おはようございます。
さいたま市南区にあるピアノ教室の「カナリア音楽教室」の増田玲子です。
「楽しいレッスン」「笑顔のレッスン」「元気の出るレッスン」にプ・ラ・ス
「みんなが上手になるレッスン」を目標に頑張っています。
本日の「カナリア日記」もよろしくお願いいたします。
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「ゆっくり弾く」をテーマにこの所、何回か書かせて頂いてます。
昨日紹介した、男の子の他にも、もう一人 「超ゆっくり弾ける」子がいます。
年中の女の子です。
正確に言うと、「未だ普通の速さで弾けない」「ゆっくりでしか弾けない」のですが
この子はいつも「40」くらいのテンポ で弾きます。
「40」というのは、普通の子の、二部音符を四分音符の速さで弾いてる、という感じです。
メトロノームを使用しなくても、 最後迄速さは狂いません。
「音楽」として十分に成り立っています。
「音」も綺麗ですし何より「歌心」があります。いつも感動して聞いてます。
この子が「普通の速さで弾けるようになった時」
どんなに演奏になるか、素晴らしい演奏を聴かせてくれる、と、今から楽しみにしてます。
中々「ゆっくり弾けない子」もいます。
1回目の時にも書きましたが、そうゆう子にゆっくり弾かせると
何の曲を弾いてるか判りません。
要するに、「おたまじゃくし」を一つ一つ弾いてるだけであって、音が繋がってないからです。
多分本人にも「その音」しか見えてないのだと思います。
平仮名の練習をする時「あ・い・う・え・お」 と一つずつ書いて行きますが
それは、「一つの文字」を順番に書いているのであって、「文章」にはなってません。
それと、同じような感じです。
通常のレッスンでは、譜読み(指番号)→止まらないで弾ける→フレーズ・・・・
という順番で曲をさらっていきますが
そうゆう子には、譜読みの段階で「フレーズ」も同時に指導します。
「スラー」の書いてあるテキストも多いです。
只、「スラー」と「フレーズ」は違います。二人に一緒に「フレーズ」を考えます。
「この印の間は、絶対に音を切っちゃ駄目よ」と言います。
そのように指示すると弾けます。超スローでも弾けます。曲になります。
その事をいつも自分で発見出来るように指導していきたいです。
今、教室では「7つの音」の復習として、「一音聴音」をしてます。
ピアノで「一音」だけ弾いて、何の音か答えさせるというものですが
殆どの子が間違いなく言えます。
でも、「殆ど判らなかった」子がいました。
「ド」は答えられましたが「レ」でもうつまずいてしまいました。
この生徒さんは、「譜読み」が苦手です。
「譜読みの弱い理由」はここにもあったようです。
意外な落とし穴だと思いました。
以前から「聴音」は弱かったのですが、前より、出来なくなってた事に驚きました。
今後の指導法をしっかり見直します!
定期的に「チェック」をする事はとても大切だと思います。
今月は「7つの音」です。
「7つの音が」言えて、書けて、弾けて、あてられる、という内容です。
年齢・レベルに関係なく、このチェクは全員にします。
出来る子は「1分」もあれば出来る内容です。
「出来て良かった」とお互い安心します
ちょっとつまずいた子、正解でも回答に時間のかかった子は「宿題」にします。
聴音の苦手な生徒さんは「ド」と「レ」だけでも、毎日お家でして下さい。
お母さんが弾いてあげて下さい。10秒あれば出来ます。
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