おはようございます。
さいたま市のピアノ教室、カナリア音楽教室の増田玲子です。
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ピアノの「教則本」は大体がやさしい曲から並んでます。・・・が、そうでない事もあります。
「曲集」の場合は「弾いてみたい曲」から弾く事が多く、弾かない曲もありますが、「教則本」は、出来れば「抜かさず」順番通りに弾かせたいです。
只、凄く弾きずらい曲も入ってますので、その子が練習するのに大変だと判断した時はそれを飛ばす事もあります。
最近、「カナリア日記の顔」になってる(^^♪ 小4のゆう君は今「バスティン」の「レベル4」と「テクニック4」をしてます。
バスティンンの「ベイシックス」の場合、目安は、小1がレベル1、小2がレベル2・・・なので、小4でレベル4は、まずまずのペースです。
このゆう君ですが
「レベル1」から現在に至るまで「1曲」も飛ばしてません。
「全曲クリアー」してます。「ピアノ」「テクニック」2冊共にです。
なぜか、というと、ゆう君がそれを強く望んだからです。
一番大変だったのは「レベル2」の時でした。
バスティンは、「1」はそこそこ簡単ですが「2」に入るとなぜか急に難しくなります。
ゆう君も「う~~~」という感じになりました。
なので「ゆう君いいよ、この曲抜かしても大丈夫だから次の曲にしようか?」というと、ゆう君は頑としてこう言います。
「いやです、抜かさない、一曲も抜かさない」と
そして、一週間「苦しみながら」も頑張って、弾いてくるんです。
ゆう君は「曲を抜かしたくない」という気持ちと、もう一つ「絶対に一回で丸にしたい」という気持ちが強かったです。
そして、「3」に入って「波」に乗ってきて、「4」に入った今も同じようなペースでしてます。
今は前のように「う~~~ん」という顔を殆どしなくなりました(^^)/
「自信」が付いたんだと思います。
それは「自ら」の努力で手にした「自信」です。
今は、「バスティン」に「アドヴェンチャー」もプラスしてます。
ゆう君は「アドヴェンチャー」は「大のお気に入り」で、CDに合わせていつもノリノリ♪で弾いています。
「諦めないでやる」私はゆう君にこの事を教えてもらいました。
ただ、このやりかたは「どの子」にも「合う」とは限りません。全員違います。
生徒さん「一人一人」の「良さ」と「個性」を引き出せ、生徒さんが「楽しい」と思えるレッスンを今日もします(^^♪