選曲とエピソードのパート2です
[ようた君・小5]
ボーイ・スカウトに金管にetc・・・いろんな事に意欲的に取り組んでる頑張り屋さんです。練習も良くします。
彼は迷うことなく「エリーゼの為に」を弾きたい!と言いました。彼にとっては、「あこがれの曲」だったようです。
お姉ちゃんが小学校2年生の発表会で弾いてます。(彼女はある意味特別で、今回もショパンの「幻想即興曲」を弾きますが)そのお姉ちゃんの演奏を良く覚えていて自分もいつか発表会で弾きたい!と思っていたようです。楽譜を渡したら、翌週には全部譜読みをして来ました。やる気満々です。
5月のステップに間に合わせて弾かせてみました。評価はまずまずでした。ようた君には、「ピアノは仕上がってからが本当の練習だよ」と言って、それからさらに2ヶ月練りました。
「エリーゼのために」は発表会の定番で、かつて何人の生徒に弾かせたかわからないぐらいですが、今回はかなりいい出来だと思います。ようた君も頑張りました。男の子が弾く「エリーゼのために」は私もうっとりしてしまいます
[かなちゃん・中1]
かなちゃんは一度辞めて、3年間のブランクの後復活しました。又やりたい・・・と思ったのですから、ピアノが好きなのでしょう。かなりの感性の持ち主です。只、どうしても自己流になってしまい。そんな指使いでよく弾けるなーと思うような指使いで、速いパッセージをピラピラ弾くという芸当をやってのけてます。基本練習は性に合わないようです。おしいなー・・・といつも思ってました。
そのかなちゃんが、今年の3月、小学校の「六年生を贈る会」でピアノの伴奏をしたいと言い出しました。正直不安でした。当教室の生徒さんは良く選ばれるのですが、今の練習の姿勢ではオーデションに受かるのは難しいんじゃないかな、と思いました。
でも、やる気が出るとすごいんですね、何回か教室に呼んで特訓もしましたが、見事伴奏者に選ばれました!!弾いた曲は定番でもあり、名曲の「旅立ちの日に」です。
私は彼女の演奏を聴いて、涙がとめどもなく流れました。お母様も娘の頑張りとその演奏に心から感動したとおっしゃってました。子供ってすごい!
その彼女が今回選んだ曲は「乙女の祈り」・・・そのものズバリですね。
まぁ音符事態は弾けるので、この曲に関しては、曲想や物語作りに重点をおきました。元来「ボーイッシュ」な子なので、「乙女」というより、「キャピキャピな、もろ今風の元気な女の子の祈り」・・・みたいになってしまうので・・・
それはそれで有りなのですが、最初から最後迄それでは聴いている方もシンドクなってしまうので、とにかく部分的でいいから「乙女チックで、可憐で、清楚な少女の心情を入れよう」と言って、二人でいろいろ物語を作りました。
「ここで恋してルンルンになるんだよ、で、ここで失恋して、でも又すぐ好きな人が出来て・・・」等と言ってましたが・・・さすが、今の子は切り替えが早い・・・と妙に感心しつつそんな話しをしながら、二人でいつも盛り上がっていました(笑)
中1の彼女に恋の経験があるかどうかは野暮なのであえて聞いていませんが、今の年齢でしか弾けない「乙女の祈り」を心を込めて演奏してほしいと思いました。
みんなの演奏を楽しみにしています
[ようた君・小5]
ボーイ・スカウトに金管にetc・・・いろんな事に意欲的に取り組んでる頑張り屋さんです。練習も良くします。
彼は迷うことなく「エリーゼの為に」を弾きたい!と言いました。彼にとっては、「あこがれの曲」だったようです。
お姉ちゃんが小学校2年生の発表会で弾いてます。(彼女はある意味特別で、今回もショパンの「幻想即興曲」を弾きますが)そのお姉ちゃんの演奏を良く覚えていて自分もいつか発表会で弾きたい!と思っていたようです。楽譜を渡したら、翌週には全部譜読みをして来ました。やる気満々です。
5月のステップに間に合わせて弾かせてみました。評価はまずまずでした。ようた君には、「ピアノは仕上がってからが本当の練習だよ」と言って、それからさらに2ヶ月練りました。
「エリーゼのために」は発表会の定番で、かつて何人の生徒に弾かせたかわからないぐらいですが、今回はかなりいい出来だと思います。ようた君も頑張りました。男の子が弾く「エリーゼのために」は私もうっとりしてしまいます
[かなちゃん・中1]
かなちゃんは一度辞めて、3年間のブランクの後復活しました。又やりたい・・・と思ったのですから、ピアノが好きなのでしょう。かなりの感性の持ち主です。只、どうしても自己流になってしまい。そんな指使いでよく弾けるなーと思うような指使いで、速いパッセージをピラピラ弾くという芸当をやってのけてます。基本練習は性に合わないようです。おしいなー・・・といつも思ってました。
そのかなちゃんが、今年の3月、小学校の「六年生を贈る会」でピアノの伴奏をしたいと言い出しました。正直不安でした。当教室の生徒さんは良く選ばれるのですが、今の練習の姿勢ではオーデションに受かるのは難しいんじゃないかな、と思いました。
でも、やる気が出るとすごいんですね、何回か教室に呼んで特訓もしましたが、見事伴奏者に選ばれました!!弾いた曲は定番でもあり、名曲の「旅立ちの日に」です。
私は彼女の演奏を聴いて、涙がとめどもなく流れました。お母様も娘の頑張りとその演奏に心から感動したとおっしゃってました。子供ってすごい!
その彼女が今回選んだ曲は「乙女の祈り」・・・そのものズバリですね。
まぁ音符事態は弾けるので、この曲に関しては、曲想や物語作りに重点をおきました。元来「ボーイッシュ」な子なので、「乙女」というより、「キャピキャピな、もろ今風の元気な女の子の祈り」・・・みたいになってしまうので・・・
それはそれで有りなのですが、最初から最後迄それでは聴いている方もシンドクなってしまうので、とにかく部分的でいいから「乙女チックで、可憐で、清楚な少女の心情を入れよう」と言って、二人でいろいろ物語を作りました。
「ここで恋してルンルンになるんだよ、で、ここで失恋して、でも又すぐ好きな人が出来て・・・」等と言ってましたが・・・さすが、今の子は切り替えが早い・・・と妙に感心しつつそんな話しをしながら、二人でいつも盛り上がっていました(笑)
中1の彼女に恋の経験があるかどうかは野暮なのであえて聞いていませんが、今の年齢でしか弾けない「乙女の祈り」を心を込めて演奏してほしいと思いました。
みんなの演奏を楽しみにしています