2019年発表会後記～発表会には出れなかたけど・・・

ご訪問頂きありがとうございます。
さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。

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今回の発表会、残念ながら参加出来なくなってしまった生徒さんがいました。一年生のみゆちゃんです。

みゆちゃんはピアノを始めて半年位の時発表会の参加を決め、曲も自分で選びました。習って間もない生徒さんが初舞台で弾くには正直難しい曲でありました。

不安感が一瞬よぎりましたが、大丈夫！やれる！と思いました。その辺り私の勘は不思議と当たります。この曲でいける！と思いました。

只・・・練習が進んでいく段階で幾度か不安になりました。それは、本人もお母さまも同じだったと思います。

 

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頑張ってる練習してるのは痛いほど分かりました。でも、思うように弾けず、段々元気が無くなっていく姿を見てるのはとても辛いでした。只、それでも私は絶対大丈夫！という確信がありました。それは、みゆちゃんからある種の「気迫」を感じ取れたからかもしれません。

 

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発表会の2回前のレッスンの時、急に弾けるようになりました。暗譜もＯＫでした。ほっとしました。

発表会には、おじいちゃんやおばあちゃんも来てくれると言ってました。

それを聞いて、おじいちゃんやおばあちゃんにもっと長く聴かしてあげたい、みゆちゃんの姿をもっと長く見させてあげたい！と思いました。それで、2回続けて弾かせようと思いました。

元々は「1番」だけでした。それでもそこそこの長さはありました。「繰り返して弾く」事はある種「リスク」を伴います。でも今のみゆちゃんなら弾ききれると思いました。頑張った演奏を少しでも長く聴かせてあげたい、その姿を少しでも長く見させてあげたい、と心から思いました。そして、発表会直前のレッスンの時、見事、フルコーラスを完璧に弾いて聴かせてくれました。

 

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しかし・・・発表会前日のお母さまからのご連絡・・・インフルエンザでした。。。どうしようもありません。。。弾かせてあげたかったです。

発表会が終わり、お母さまがメールを下さいました。とても素晴らしい内容ですので是非ご紹介させて頂きたいと思いました。

 

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（中略）

 

ブログ拝見いたしました。

親御さんからのお手紙の数々を読み、とても素晴らしい発表会だったのだな、と感銘を受けました。

 

おかげ様で、娘もここ数日で回復し、元気になりました。ご心配をおかけしました。

 

回復して、ひきたかったな…と一言。

 

自分からやってみたい！と初めて言ってくれて、先生にお世話になって早１年…。発表会がきっかけではありましたが、まさか娘が、あんなに長い曲を両手で暗譜で弾けるようになってるとは、正直びっくりしました。

 

楽譜を作って、最初はうまく弾けなくてイライラしていたのに、時間のない中、学童でも練習していたようで、練習するたびに、どんどんできるようになっているのが、素人の私でもわかりましたので、娘なりに、本当に頑張っていたのだな、と成長を感じることができました。

 

今回は参加できず、残念ではありましたが、その過程をみることができ、私も主人も大変幸せに感じています。

 

娘にとっても練習しながら大切ないろいろな気持ちを感じていたと思います。

 

先生、ご指導ご鞭撻ありがとうございました。

 

素敵な発表会の機会を、ありがとうございました。

 

お疲れ様でございました。

 

来年に向けて、娘がまた楽しくピアノを弾けるよう、サポートしていきたいと思っております。

今後ともよろしくお願い致します。

 

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ありがとうございます。

 

幾度読み返しても涙が溢れてきます。

 

みゆちゃんが弾くはずだった曲・・・私は何十年経っても、この曲を耳にする度、みゆちゃんの頑張ってた姿を想い出し、勇気と力を貰えると思います。

 

 

 

 

今回頑張ってくれた全ての生徒さん、そして暖かく見守って下さったご父兄の皆様に心から感謝を込めて・・・

ありがとうございました。