カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「2代ピアノ」の演奏に酔いしれました☆

2009年05月16日 | 講座で勉強したこと
コンペの「2台ピアノ」の課題曲を聴きました。

演奏して下さったのは中井恒仁さんと武田美和子さん
世界でも数少ない「ピアノ・デュオ」の活動をされてるご夫妻です。

1曲目の「クーラウのソナチネ」を聴いた時には久しぶりに「鳥肌」が立ちました。
ピアノをやってる子なら誰でも一度は弾くソナチネの定番曲。
ソロとしての曲を良く知ってるだけにその違いが大変良く判りました。

ファーストはほぼ原曲に近い感じで、そこにセコンドが重なるのですが。
絵もいえぬ素晴らしい響でした。

中井先生の「この曲のセコンドの役割はファーストを包み込むように弾く事」との注釈を伺い、その美しさの訳が判りました。

2台ピアノはソロよりも難しいと思いました。
互いの「テクニック」「呼吸」「感性」etc・・・が一体となって初めて一つの楽曲として成立します。

そしてそれが出来た時、そこには音楽として「無限大」の可能性が広がると思いました。

素敵な演奏の数々、本当にありがとうございました。

このお二人は「芸大」を卒業された後海外で勉強され、数々の賞を受賞されていらっしゃいます。
中井先生は「桐朋音大」武田先生は「大宮光陵高校」で指導にもあたられておいでです。

実はこのお二人とは「PTNAの同期」で、何度かお食事をご一緒させて頂いております。とても素敵なご夫妻です。久しぶりにお会い出来てとても嬉しかったです。

お二人の「デユオ」のCDを持ってます、お貸ししますので是非聴いてみて下さい。
今後益々ご活躍なさる「演奏家」だと思ってます。


コメント
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