カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

4歳児、「一人レッスン」の成功例。お母さんの見学が無い方が上手く行きます。

2013年05月10日 | 「レッスン日記」


半年間、「右手」だけで弾いていたひーちゃん。

「左手もやってみよう」と言っても頑なに弾かなかったひーちゃん。

発表会も「右手」だけで弾いたひーちゃん。

そのひーちゃんが、ついに「左手」で弾いてくれました。

そして、更に、両手でも弾いてくれました。

発表会の後の最初のレッスンの時です。


発表会も、もしかしたら一人ではひけないかな?と心配してました。
メロディーだけでは淋しいので、連弾にしたいと思いましたが
連弾はやだ、一人で弾く、と言いました。

そして、立派に一人で「2曲」弾きました。
右手だけの演奏でしたが、とても力強い、良い「音色」で弾けました。

舞台袖に戻る時は、ニコニコ笑顔でスキップしながら戻ってきました。

そのひーちゃんが、ついに、左手と両手で弾いてくれました。





左手も、両手奏もとてもしっかりした演奏でした。


ひーちゃんが、左手で弾くのを拒み続けたのは、何か理由があると思います。
「我がままな子」ではなく、おっとりして、物静かなとても良い子です。
そんな子が絶対弾かなかったのは、それなりに訳があったのだと思います。


だから、私は決して「強要」しませんでした。
「その時」を待ってました。

そして、ついに「その時が来た!」と思いました。


何より有難かったのは、お母様の対応です。
テキストが殆ど進まなくても、「黙って」見守って下さってました。


年少の頃から、レッスンはずっと「一人」で寄こしてくれました。
ですから、「お母さんのペース」ではなく
「私とひーちゃんのペース」でレッスンが進められました。



お母様がいつもレッスンに一緒でしたら、多分こうはならなかったと思います。

指導者は「待てます」
でも
お母様達は「待てません」



発表会の時、客席で、ハンカチで目頭を押さえてるひーちゃんのママの姿が目にとまりました。
本当に立派に弾けて良かったと思います。


幼児であっても「一対一」のレッスンが良い
と、改めて確信しました。



お母さんの見学可能の目安です。

入会後

年少は3ヵ月
年中は2ヵ月
年長は1ヵ月
小学生は最初から一人。


これで十分だと思います。
その方が絶対にお子さんは伸びる、と思います。



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