カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

ゆいなちゃん、ありがとう♡

2019年03月23日 | 「レッスン日記」

ご訪問頂きありがとうございます。

カナリア音楽教室の増田玲子です。

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今年度は3人の生徒さんとのお別れがありました。

最後は、ゆ・い・なちゃん、です。。。

 

 

8年間通ってくれました。

 

 

幼児さんの時から、とってもしっかりした子でした。

背も高く、実際の年齢よりずっと上に見えました。

 

 

高学年になってからは、同等の会話が出来てました。

高校生くらいの子と話してるような感じでした。

私よりずっと大人に思える事もありました。

 

 

それは、ゆいなちゃんが、心の優しい子だから

相手の気持ちを気遣う事が出来る子だから。

 

小学生にして、すでにそういったものを持ち合わせている子でした。

 

 

 

1年生の発表会の時です。

4年生くらいに見えます

この時は、「眠れる森の美女」より「いつか夢で」を演奏してくれました。

ドレスもとても素敵でした

 

 

そして、この2年後、同じ「さいたま芸術劇場」の舞台にお父さんと一緒に立ちました。

 

 

ゆいなちゃんのピアノとお父さんの「三線(さんしん)」による「海の声」

お父さんをサポートするゆいなちゃん・・・あのシーンは何度見ても泣けます。

 

カナリア音楽教室の発表会の中でいつまでも記憶に残る名シーンでした。

私だけでなく、会場にいらした全ての方の心に刻まれた「父と娘」の演奏でした。

 

 

 *

 

 

そんなゆいなちゃんが、退会する事になりました。。。

 

 

 

 

 

12月に告知がありました。

三か月間何を弾こうか、と話し合いました。

二人の意見はピッタリでした

ゆいなちゃんが前から弾きたかった曲「2曲」決めました。

 

 

三か月間、その2曲だけを練習しました。

最後の日は見事な演奏を聴かせてくれました。

 

 

私は、ゆいなちゃんの演奏がずっと好きでした。

ゆいなちゃんの奏でる「音色」が大好きでした。

 

私の演奏に似てるんです(^^♪


 

私よりずっと綺麗な「音色」で弾いてると思います。

子供だから「純粋」です。

聴いてると心がとても癒されます。

 

 

お母さまとのお別れも辛かったです。

お母さまが下さったお手紙・・・

 

 

便箋2枚にびっしり書いて下さってました。

 

読んでいて、有難く、勿体ない気持ちで一杯になりました。

それと共に物凄い力と勇気を頂きました。

8年間通って下さったご父兄がこのように思って下さってたこと。

その事を感謝すると共に、今後の指導の糧にしていきたいと心から思いました。

 

 

このお手紙は、教室の事、人生の事でで挫折しそうになった時、読み返します。

それから、私の棺に入れるよう息子に書き残しておくつもりです。

 

 

 

 

 

素敵なお花ありがとうございました。

 

 

心のこもったお品物、ありがとうございました。

 

 

この世に産まれて、生きていられる時期は長くて90年?

その間、それだけの人と出会うでしょう。

 

ピアノを始めて教えてから、40年になろうとしてます。

一体何人の生徒さんと出会ったでしょう。

何人のお母さまと出会ったでしょう。

 

物凄い数な事は確かです。

 

鮮明に覚えてる子もいれば、思い出せない子も、います。

 

 

ピアノを教えれるのも、後10年位かな?20年かな?

いずれにしましても

これから出会えるお子さんとお母さんの数は限られてしまいます。

 

今通ってきて下さってる生徒さん、そして、これから出会う生徒さんの事は

ずっと覚えていたいと思ってます。

 

 

 

それには日々の積み重ねです。

これからも精進していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

増田玲子

 

 

 

HPがお引越ししました。

こちらになります。

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

コメント
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