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さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。
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年度末を迎える2月~3月にかけて、一人心配な生徒さんがいました。高学年の女の子です。お家での練習が余り出来て無いようでした。元気も無かったです。
この時期、このような状態になる生徒さんは随分見てますので察しは尽きました。いわゆる、「塾疲れ」です。塾の新年度が始まり、忙しくなり、そのサイクルに未だ慣れないので、精神的にも肉体的にも負担になり始めた頃です。ピアノとの両立が難しくなる時期でもあります。
実際、同じ頃、このような事もありました。
塾に通い始め、想像してた以上に大変な事に親子共々気が付き・・・でも、塾は続けたい、只、ピアノとの両立はとても無理です、と正にSOS状態でお母さまからご相談頂きました。
とても「おっとりしてる」お嬢さんだったので、その子がそんなに参ってるんならピアノは無理して続ける必要はない、「無理させてるのは可哀そうだからピアノは辞めて塾に専念してください」とお話ししました。お母さまは大変後ろ髪を引かれる思いで決断されましたが、塾の生活に慣れたら叉是非お願いします、とおっしゃって下さいました。
なので、今回も、塾を取るかな~?という気も無きにしも非ずでした。
しかし、お母さまからのお話は・・・
なんと
「ピアノは辞めない、むしろレッスン時間を延ばしてほしい、先生とのレッスンは楽しくて30分はあっという間なので1時間レッスンにして欲しい」
と言ったそうです。これには、お母さまも驚かれた、とおっしゃってました。
そして、昨日がその初日、となりました。
練習は万全では無かったですが、一緒に色々な曲を弾きました。途中でおしゃべりタイムも入れました。Aちゃん(・・・としておきますね♪)もいつになくリラックスしていて、笑顔もたくさん見れました。
あっという間でした!気が付いたら1時間以上経ってました。とても楽しかったです!Aちゃんも楽しそうでした(*^^*) 良かったです。ほっとしました♡安堵しました♡
幼児さんの頃から知ってるお子さんです。ある意味、お母さまと共にその成長を見させて頂いてました。Aちゃんが大変な時は、Aちゃんだけでなく、お母さまも大変です。そして、お父さまもご心配されてると思います。
「大変な時」は「大事な時」という言葉に置き換えられます「大切な時」という言葉にも置き換えられます。
そうゆう時は、気づいたら、早く、適切な対応をとる必要があります。それは、ご両親だけでなく、その子の近くにいる「大人」の責任です。
学校の先生や塾の先生も熱心にご指導して下さってると思いますが、対応する生徒数が多いですし、担任も何年も持ちません。
そういった意味では、ピアノ教室はお付き合いが長いです。ですので、「気づきも」早いです。例えば、女の子が迎える「お赤飯の時」あれは聞かずとも直ぐにわかります。不思議と分かります。あ、来たな、と思います。勿論言いませんが、心の中で「おめでとう」と言ってます。
話はそれてしまいましたが、一人一人の生徒さんと真摯に向き合い、これからも精進しつつ生徒さんとの時間を楽しませて頂きたいと思っています(*^^*)
来週も一緒に楽しい時間を過ごしましょうね♪