳でもあるのか?」
「えぇ、実は『こちら』をずっと預かっておりまして…」
彼女が開けたピルケースの中身に、私は頬が赤らんでいくのが自分でも分かった。
そこには「早く治るように♥」のメッセージ付きのアスランの写真入り絆創膏があったのだ!
振るえる指で現物を指しながら、
「これ、一体・・・何時…」
「ザラ准将がテロの時の怪我が治った後、ここを訪ねてこられまして。「カガリに些細な傷でもついたら、これを使ってくれ。」と。でも絆創膏の衛生期限が切れそうで、でもこれをそのままゴミに出すには忍びなくってどうしたらいいのか…💦」
そう呟く彼女の頬には一直線の涙が流れている。
「そうか、辛い思いをさせたな。」

私は彼女の肩を叩き、種割れと共に机の横に備えていた『すとらいくふりーだむ』を取り出す。

すると秘書官全員が立ち上がって、ドアの向こうに出て行く私を敬礼で見送ってくれたのだった。

 

・・・Fin.

 

======



前回で「最終回でーす☆( ̄▽ ̄)テヘ♪」と言っておきながら、舌の根も乾かぬうちに復活です(笑)
いえ、書く気はなかったんですけど、明けの砂漠編集部の編集室で、つい息子の言葉に煽られて、見事に墓穴を掘ってしまい💧 しかも迂闊に放った言葉を見逃すはずの無い息子に声質を取られてしまいました💦
なのでシチュエーションはできていたんですが、どうまとめるか考えていたところ、丁度同時に、Twitterの方にいつも素晴らしいイラストをUPしてくださるY様が、丁度「怪我をして弱弱しい表情を見せるアスラン」を公開していらして✨それに触発された感じで、最後のシーンがまとまりました。

・・・にしても。
最初#エアmpact のハッシュタグ付けてUPしようと思っていたのだけど、今読み返したら「上げなくって良かった~~~~💦」と胸をなでおろしてますw あの時はそう、イベント前で気が高ぶっていたんですよ、きっと( ̄▽ ̄)
まかり間違ってもオフ化はしません。それだけは絶対守ってみせる!(p`・ω・´)q



 

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Always with You!

2023年02月15日 15時43分38秒 | イベント

イベントから4日、個人サイトやTwitterの方にアンソロジーの感想がいっぱい届いてきて、めっちゃ嬉しいかもしたです♥\(≧▽≦)/
やっぱりこうして感想をいただけるのは、何より励みになりますね!
過去に4回、今回で5回目のアンソロ主催(※今回に限っては編集部)になりましたが、一番感想が届いているかも。いただいた感想は、編集室で部員一同で共有して「キャー(*≧▽≦)人(≧▽≦*)ヤッタネ☆」ってやってますwお時間を割いて、ご感想送ってくださっている皆さんに、厚く御礼申し上げます<(_ _)>

一番のイベントは終了しましたが、まだ第二版の準備やらありますので、アンソロジー企画自体は終わっていないし、今のところいい感想ばかりいただいておりますが、この先トラブることも可能性としてはありますので、まだ気は緩められない( ー`дー´)キリッ
そう思いつつも、先日副編集長がご自身のサイトでメイキングをUPされて、すごぉ~~~~~~く!苦労がよくわかる内容で、✨(T人T*)カンゲキヤ・・・
よく最近アンソロ主催された方とかが「アンソロジーの作り方」みたいなのをnoteとかにUPされていているのを見ます。「だったら編集長も是非―――!」というメッセージもいただきましたが、皆様各々のやり方があると思いますし、生活環境や仕事、作品の人気度とかによって、やり方は相当変わると思います。なので別段「製作指南」というものはいらないと思うのですが、今回5回目で、おそらくこれが私自身のオフライン人生で最後のアンソロ主催になるだろうな、というのも併せて、ちょっと製作経過時々の感想を書き出してみようかなと。
なるべくネガティブな部分は避けますので、ご興味ある方はこそっとご覧ください。

<企画の始まり>
そもそもかもしたがアンソロを製作するにあたって、大事なことをいくつか自分自身に課しているんですが、その一つが「執筆者様の執筆期間は10か月以上」としております。ちなみに今回は1年間用意しました。何故かと言えば、商業誌の締め切りならともかく、皆さまそれぞれに家庭や仕事の事情も抱えている中、更にこのアンソロのために貴重な時間を割いてくださるわけですから、その大切な時間一つ一つを主催はいただいている訳です。なので、キッチキチに「3か月後締め切りです!」というと、旬な作品なら公式からネタも落ちてくるでしょうが、流石に20年(リマスターとか含めたら10年くらい)も時間が経っているので、ネタだしも大変なはず。…なので時間はたっぷりと取りました。
「アンソロ作ろう!」と思い立ったのも、いつも「もうすぐ20周年ですね~」みたいな感じでにおわせてくる方々(笑)がいらっしゃって、「そうだね~( ̄▽ ̄)」と他人事(w)みたいに流していたのですが、折角の記念すべき年なので、じゃあやってみるか!と腰を上げました。それが一昨年の11月頃。足掛け3年かぁ~(遠い目)

<明けの砂漠編集部>
実際問題、「やる!」というのは簡単ですが、10年前の10周年の時とは、もう環境が全然違っていたんですよ💧 一番大きいのは親の介護かな。子供の成長と逆に、出来ないことが多くなってくるので、段々手がかかってくるという。
で、2021年のガンカフェ『ハロウィンパーティー』の時ですよ。いつも集まっている「カニ会(※ただ集まってカニを食うだけの会:笑)」改め「お前ら体育館の裏に来いっ!(※ガンカフェの予約取る作戦を練ったりする場所:笑)」のメンバーに「「やって!」という話が来ているんだけど、どうしても一人じゃ時間的に無理なので、みんな手伝ってくれる?」に「「いいよーーーーっ!(*≧▽≦)ノ*≧▽≦)ノ*≧▽≦)ノシ✨」」の二つ返事で、集まってくれたのがこのアンソロジー編集後記に掲載された面々です。しかもその場で「表紙担当ね!」とかよくもあっさり決めたな!Σ( ̄口 ̄|||) でもそれができるのは、ほぼ10数年来の付き合いある面々だったからできることだね♥
お陰様でこれだけ何でも打ち明けやすい編集部員が集まってくれたので、情報はほぼすべて共有しました。あの委託書店への見本ページも、公平性を期するために、ちゃーんと動画で「くじ引きシーン(笑)」を放送したのですよ♥ 結構お楽しみなこともやりましたね。今や編集室そのものが思い出の宝箱です(^^)

<一つ目の山 執筆者への依頼>
かもしたは常々編集部員に「3つの山があるから、それ乗り越えよう!」と伝えていました。
その一つが先ず「執筆者へのお誘い」。最近公募式のアンソロも流行っているのですが、それはそれでこの依頼作業が省けるので、心身ともに負担が軽減されて凄くいいと思います(かもしたはもう慣れっこですが、中には依頼を断られると、それでメンタルが落ちちゃう方もいらっしゃるかと)。…ただ一点、大変なのは「本一冊の単価の見通しがつかない」ということ。お金持ちの主催者(羨✨)なら、大量の参加希望者と共に息子のようなタウンページ並みの原稿が集まっても迷わず発行できるのでしょうが、かもしたみたいな貧民には、印刷代にかける金額にどうしても限度が出てくるので勇気が出ません(きっぱり) なのであえてイバラの道を進む( ー`дー´)キリッ
編集室(ネット上)でかもしたが「この人とか声かけてみる?」と、希望者一覧みたいなのは作ったんです。でもいろいろ事情(仕事が大変そう、とか、ご出産されたばかり、とか)を知っている編集部員とすり合わせをしていきました。かもしたが依頼すると、大体打診の7割くらいがOKの返事をくださるんですが、かもした自身は(今回はこの編集部員だけでもいいや( ̄▽ ̄)♪)とプチアンソロみたいなのを考えていたんです。ところが―――「私、この人誘ってみます!(`・ω・´)ゞ」みたいな感じで編集長が「?( ̄▽ ̄)」って固まっている間に繋がる繋がる(笑)総勢23人ですよ!かもした自身、こんな大人数初めてでΣ(・ω・ノ)ノ! 副編集長曰く「これぞ、人の縁です♥(`・∀・´)エッヘン!!」・・・みんなスゲー( ゚Д゚)✨←羨望
「かもさんの主催だったら大丈夫だよ!(事実無根の根拠なのに)」と、何度も声をかけてくださった副編集長、本当に感謝(ー人ー)

あとかもしたは表紙絵が描けない分、絵師様にお願いをしているのですが、その時にこれも自分ルールなのですけど「予算は気にせず、好きなやってみたい装丁で描いてください(`・ω・´)ゞ」と言っております。これは第1作目の時からそう。折角の祭りに色々制限付けると、絵師様もやりにくいでしょうし、こちらの要求が多いと創作意欲にも関わると思うので。無論、「もうめっちゃくちゃ赤字になっちゃう💦」になるのだけはちょっと勘弁してください<(_ _)>💦になりますが、お互い絵師様と「こういうのもやってみたい!」「うん、やってみようか。」とやり取りして、出来上がったのが、お手元にある「それ✨」です(笑)
こうして執筆者は選出されたのは2021年11月末。ここから発行時期から逆算して締め切りと形式をお伝えして、1月までにはご参加辞退の方も含め、ほぼ皆様からお返事を頂けました(モチ、返信の全くない方もおりまするよ)。

<二つ目の山 告知HPと、まさかの苦労💦>
最近はTwitterだけで告知を賄えている、素晴らしい主催者さんも多いですが、かもしたは昭和の脳みそなので、いつも通りの告知HPを作りました。
そして、通常なら告知HPをUPし、アンソロジーが発行されるよー!の発表⇒暫くしてから執筆者紹介・・・って流れになるんですが、今回は両方一気にUPしました。何故かというと・・・うん、ちょっとした事情故です♥(´∀`*)ウフフ
そして編集部員には「二つ目の山が来るぞ!乗り越えいようぜ!!」とお達し。…そう、この二つ目の山こそ、ある意味このアンソロ制作で最大の心労「執筆者の公開」です。
何故かと言えば・・・うん、ちょっとした事情故です♥(´∀`*)ウフフーーーで逃げようと思ったけど、ここだけはあげておこう。やはり晒すと出てくるんですよ。この執筆者選出へのあれやこれなご意見が💧 詳しくは避けますが、ここが一番メンタルにきますorz。ただかもしたは既に経験5回目なので、往なし方をある程度心得ているからやり過ごせました。もちろん編集部員にも現状をお話しています。
ただね、一つ苦渋の決断をしたのが「編集部員の名前を掲載しないこと」―――これは本当はやりたかったんですよ!「このメンバーでやっているから、みんな安心して待っていてね♥」って見せたかったんですが、かもした自身への決め事として「絶対、編集部員を危険に晒さない!」としました。いざアンソロが発行されてしまえば、そこで知られてもほぼ問題はないのですが、みんな家庭や仕事、それぞれ忙しい問題を抱えているので、そこにこんな重責を押し付けたら、編集部員やそのご家族、御仕事先に迷惑がかかると思い、断腸の思いでここは編集部員に頭を下げ、名前は本誌発行まで伏せました<(_ _)> 結果的に良かったのか悪かったのかは、メンバーそれぞれの胸の内♥ でも一人で主催していたら、多分潰れてたと思う。10年前と比べて明らかにネットサービスが増えているので、その分顔も見えない方とのつながりもできますので、ホント、気持ちを共有してくれる編集部員がいたことは、何よりの救いでした✨
で、言ってなかった「まさかの苦労」。…これ告知HP見てくださった方ならご存じかと思いますが、なんと!『英語バージョン』も作ったんですよ!(゚Д゚;) 英語の成績3(※10段階評価)の私なのに💦
今回海外、特に中国では種が大人気だと編集部の一人からお聞きしており、執筆者の中にも海外の方をお招きして、「国境越えて盛り上がろうぜ!\(≧▽≦)/ヒャッホー☆」ってやったら、何故か来る来る、謎の英文メールΣ(・ω・ノ)ノ! ありがたいことに海外執筆者の方が「アスカガアンソロが日本で発行されます!」というのを大々的に告知してくださったお陰で、かもしたの元にあれやこれな言語が届くこと!英語だけじゃなく、スワヒリ、インドネシア語もありましたね。
これで、今回のアンソロジーで学んだこととして
①海外対応用の告知HPを作っておくこと。作らないと、一人一人にメールを返信する手間がめっちゃかかる💦
②アンソロジーはあくまで「日本語表記のみ」で、海外用に「台詞が英語になっているものは作りません」とあらかじめ断っておく必要がある。(←問い合わせで一番多かった💦)
③アンソロの奥付表記も「日本語以外の言語(英語とか)」の記載をする必要(※海外の高額転売ヤー対応)がある。
―――の3つ。
これがないと、多分インパクトでは発行できなかったかも。時間取られすぎて💧(==;)
文面は翻訳ソフトでやってもらいましたが、それでも特殊な日本語でしか表せないものは、改めて辞書曳き直す必要もあるため、本当に苦労しました💦・・・そしてその苦労が今現在も続いています( ;∀;)(委託書店発行のお知らせとかね。一々Twitterに日本語と英語の両方でUPするのが現在進行形。でないと、問い合わせメールが入ってくる(==;))

<進行表>
かもしたはアンソロ作るとき、発行予定日から逆算して、「こんな作業があって、締め切り何時まで」とか「執筆者さんへの送信が済んだか、返信があったか」とかチェックもかねて表を作ってます。

いつもだったら広告の裏(笑:赤貧)に手書きでダーっと書くんですが、今回は編集部員と共有するため、みんなが見れる場所にUPしてました。もちろん、日々更新があるので更新作業に忙しかったことも今やいい思い出( ̄▽ ̄)♥
でも一番ありがたかったのは、この進行表に悩む部員がいなかったことかな。編集部員の中にはご自身がアンソロ主催者を経験している人が何人かいらっしゃるので、「このやり方だとやりづらいです💦」という意見が出てくるかな・・・と思っていたんですが、皆さん本当に進行に沿ってやってくださって、これも感謝です<(_ _)>

<第3の山 締め切りと校正作業>
二つ目の山を越えると、しばし平野が続きます・・・平和でしたね( ̄▽ ̄) 平和すぎて編集長、何を思ったか『ファフナー一カノアンソロ』に参加しちゃったよw
原稿が早い人はもう6月に上がってきました。皆さん個人サークルを抱えている方が多いので、夏インテだったりスパークだったりの個人活動との帳尻を合わせるために、こちらを早く仕上げていただいて、本当に感謝✨
そして締め切りが近づくにつれ、一気に原稿が上ってきます!かもしたがいつも一番時間を取られるのが「校正作業」・・・特に「小説」の校正は、やってもやっても後から修正必要な個所が出てくるので、すっごい時間取られるんですが、今回編集部員が一気に片づけてくださったので、本当に助かりました✨(T人T*)
かもしたは基本、皆さんに伝える締め切りは「本当に印刷所に提出する準備が整わないといけない日」の1か月前に指定しています。もちろんその間に校正作業で不具合の点があったら書き直していただかないといけないので。
大変なんですよ・・・「印刷所から連絡が来る⇒かもした状況確認⇒執筆者様に修正してもらう⇒かもした修正確認⇒印刷所へ」の流れ💧 だからこれを防ぐために確実に事前の校正はしておかないといけません。おかげさまで大きな訂正電話はなかった!よかった~(*´▽`*)
だけど緊急で「締め切りは以前の発行日の一か月前のインパクトにします!」にしたもんだからさぁ大変! でも執筆者の皆様に了承をいただきまして、無事に締め切りまで間に合いました✨ (※あ、でもフクマさん(吸死)のアイアンメイデンに3名ほど入っていただきました:苦笑( ̄ー ̄)ニヤリ)
そしてさらに大変だったのは、「初めてオフラインの漫画原稿を描く」作家さんもお招きしていたこと。概ね皆さん印刷所の「原稿の作り方」を読みつつやってくださっておりましたが、海外だと日本と基準が違うので、かなり時間をかけて向き合わせていただきました。手元でやって見せたのを画面の向こうに送信してみたりの、試行錯誤で結構大変だったです^^; あと、こちらが形式の書き方をミスっていたご指摘を受けたり💦←これは一番やっちゃいけないこと!反省<(_ _)> 
また海外執筆者専属の編集部員が「日本語に修正することの難しさ」をインパクトのアフターで教えてくださり、本当に滅茶苦茶大変だったんだな!(゚Д゚;)と、ご苦労が偲ばれました。絶対他に人にはできない仕事で、彼女がいなかったら、この企画はこんなに広がっていくこともできなかったと思います。ホント海外担当顧問は偉大です✨

<オフ会議も必要だ!>
基本ネット上で編集部員とはやり取りしていたんですが、どうしても実際見てみないとわからないのが装丁・・・本の表紙の紙をどうするか?加工はどうするか? ―――基本的に表紙担当だった副編集長と私でやったのですが、イベントのアフターとかでみんなで集まって、「どれがいいと思う?」とか「ノベルティーはどうしよう?」みたいな話になって、普通に買い物するとこういうのがあったら便利、とか、持ち歩くのに邪魔にならない軽いものがいい、とかいろんな意見を頂けました。これもやっぱり貴重✨

<いざ、発行へ―――!>
個人サークルさんの原稿執筆時間の邪魔にならないよう、とにかく年明けはかもした個人だけで動くようにし、駆け込みの原稿とか、急な修正とかもありましたが、無事に入稿にたどり着けたときはもう・・・!(ノД`)・゜・。
印刷所さんから電話が一度入りましたが(特殊な原稿の差し込みについて)、それだけで全く問題なし!

そうして―――皆様のお手元に、今ありますのが1年3か月分の汗と右手の震えと肩こりが込められた至極の一冊です✨

ちなみに執筆者の皆さんのお宅にも、「届きました!(≧▽≦)ノシ」コールが届いてますが、皆さんめっちゃ喜んでくれていて、私的にも出した甲斐があったなと、感慨にふけっております。「こんなに早く届くなんて!」って感激していたそこの貴方。アレはインパクト当日、既に住所を書いたスマートレターを会場に運び入れ、アンソロのセット完了と同時にそのまま一階にあった郵便ポストに(aさんが)速攻投函してくださったお陰ですよ♥(´∀`*)ウフフ
どれだけの作業があったか、今までの流れを進行表見ながら書き出してみたんですが、もう既に忘れているσ( ̄▽ ̄)がいます(笑)
うん、アンソロジー制作で一番必要なことって「大変だったことが、あとで忘れらてるか!?」って事じゃなかろうか!

イベントで手にしてくださった時の、皆様の嬉しそうなお顔を拝顔したり、こうしてメールで感想を下さったり、沢山の差し入れ然り・・・苦労が一気に報われますね!ホントようやくこれで一つ肩の荷が下りました。

さて、次は「運命の20周年」が待っていますね(笑)
今度は何方が記念に動いてくれるかな?
かもしたは渋茶でも飲みつつ、記念誌を読ませていただき、イベントがあれば多分一般で参加させていただいたりしたいと思います♥
そんな訳で、こんな駄々洩れな文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました<(_ _)>

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改めまして「SEED IMPACT20th Anniversary」お疲れ様でした!(後編)

2023年02月13日 21時26分49秒 | イベント

ということで昨日の続き―――

副編集長のブログで「編集長が当選していました!」と報告がありながら、そういえば昨日何が当たったか、全然言ってなかった気がするので、これです↓

短冊ポスターのディアッカさんと「連合軍カードセット」です。
ちなみに連合軍カードというか、強化人間カード…^^;オルガとか無印の強化人間も封入されているのですが、やっぱりステラちゃんがいいので♥
ちなみに編集部員のMさんも当選しておりましたが、彼女はホッカイロセット(*´ω`*) でもMさんは何が凄いって、ランダムのクッキーと缶バッジセットで見事に姫様を2回も引き当てるという強運の持ち主✨ 凄い!カッコいい!(≧▽≦)ノシ
そしていよいよ閉会時間になったのですが、皆あらかた片付けて撤収し終わっているところ、某一か所だけ(をいw)出遅れていたのですが(あえて名前は言わんでおこう。それが優しさ( ̄▽ ̄))、編集部員はここでも団結力を発揮し、思いっきりササっと片付けて下さる✨ ホント皆有能だなー(゚д゚)!なんていうんだろう…機転が利く、というのか気が利く、というのか。働き方が普通の人の2倍はあると思う。ちなみにσ( ̄▽ ̄)はボ~~~~ッと生きてました。その時間。←一番いけないパターン。
ともかく、本当に主催者様&スタッフの皆様にはお世話になりました<(_ _)>
20周年という記念とはいえ、こんなに長くこのジャンルが続いているのは、こうして主催者さん方がイベントを定期的に開いてくださって、熱を維持し続けてくれたからだと思っています。ありがたいです。私には絶対できんわ。

そして、ここからは(別段読まなくてもいい)打ち上げへ。
編集部の打ち上げではなく、今日来れなかった部員もいるので、単純に「イベントお疲れ様でした会」。Kさんが「もんじゃが食べたい…!」とおっしゃっていたので、たまたま駅前歩いて数十秒のところにあったもんじゃ屋さんへ。

無論、酒も飲むぜ☆
いや~締め切り後も何かとメールの返信やらサイトの更新やらあって、なかなかにストレスのたまる日々だったせいか、胃潰瘍ができちゃっていたんですよ、先々週💦 薬飲んで大分良くなったんですが、刺激物はなるべく避けるようにしていたんです。自主的に。そのせいか大分良くなったので、この日こそ「無礼講や!\(≧▽≦)/♥」とストレス発散で飲みましたわw

で、もんじゃは「シーフード」と定番の「明太子餅チーズ」♥

シーフードの方にはご飯が入っていてドリアっぽい感じでしたが、それも美味しかったわ!

あとでまだ足りねーと「イタリアンもんじゃ」なるものも食べてみました。
写メ撮らなかった(うっかり食う方に必死でw)のですが、要はハムとピーマンとトマトと入ったナポリタンな味。でも🍅の焦げって美味しいんですよねv
笑えるのが、かもした側にいた4人はひたすらパクパクしていたのに、テーブルが別れた方は喋るのと飲むほうメインで、もんじゃ減ってないやんΣ(´∀`;) というか、どんだけ食う方に必死になっていたんだろうか。
でもほんと、もんじゃは久しぶりで美味しかったです♥( *´艸`) 炒めて土手を作って…って月島でよくやっていたやり方していたら、じれったかったのか(笑)店員さんがちゃちゃっと仕上げてくれました(笑)でも流石はプロは上手いやね✨
で、食べ終わった後は喫茶店で2次会よ♪みんなでテーブルくっつけて、同人の事とかアンソロの事とかいっぱいお喋りして、結局2時間くらい話してたな。アンソロはいつも編集部員が集まるお部屋(Twitter上)でやり取りしていたんですけど、実際お互いが見えないところで色々苦心したり頑張ったりしていた報告を聞いて、またもや「皆すげー(゚Д゚;)」ってなってました💦 それにしても、こういう時の裏話って、なんでこんなに面白いんだろう(笑) やっぱりネット上だとどうしても一線引いちゃうことが多いけど、顔を合わせて話すと、表情から人となりがよく見えてきて、砕けて話しやすくなるんだろうな~って。つくづくいい人たちに囲まれました♥

あとは解散になったんですが、かもしたは皆様から頂いた差し入れがあまりにも多くって、宅配便で丁重に!送っていただいたんですが、それが今日届いていました♥

このでっかい段ボール、開けてほぼ全部お菓子。上げ底じゃないのよ♪

折角なので、これを目一杯テーブル(炬燵)の上に並べてみると―――

本当に凄いわ!!こんなに沢山の人たちから応援されていたんだなーと思うと、ヤバい…目から水が落ちてきたぜ(´Д⊂ヽ💦
中には手作りの物や、凄いお高級な瓶詰とか。手作り品なんて時間がかかっただろうし、瓶詰なんてめっちゃ重いのを、こうして会場まで持ってきてくださって…どんだけ重かったかと思います。大変な思いをしながらも、こうして差し入れを下さって、お一人お一人にちゃんとお礼を言えなかったのが悔しいヽ(`Д´)ノ💦 いてもテンパってただろうけどさ^^;
皆さんがどれだけアンソロに期待していたか、その思いが形になったものだと思い、大事に胃の中に収納していきます(ー人ー)暫く食うには困らないわ。
…余談ですが、この後は賞味期限ごとに袋に小分けし、機嫌の切れるのが早いものから収納開始します。賞味期限までには収納する自信がありますので、お任せください(`・∀・´)エッヘン!!

―――ということで。
皆さん、イベント本当にお疲れ様でした<(_ _)>
多分この界隈で最初は二人サークルとして参加を始めて、それからもう19年。最初のSEED IMPACTから参加し続けてきましたが、最古参(主催者さん以外で)だと思うのですが、それでもこうして続けて来られたのは、周りに恵まれているからだと思っています。イベント参加して思いましたが、皆いい人たちばかりで、だからここまで続けられたかなって。本当に皆さん、ありがとうございました。

アンソロジーの話もしたいのですが、これから第2版の発行準備だったり、HP更新だったり、委託書店さんへ報告しなきゃだったり、まだまだやること山積みなので、今回はここまで!
楽しんで頂けましたら幸いです<(_ _)>

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改めまして「SEED IMPACT20thAnniversary」お疲れさまでした!(前編)

2023年02月12日 17時16分51秒 | イベント

改めまして、昨日SEED IMPACT20h Annivarsaryにお越しくださった皆様、お疲れさまでした!


更に今回は個人ではなく集合サークル「明けの砂漠編集部」の方にお出でくださいました皆様も、本当にありがとうございました!✨(T人T*)
お陰様で、混雑することもなく、流れが滞ることもなく、コロナ心配な密になるところも避けられて、皆様のご協力に感謝します!<(_ _)>
しかもありがたいことに、一日前の雪&雨が嘘のように蒼穹でして、本当に助かりました。やっぱりイベントで雨だと憂鬱・・・なことももちろんですが、湿気で本がたわんだりするので、それが防げるだけでもホントありがたかったです。

入り口~。エレベータのところでは、シンちゃんが寒い中正装でお出迎えしてくれてました♥
そして中の会場では姫様はじめ、メインキャラが看板で出迎えてくださいました(←この看板が後々面白い事になる:笑)

そして、スペースでは、待っていましたアンソロジーの詰まった段ボール(大)が。編集部員の皆様と一緒に来たので、みんなの見守る中この新刊の段ボールの蓋を御開帳✨

美しい✨✨✨(*´Д`)ハァハァ♥
写メで見るとなんか白っぽく見えますが、装丁による全体的な反射のせいで、手に取ってみる角度を変えれば凄く綺麗です(≧▽≦)ノシ
今回の表紙を担当してくれた副編集長が非常にこだわった装丁で、想像以上にいい出来でしたので、みんな大満足♥編集部員には書影をあらかじめ公開していたのですが、やっぱり実際に手に取ってみた時の感激は違いますね(*'ω'*)
今回はノベルティーや、差し入れの準備、本日参加されない執筆者の方々へのお礼の送付等、細々とした作業が多くって、助っ人で来てくれた編集部員のお二人がテキパキ働いてくださって、本当に有能✨編集長がアホでも編集部員が有能だと、作業が全然進むもんですね^^;
詰め込み終わったら、編集部員が皆でお買い物リスト片手に誰がどう回るか分担決めしてる!Σ(・ω・ノ)ノ! なんて素晴らしきチームワーク✨(T人T*)
個人サークル参加の編集部員の分も設営手伝ったり、買い物手伝ったり…みんなスキル高いな~このスキルをもっと活かせば、もっとみんなの能力を開花させたアンソロジーができたのでは、と思うくらい。やはり指示出す人間が有能でないといけませんな┐(´∀`)┌ヤレヤレ
で、かもしたはご寄稿くださった作家さんへの挨拶回りに出動。殆どが顔見知り(というか、そういう方しか声掛けできない💦)なので、皆様スペース準備中でしたので、ここは本当にご挨拶のみで帰還。でも挨拶だったり手伝いだったりしていると、アッというかに開場時間10分前。
かもしたはスペース死守、編集部員が買い物という名の戦場へ旅立ち、いよいよイベント開始!👏
開場直後は列のできたサークルさんもありましたが、我が編集部は終始まったりー( ̄▽ ̄)♪ というか、混雑して密になることを避けるため、前もって予約購入制を取り入れたことが功を奏し、本当に皆さん開始直ぐにはお見えになることもなく、他のサークルさんをじっくりと回ってから来てくださったようで、全然列ができませんでした。…どうしても仕事柄、コロナに対し対策を練らないと、と思ってしまうので、皆さんが本当にご協力してくださったことに、感謝感激雨嵐✨(T人T*) みんな本当にいい方々だな~と終始感激していました。
あと今回予約にQRコードを使って確認する方法を使ってみたんですが、意外にスムーズで使い勝手よかったです。これも編集部の方々が教えてくれたおかげ。一人でやるって、それはそれで自分のペースでできるし、色んなことで確認作業をする必要がない自己判断できるのですが、三人寄れば…ならぬ9人寄れば文殊どころじゃない知恵の数々に、今回は本当に感謝しかなかったです。かもした自身、介護しながらの編集作業で、アンソロのための準備は2021年からやっていたんですが、それでも一人じゃインパクトまでに間に合わなかったでしょう。いろんな人の手を借りるというのも悪くないもんだな~とつくづく感じ入った一年3か月でした。
と、しんみりする間もなく買い物部隊が帰還(`・ω・´)ゞ それがみんなオーダーを無事達成してくるんだから、何この有能な人たち( ゚Д゚)!
帰還されたので、今度は鴨志田が会場をウロウロ。買い物は既にお願いできていたので、それ以外で目ぼしいものを回収して回る。あとはなかなかお会いできない方々とお話したり。実はこれが一番楽しかったりするのですが。今回スペースに来てくださった方で、Twitter 上でお名前は知っていたのですが、初めて御尊顔を拝しまして、改めて感激でした。やっぱりネット上で文字の付き合いと、実際に面と向かってお話するって違いますね。人となりが凄くよく見えて、みんないい人たちで「私は幸せになれました♥」byラクス様
それと、嬉しかったのは、普段BLというか男子CPで活躍されるサークル様も、今回NCPを作品に取り上げてくださっているところが多くって、めっちゃ嬉しかった!あの看板も配置が時々変わって、アスカガ二人で入り口に立っている時もありました♥


回っているうちにハイになってきました(笑)前の夜もちょっと睡眠時間が足りず(準備に追われて)にいたのですが、息子がちゃんと「有言実行」でユ〇ケル買ってきてくれたので、

ありがた~~~~く腰に手を当てて飲む!おかげでテンション高くなりました(笑←一番テンション高くしちゃいけない人に、とんでもないものを上げてしまった息子は、後で遊ばれることになる。「だから言ったでしょ。お母さんが言った通り「リ〇D」にしておけばよかったのに…」)
かもしたがスペースを離れている間にも「編集長へ渡してください」と差し入れがどんどん増えて行って(感激💦)この場を借りて本当に感謝です<(_ _)>💦
ちなみに「編集部の皆さんで―――」といただきました差し入れは、きちんと分配しましたので!

イベント始まって1時間くらいで物販が始まり、有能に働いてくれる編集部員の代わりに、今度は私がやるわ!と並んでいたのですが、廊下の方だったのでちと寒かった…でも、ちゃんと目的のものも買えたのでよかったよかった。最近インパクトで物販に並んでいなかった(皆さんが代理で買ってきてくれた)ので、久しぶりに並んだのもまた良き思い出(*´▽`*)
後半はほぼまったりと過ごして、お向かい&その後ろのサークルさん方といろいろ雑談に悶えたり(笑)、あと嬉しかったのが、副編集長渾身の装丁を語り合っていた時、「私もその装丁、凄いと思いましたぁああああ!」と遠くから突っ走ってきてくれた(笑)作家さんと装丁について話し合ったり。面白かったな!

そしてくじ引きも当たって、ディアッカさんの縦長ポスターと連合軍のメモ用紙をいただけました!(*≧▽≦)ノ♥ 横で「・・・私は当たらないんです・・・」と嘆きの息子。いや、貴方は誰もが手を出せなかった、あのアスランヴァージョンジャケットを手にしているじゃないか!あ、そういえば、私は当日姫トレーナー着ていたのですが、同じトレーナーの人が3人いらっしゃったのを発見!なんか嬉しい♥ 昨日はSTRECTーGの着ている人が多くって、なんか「スタッフ衣装」みたいでw

そう、そして冒頭のあの「看板」。あの等身大に近い可愛い看板ですよ。アレを最後はプレゼント!と主催者さん大盤振る舞いΣ(・ω・ノ)ノ! もちろん、「看板から責任もってホチキス止めを剥がして行ってください」とのことでしたが、最初皆で「アレを抱えて帰るのか!?Σ( ̄口 ̄|||)」とマジで笑ったw その前に「家のどこに置こう!?」とみんな本気で悩んで更に笑ったww 結局うちの身内の間では、誰も当たらなかったのが悔しい(苦笑:抱えて帰るの見たかったw)
閉会間近でかもした念願だった「編集部員での記念写真」もできました!もちろん、本日欠席の編集部員もいたので、また別日に写メるぜ!

そして念願の編集部員でこのポスターを囲んでの写メ✨

願いが叶って、かもしたはもう死んでもいいです(劇場版見終わったら)!

で、みんなで後片付けにまたチームワークを発揮し、帰り支度。他のアスカガーさんにご挨拶しつつ、今度はアフター!

・・・というところで、今日は時間がないので、後編は明日にでもUPします(別に面白いのは本人だけw)

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明日はよろしくお願いいたしますm(__)m

2023年02月10日 22時23分59秒 | イベント

予定残業が長引いて、21時前に帰宅できました💦 どうしてもこの時期は受験と年度末の仕事の集計とか報告書作ったりで忙しいんですよ( ´△`)

ようやく今は落ち着いて、明日のイベント準備に取りかかっております。イベント参加がすっごい久し振りなので、忘れていることもおおくって、ようやく釣り銭の両替もしてこられました。

それにしても20周年。嬉しいですね☺ここまで応援してきた作品が、まだまだ熱く人気も続いているって✨

そして一年以上前から続けてきたアンソロジー企画がいよいよお披露目です‼ 楽しみで仕方ないわw 

明日は目一杯お祭りを楽しんできます(*`・ω・)ゞ ストレスだ大解放だ(*≧∇≦)ノ!!

 

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