カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

やっと母に会えました♡

2022年05月22日 | 「レッスン日記」

ご訪問頂きありがとうございます。
さいたま市南区のピアノ教室 
カナリア音楽教室の増田玲子です。

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母に会ってきました。

母は施設に入居して10年になります。
「要介護5」です。

 

母には頻繁に会いに行ってましたが、コロナ禍で施設も面会禁止になってしまい、会えるのは病院を「退院」する時だけになってしまってました。

 

「誤飲性肺炎」になり、幾度も入院しました。今は、病院の面会も勿論だめです。

只、退院する時だけ、施設の担当の人の配慮で会わせてもらえました。

 

 

病院の玄関の前で、施設の車が待ってます。そこに車椅子に乗せられた母が来ます。

顔を見れるのは、声をかけられるのは、玄関のループを降りて、車に乗る間だけです。

私は、妹達に送る「動画」を撮りながら「お母さん!」「お母さん!」と声をかけます。

母の反応は鈍いですが、かすかに目が動き、わかってくれてる、そう思えました。

 

 

もっと、長い時間側にいれたら、手を持ち、身体をさすってあげることが出来たら・・・

私だけでなく、「孫」や「ひ孫」達も会えることが出来たら、母はきっともっと元気になれる、そう思い、施設で面会が出来るようになる事を・・・逢える日が来ることをずっと願ってました。

 

 

そして、「ガラス越し」の対面ではありましたが、やっと施設で会えることが出来ました。

 

面会者は外から「声」をかける事が出来ます。人数制限があるので、娘3人で行きました。

 

車椅子に乗せられた母がガラス窓の前に来ました。そこには「通話可能」の機械が置いてあります。外にいる私たちの前にも置いてあります。

職員の方が「聞こえるので話して下さい」とおっしゃいました。

 

「おかあさん、おかあさん」と声を出したら、明らかに母の表情が変わりました。

わかったんだ、と思いました。

 

母は全く話せないから、こちらから一方的に話しかけたけど、その「表情」から明らかに「わかってる」と感じられました。

 

 

久しぶりに会う母は、以前あった時よりもずっと綺麗になってました。

89歳ですが、しわも無く、肌が艶々なので、驚きました。

施設に入居してから動けなくなって、物凄く太ってしまって、別人のようになってしまったけど、昨日会った母は昔の母そのものでした。

美人でスタイルの良い母でした。

お母さん、ここで幸せに暮らしてるんだな、良かったな、と思いました。これも、ひとえに、施設の方々の献身的な介護のお陰です。

 

 

入居当初から担当して下さってる女性のスタッフのかたは、当時、出産後復帰されたばかりでした。

 

いつお会いしても、お元気で、明るく、親身になって対応して下さいます。

「お若いのに凄いな、赤ちゃん育てながら大変だろうな、有難いな」といつも思ってました。

あの時の赤ちゃんがもう小学校の4年生です。

子育てとの両立大変だったと思いますが、少しは余裕を持てるようになったかもしれませんね。

 

 

お嬢さんが20歳になる時、母は100歳になります。

母は、きっと未だ元気で生きてると思います(*^^*)

 

お母さん、叉「会いに行きますね」

 

施設に入居出来た事本当に有難く思ってます。
在宅介護はやはり大変だと思います。。。

 

 

 

コメント
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