KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

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“黒い家畜”は生きている?

2009年07月11日 | マラソン事件簿
部屋の掃除をしていて、久しぶりに1冊の本を見つけ出した。本とは言っても、もはやページはバラバラになった、ボロボロの紙束である。 朝日新聞社が発刊していた、大判のビジュアル誌「アサヒグラフ」のメキシコ五輪特集号である。'68年の同大会の当時僕は7歳だったから、記憶もあいまいである。むしろ後になって、母親が買っていたこの本を読み返すことで、かすかな記憶を増幅させていたのだった。 この大会で、日本は . . . 本文を読む