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さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。
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生徒さんが、合唱祭で初めての伴奏をしました。
「先生、伴奏のオーデションを受けたいです!」
と言って楽譜を持ってきた時は嬉しかったです。
どちらかと言うと控えめな生徒さんだったからです。
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それから一生懸命練習しました・・・が、残念ながら結果は補欠でした。
しかし、本人は「やりきった感」があり、「来年も頑張ります!」と言ってたのでホッとしました。
音楽の先生からは「補欠でも練習しておくように」と言われたそうで、まじなその子は、きちんと練習をしてました。
只、多分・・・出番はないだろうと思ってました。
ところが・・・
☆
昨日レッスンに来た時「先生、合唱祭終わりました」というので、「伴奏、来年も頑張ろうね」と言ったら
「いえ、弾きました」と言いました。
えっ?!
な、なんと、選ばれたお子さんが、当日、それも会場に向かう途中で具合が悪くなり、補欠の出番がやって来たのです。
その子は「ちょっと間違えたけど、弾けました」と嬉しそうに言ってました。
☆
ま・さ・か、ですよね。
朝、選ばれた子が学校に来てる姿を見た時は、もしかした、ほんのちょっと残念に思ったかもしれません。逆にホッとしたかもしれません。
それがいきなりの「ピンチヒッター」でさぞかしドキドキしたことでしょう。
そして、その日のレッスンがはじまって・・・
・・・変わってる・・・変わってました。「音」が「演奏」が、変わってました。
今までも、そうです。
伴奏に選ばれ、その務めを果たした子は明らかに演奏が替わります。
だから、私は、生徒さん達にはオーデションを受ける事を勧めています。
来年は何人の生徒さんが挑戦してくれるかな?
今から楽しみにしています。